タウルスM66
近年に軍用拳銃として活躍したリボルバー

月刊GUN1994年8月号
【ユーゴスラビア紛争の小火器@〈ピストル編〉】59頁
特集記事本分にはその解説は無く、3枚のスチル写真のキャプションに説明がある。

ユーゴスラビア内戦で発見された、クロアチア軍の使用したブラジル製トーラスM66リボルバー。

旧ユーゴスラビアが解体すると、銃器の製造工場は、ほとんどがセルビアに集中した。
その結果、新たに独立国となったクロアチアなどは、兵器の供給を海外に求めた。
このブラジル製トーラス・リボルバーも、その様な背景で輸入されたものだ。

クロアチア軍で使用された、ブラジル製トーラスM66のグリップに、填め込まれたクロアチアの国章。
※ http://www.soldiermod.com/volume-6/images/articles/programmes/c41.jpg ←(こんな感じの)
この国章は、第二次大戦以前に使用されていたものと同じだ。