>>188
> F-35の後継は、制空仕様および戦闘攻撃機仕様の2つ開発費を睨んでるのでは?
> 防衛省のF-3の将来像や、先日のF9エンジンから察するにFI機を目指しるのは明らか。

F-35の後継の開発は2050年以降、つまり今世紀後半になるまで必要ないので、現時点でその議論は不要というか
その時代に実用化し得る戦闘機技術や戦闘機のコンセプトがどういうものになるか現時点では詰め切れないから
F-35の後継を現時点で議論するのは余りにも早計。
まあ第6世代とか無人戦闘機とかはF-3でなくF-35後継の時代だろうね。

> しかし実際にはF-2の後継も必要とされている。だとしたら四発もの対艦ミサイルを抱えられるような機体でなければならない。

要撃(FI)任務を背負ってきたF-4EJの後継選びが「F-22が欲しい」、「だめだめ、絶対だめ」という混乱で対地・対艦攻撃(FS)任務に適したF-35になってしまったために
「F-2の後継」という言葉は曖昧というか両義的になってしまったので、その両義性に起因する議論の混乱を避けるために
「F-2の後継」に関する議論は、「F-2の任務上の後継」と「F-2の時期的な(交代で配備されるべき)後継」という2つの言葉に分けて進めるべきだ。

まず
●F-2の任務上の後継
これについてはFI機であったF-4EJの時期的な後継機として配備が始まっているFS機のF-35が担えば良いのであって
そういう意味ではF-4EJが引退してその代わりにF-35の配備が進むと、FI機が不足しFS機は本来の予定戦力よりも過剰になることになるが
これはF-22に関する混乱の結果なので今となっては已むを得ない事態であり、不足数がどんどん大きくなるFI機を埋めるべき
次期F-X(これがF-3)の早急な開発・配備が求められている

●F-2の時期的な後継
これが次期F-XつまりF-3、だが以上で見た通りF-2のFS任務はF-35が受け継ぐ、対艦ミサイルの搭載数やそれらが内装可能になるか否かは
F-35Aの進化具合に左右されることになるが、日本がJSF開発の参加国でない以上、F-35の進化に関しての発言力は極めて限られたものになるだろう


という訳で、F-3は任務上ではF-4EJの後継であり、配備時期ではF-2と交代するF-2の後継ということになる

「F-2の後継」という言葉やF-3戦闘機の両義性を正しく切り分けて議論しないと混乱の元になる