「自衛隊はまず『盾』の役割を十分に果たせ」立憲民主党の福山哲郎幹事長に聞く
https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/082800235/100400009/?P=5

福山:関連してF-X(次期戦闘機)については、日本の主力企業が中心となって、海外と
共同開発するのが現実的な解だと思います。

−−現行の支援戦闘機「F-2」の後継として、2030年をめどに導入することになって
いる次期戦闘機ですね。日本による独自開発、外国との共同開発、外国からの輸入の
3つの選択肢が想定されています。

福山:共同開発を考える理由は3つあります。1つはトランプ政権。貿易赤字を解消
する一環で米国製の購入を強く求める可能性があります。2つ目は、サイバー戦や電
子戦を考えた時、海外企業が持つ知見を生かすのが合理的であること。そして3つめ
は日本企業の技術力に対する懸念です。残念ながら日本の製造業の力が以前より落
ちている現実を直視する必要があります。