>>330
ステルスは完璧なものではない
レーダー電波の波長によっては探知可能だから遠からずそういうレーダーは実用化されるだろう
(Su-57は主翼前縁部にその手の長波長を使ったステルス破りレーダーを搭載するという話もあったが真偽のほどは知らない)

それ以前の問題として、軍事においてずっと通用し続ける装置や手段は存在した試しがない
だからある手段が強力だからといってそれに全面的に頼ってしまうとその手段が陳腐化・無力化された瞬間に兵器として無価値になる
だからその時点で万能に見える手段があろうとも、それ一つに頼り切らずに様々な代替手段を持っておくことが重要
それはステルスについても同じこと


何よりも、ステルス戦闘機からレーダーを撤去することの最大の問題点は次だ

我が方のステルス戦闘機がレーダーを搭載しなくなれば
敵は配備コストが安くステルス性の為の機体形状の制約がないが故により優れた空力的形状の非ステルス戦闘機を大量配備できる
この非ステルス戦闘機は敵のステルス戦闘機よりも空戦機動や航続性能に関してはずっと優れている、何しろステルス性など考えず空力的に最適な設計が可能だからだ

つまり我が方のステルス戦闘機が「相手がステルスならレーダーは使えずデッドウェイトになる」という理由でレーダーを搭載しなければ
敵はより安いコストでより航続距離が長くより空戦性能に優れているという意味でステルス戦闘機よりも強力な非ステルス戦闘機をより大量に配備できて
我が方は窮地に追い込まれるということだ

ましてそれらの敵戦闘機がステルス破りレーダーを搭載すれば相手を探知する距離においても電子光学的な手段しか持たない我が方のステルス戦闘機を上回り我が方を先に捕捉して攻撃できることになる