南雲忠一中将を再評価するスレ(天)

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2018/10/06(土) 19:59:08.69ID:2taPOa0z
南雲長官はもっと評価されるべき(36代目)

前スレ
[35代]南雲忠一中将を再評価するスレ(江)
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1530542607/
>>261〜飛龍はどこに居るかの章、>>569〜即時発進考察再びの章)

過去スレとテンプレはまとめwikiを参照されたし
admiralnagumo@ウィキ
http://www10.atwiki.jp/admiralnagumo

戦史検証が中心になるので、雑談は支隊スレへどうぞ
【飛越し着艦】本日の南雲部隊司令部 1AF【離着艦】
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1384660511/
2019/01/22(火) 00:36:39.58ID:OvOspMl/
まあアホ南雲の艦隊を屠るのに、アメリカ様は欠陥魚雷さえ使う必要は無かったんだけどね

ミッドウェー海域から最大船速で離脱しようとする最上三隅艦隊
それを発見したアメリカ潜水艦タンバー様だが、どう足掻いても追いつけるわけが無い
一計を案じたタンバー様はわざと急速浮上する
潜水艦が敵前で浮上するのは魚雷発射して攻撃する時しかない
それを見張りから伝えられた三隅艦長はパニックになってしまい、慌てて旋回する
そこへ突っ込む最上、衝突した瞬間二隻の重巡は海面から浮き上がったとも伝えられている
凄まじいまでの衝撃に床に叩きつけられ、首や背骨をへし折った乗員が多数いたとも

こうして一発も魚雷を発射せずに二隻の重巡洋艦を屠った米潜水艦タンバー様
なんと智者であることか
この記録は21世紀になっても破られることは無いであろう
354GF長官
垢版 |
2019/01/22(火) 00:37:57.96ID:NF67k1c9
>>352の続き

この文章だけでは、詳細は不明ですが、
深度調整機構というより、魚雷をまっすぐに進ませるための
ジャイロの問題かもしれません。

Mk14魚雷の欠陥は、深度調定装置だけではなく、
ジャイロにも問題があったようで、発射した魚雷がターンして、
自艦に命中したという笑い話?まで残っているほどですから。
2019/01/22(火) 01:46:40.80ID:HTpu+PNM
>>354
タングとタリビーの自爆は魚雷の改良が実施された後なのに?
356GF長官
垢版 |
2019/01/23(水) 00:13:41.47ID:jxHvXntU
>>355 これは失礼しました。
><031>三菱発動機小史について

両艦の名前しか見ていませんでしたが、
どちらも”自爆”したのは、1944年になってからなんですね。

お詫びして訂正をば
357GF長官
垢版 |
2019/01/23(水) 00:31:00.60ID:jxHvXntU
>>353 はっはっはっ、三隈と最上は、米潜水艦を
発見したから転舵したのではなくて、
旗艦から変針信号を受け取ったからですよ。

殿艦だった最上は、前続艦との距離をとりながら
転舵角を調整しつつ航行していたのですが、

実は前続艦と思っていたのは三隈ではなく、
先頭艦の旗艦熊野であり、全くの死角になっていた
右舷側から三隈が突っ込んできて衝突・・・という流れです。

なにしろ夜間航行中の話ですから、混乱も仕方あるまい。

それはさておき、書き込みありがとうございます。
そろそろ連投規制が心配になってきたところだったので。
358GF長官
垢版 |
2019/01/23(水) 00:33:07.47ID:jxHvXntU
>>354の続き

Mk14魚雷の構造は、資料を持たないのですが、
参考までに、九一式航空魚雷について
(『航空魚雷ノート』)p121
359GF長官
垢版 |
2019/01/23(水) 00:43:49.08ID:jxHvXntU
[九一式航空魚雷改三]

起爆装置 清水室 深度機 縦舵機
  ↓     ↓    ↓    ↓     △
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ┃    ┃┃┃ ■┃ ┃ ■      ┗
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 ↑  ↑    ↑     ↑        ▽
炸薬 気室  燃料室  機関室
360GF長官
垢版 |
2019/01/23(水) 00:46:37.86ID:jxHvXntU
>>359の続き

手抜きでスマソ

左側が頭部、右側が尾部、
▽△が舵、┗がスクリュー・・・のつもり
361名無し三等兵
垢版 |
2019/01/23(水) 21:28:59.48ID:vItESTOx
>>352
相当昔になんかの番組で見たけど91式航空魚雷には実物のジャイロが入っていたんだとな。
当時の各国の魚雷も同じようなものかな?
362GF長官
垢版 |
2019/01/23(水) 23:30:52.36ID:jxHvXntU
>>361 九一式の場合、空中での雷道安定にも使われています。>ジャイロ
他国の魚雷の資料があれば、読んでみたいですねぇ
363GF長官
垢版 |
2019/01/23(水) 23:50:06.84ID:jxHvXntU
>>360の続き

九一式航空魚雷(改二)の炸薬量は204kg
また酸素魚雷ではないので、前部の気室に
150気圧以上の高圧で、空気が充填されている。

その後方、魚雷の全長からみると中央付近に
「前部浮室」があり、
清水室、燃料室、深度機が設置されている。
364GF長官
垢版 |
2019/01/23(水) 23:52:01.23ID:jxHvXntU
>>363の続き

「深度機は、水圧を両して、魚雷が一定の水深
(調定深度)を保つよう横舵(水平舵)を操作する」
               (『航空魚雷ノート』)p120

この深度機の精度が、鍵を握っているわけですね。
365GF長官
垢版 |
2019/01/23(水) 23:53:41.72ID:jxHvXntU
>>364の続き

ちなみに、深度機については、

「補助発條(ばね)、これは深度板を一杯に押し上げ、
仰角25度傾けたるとき、揺錘(おもり)が中心となるように
調整すること」(p117)

Mk14魚雷は、このような調定機構に問題があったため、
馳走深度が不安定になったのかもしれません。
2019/01/24(木) 01:04:57.48ID:kJ0DPqz0
米軍53cm魚雷の不発対策にはアインシュタインも参加していたな。

魚雷の信管は磁気信管と触発信管の二種類を備えていたが目標に対して
直角に近い角度ほど不発率が高かったらしい。
367GF長官
垢版 |
2019/01/24(木) 23:02:59.90ID:4WsK0HpE
>>366 ありがとうございます。
まさかこんなところまで>アインシュタイン

信管の件は、日本の魚雷でも問題になりましたね。
こちらはむしろ早漏(ry・・・もとい、早発の方でしたが。
368sage
垢版 |
2019/01/24(木) 23:52:07.85ID:q72vLl0O
魚雷の起爆不良問題は初期のドイツ海軍(Uボート)でも大問題になった。
むしろ問題になった事の無い国があったのかと。
(日本は寧ろマシな方だったような気が)
2019/01/25(金) 19:53:17.25ID:OBz9jOxT
魚雷に関してはどの国も苦労していたようだが
開戦当初のアメリカの魚雷のポンコツぶりは知れば知るほど意外に感じてしまう
確かに魚雷大好きな日本に比べれば熱心じゃないのは仕方ないけど、アメリカの国力ならもっとましなもの作れたはずなのに
370名無し三等兵
垢版 |
2019/01/25(金) 21:36:52.25ID:B0aT6/Zk
>>368
第三次ソロモン海戦で早発した魚雷、スラバヤ沖海戦で問題になって対策したはずが
それでも早発したのが問題視されたよな。
敵艦に命中したとされてる魚雷(実際は誤認)以外でも早発が確認されたで。
371名無し三等兵
垢版 |
2019/01/25(金) 21:38:21.12ID:B0aT6/Zk
>>369
世界恐慌で海軍予算が削減されてた時期に実射テストしなかったんだっけ?
372GF長官
垢版 |
2019/01/26(土) 22:39:25.46ID:dsRF+/bl
>>368 そうでしたか。>Uボートでも
そもそも魚雷というのは、精密兵器なんですねぇ

>>369 そこが、今回の結論的なものと考えています。
レーダーやらVT信管やら排気タービンエンジンやら造れた
あの米帝様が、どうして魚雷くらいまともに造れないの?
と思っちゃうんですよね。

>>370 第三次ソロモン海戦は惜しかったですよね。
愛宕〜!!

>>371 そうでうね。実射テストが不足していたためと言われています。
373GF長官
垢版 |
2019/01/26(土) 22:50:58.31ID:dsRF+/bl
>>365の続き

もうひとつは、重心の問題です。

「さらに弾頭の爆薬量を最初の設計から増やして
いったことで重心がずれてしまい、それも深度の
狂いに拍車をかけた」
374GF長官
垢版 |
2019/01/26(土) 22:51:54.98ID:dsRF+/bl
>>373の続き

炸薬量が設計時より多くなって、重心が前に移動し、
自然に沈降しながら馳走するようになったようです。

つまり舵を水平にしても、魚雷がだんだん沈んでいくので、
駛走中に、こまめに上げ舵にして調整しなければならず、
魚雷の軌道が不安定になります。
375GF長官
垢版 |
2019/01/26(土) 22:52:58.63ID:dsRF+/bl
>>374の続き

この重心というのは、非常に重要で、
同じく三次元空間を移動する飛行機も、

旅客機などでは、離陸前に綿密に重心計算を行い、
場合によっては、乗客に座席の移動を依頼することもあるとか。
376GF長官
垢版 |
2019/01/26(土) 22:53:33.02ID:dsRF+/bl
>>375の続き

予科練ものの戦記では定番ですが、

最初は教官から、
「操縦方法が分からなくなったら、操縦桿から手を離せ」
と教えられます。
377GF長官
垢版 |
2019/01/26(土) 22:54:20.41ID:dsRF+/bl
>>376の続き

「教員に気付かれないように、そっと手足を離した。
なんと機は、ひとりで水平直線飛行をやっているではないか。

きわめて安定性の良い初練(三式初歩練習機)などは、
操縦が困難になった場合、むしろ手足をはなした方が
うまく飛ぶことに気づいた」
              (『サムライ零戦隊』島川正明/著)p57

海中で三次元航行する魚雷もまた、同様のことが言えます。
2019/01/26(土) 23:00:46.89ID:MbALed/F
P-40のパイロットはトリムタブの奴隷と揶揄されていた。

現代日本ではスマホの奴隷が多く見られるけどw
379名無し三等兵
垢版 |
2019/01/26(土) 23:25:27.18ID:R1hvxptW
結局、兵器は実戦で使ってみないと本当の性能は分からない、ということだよな。
日本製の武器を多く使っている自衛隊は、実戦で役に立つのかね?
380名無し三等兵
垢版 |
2019/01/27(日) 01:49:50.72ID:IV+KPfOT
>>378
トリムタブって何?どんな状態のこと?
2019/01/27(日) 17:47:42.42ID:yJO/+8CX
>>380
動翼に付いている小さな動翼(タブ)のこと

動翼を動かすと空気の流れでそれを戻そうとするのをタブを操作して緩和し操縦
しやすくする。
382名無し三等兵
垢版 |
2019/01/27(日) 21:17:59.12ID:IV+KPfOT
要するにまっすぐ飛ばないから頻繁にトリムタブを操作してやる必要があるってことかな?
383GF長官
垢版 |
2019/01/29(火) 00:19:04.72ID:vNKaQzPd
>>378 ははは・・・パイロットはお気の毒ですな。

>>379 特に魚雷は、日米共通して”高価な”兵器ですから、
そうそうテストも出来るもんじゃないしね。

>>380 トリムタブとは、飛行機で言うと、
方向舵の先端の一部分のことで、舵とは別個に動かすことができる。
2019/01/29(火) 00:25:02.55ID:KL20oAED
>>383
長官この場合のトリムタブはエレベータのことです。
385GF長官
垢版 |
2019/01/29(火) 00:26:09.27ID:vNKaQzPd
[トリムタブ]
            垂直尾翼
           ┏━┳━━┓
           ┃  ┃   ┃←方向舵(ラダー))
           ┃  ┃   ┃
           ┃  ┃   ┃
━━━━━━━┛   ┃ ┏┫
               ┃ ┃┃←トリムタブ
               ┃ ┗┫
               ┃   ┃
━━━━━━━━━━┻━━┛
386GF長官
垢版 |
2019/01/29(火) 00:31:59.10ID:vNKaQzPd
>>384 ありがとうございます。
まず、言葉の定義から言うと、トリムタブとは
方向舵に限定されるものではなく、

三舵、すなわちエルロン(補助翼)、ラダー(方向舵)、
エレベータ(昇降舵)のすべてについています。

今回はP-40の話なので、

>P-40は横滑りをおこす傾向あり、特に高速域ではフットバーを踏み続けている程に直進安定性が悪い
>「P-40のパイロットはトリムタブの奴隷」などとも言われた
>尾翼配置のおかげで射撃時の座りの良い中島製戦闘機とは対称的である
                       (一式戦闘機隼を語りまくるスレ>>795

を参考にしまして、方向舵を例に挙げた次第です。
387GF長官
垢版 |
2019/01/29(火) 00:44:24.23ID:vNKaQzPd
というわけで、話を戻しまして、
>>385は飛行機の尾部を真横から見た図です。

たいていの戦闘機は運動性を良くするために、
垂直尾翼の後ろ半分が方向舵となっていて、

操縦席の右フットバーを踏めば、舵は右に傾き、
左フットバーを踏めば、舵は左に傾きます。
388GF長官
垢版 |
2019/01/29(火) 00:45:21.45ID:vNKaQzPd
>>387の続き

通常空戦時以外の巡航状態ではまっすぐ飛びますから、
どちらのフットバーも踏まず、方向舵は中立状態ですが、

機体にはそれぞれクセがあるため、微妙にどちらかに
傾いてしまう。

そうなると搭乗員は、巡航中も直進状態を維持するために、
随時”当て舵”をしてやらねばならず、大きな負担となります。
389GF長官
垢版 |
2019/01/29(火) 00:47:10.17ID:vNKaQzPd
>>388の続き

車で言うと、ハンドルを切らずにまっすぐに保持しているのに、
ひとりでに曲がっていくようなもの。

そこでトリムタブの出番。

方向舵の一部に、長方形状に切り欠きが入っていて、
例えば、舵を中立にしても、機体が右に傾くクセがあるときは、
このトリムタブを少しだけ左に傾けてやります。
390GF長官
垢版 |
2019/01/29(火) 00:48:02.87ID:vNKaQzPd
>>398の続き

そうすると、お互いの力が打ち消し合って、機体は直進状態を
維持することができるというわけです。

P-40が「トリムタブの奴隷」と言われるのは、
特に直進安定性が悪いので、トリムタブをフル活用しないと
まともに飛行できないと言う皮肉ですね。→>>386
2019/01/29(火) 00:49:31.54ID:KL20oAED
>>386
なるほど私もF2A(常に操縦桿を引き気味としないと水平飛行できない)と混同
しておりました。
2019/01/29(火) 00:50:49.70ID:KL20oAED
>>390
そんな機体で空戦を行なっていたP-40パイロットは大したものです。
393GF長官
垢版 |
2019/01/29(火) 00:51:48.50ID:vNKaQzPd
>>390の続き

手元に大戦機のプラモデルがあれば、
尾翼の部分を見てください。

>>385の位置に、あるはずです。

もちろん1/48スケール程度では、
動かないですけどね
394GF長官
垢版 |
2019/01/30(水) 00:13:30.36ID:xFG08LqQ
>>391 やれやれ、敵さんの飛行機は欠陥機ばかりだな!

>>392 なるほど、それは言えるかも・・・てな
395GF長官
垢版 |
2019/01/30(水) 00:27:20.38ID:xFG08LqQ
>>377の続き

三次元空間である海中を走る魚雷もまた、
重心位置が重要であることは、言うまでもありません。

『航空魚雷ノート』には、そのものズバリ
「魚雷頭部の重心の取り方」という章があり、

「魚雷は円形断面の細長い形をしていて、
空中・水中を運動するため、重心を正しく定めておかないと、
計画通りの動きをしない」(p268)
396名無し三等兵
垢版 |
2019/01/30(水) 00:27:39.50ID:X0h52F02
>>394
そんなこと言ったら、P-51Dは胴体燃料タンクに燃料がある状態で空中戦やると
危険なのではなかったっけ?
最初はなかった場所にタンクを増設したからな。
397GF長官
垢版 |
2019/01/30(水) 00:32:28.80ID:xFG08LqQ
>>395の続き

詳細は省略しますが、工場での製造時に
二箇所に鉛を付けて、重心を調整しているようです。

魚雷の軸方向と、外周方向に、
それぞれバランスを取り、

また、頭部の炸薬部単体でいったん調整した後、
さらに完成してから、全体でも再度取るとか。
398GF長官
垢版 |
2019/02/01(金) 00:14:19.59ID:tWWMS//D
>>397の続き

この深度調定については、日本海軍は魚雷だけでなく、
潜水艦本体にも優れた装置を保有しており、

その名は、「自動懸吊装置」
399GF長官
垢版 |
2019/02/01(金) 00:17:22.08ID:tWWMS//D
>>398の続き

通常、潜水艦は艦内タンクの注排水により、
重力と浮力のつり合いを取って、一定の深度を維持している。

しかし、海中は変温層や潮流の関係で、必ずしも一様ではなく、
場所によって海水の状態大きく変化するので、
深度を一定に保つのは、それほど簡単なことではない。
400GF長官
垢版 |
2019/02/01(金) 00:19:50.46ID:tWWMS//D
>>399の続き

そこで航行中は、水平舵を操作しながら、調整している。
問題は海中で停止しているときです。

この場合、舵は利かないので、タンクの注排水による
つり合いに頼るしかないが、微妙な調整が必要とされ、
非常に神経を使う作業となります。
401GF長官
垢版 |
2019/02/03(日) 02:38:50.59ID:gu18JixK
>>400の続き

この課題を解決したのが、自動懸吊装置で、

機関を停止していても、注水用と排水用のそれぞれの
タンクが、艦外の水圧を感知して、自動的に調整し、
深度を維持する仕組み。
402GF長官
垢版 |
2019/02/03(日) 02:39:35.96ID:gu18JixK
<<401の続き

しかも、注排水ポンプを作動させることなく、
設定深度と実際の深度との水圧差を検知して
弁を開閉させて調整するというすぐれもの。

具体的には調定深度と2メートル以上の乖離が生じると、
自動的に作動し、復帰後に停止する仕組みで、
乗員が何か操作する必要はありません。
403GF長官
垢版 |
2019/02/03(日) 02:40:46.57ID:gu18JixK
??402の続き

特に潜水艦は、静粛性を重視され、機関を停止して、
無音で待機する場面も多いですから、

この自動懸吊装置のおかげで、敵駆逐艦の爆雷攻撃に対する
抗堪性が向上したとも言われています。

後にUボート先進国である友邦ドイツにも技術供与された
ようですから、その完成度の高さが分かりますね。
404GF長官
垢版 |
2019/02/05(火) 23:34:17.71ID:549tuxBP
>>403の続き

この画期的な装置を考案したのが、
友永英夫造船少佐(当時)で、

もともとは、東大工学部の船舶工学科を卒業した後、
造船士官として、潜水艦の設計に携わっていた。

その中で、昭和15年にこの自動懸吊装置を考案し、
その他にも「重油漏洩防止装置」を開発。

これは、燃料タンクが損傷した場合でも、流出を防ぐもので、
敵駆逐艦の爆雷攻撃を受けた際など、燃料の流出により、
自艦の位置が知られる危険を回避するものだった。
405GF長官
垢版 |
2019/02/05(火) 23:51:15.42ID:549tuxBP
>>404の続き

wikiにもありますが、潜水艦の艦長の中には、
「自分が生き延びることが出来たのは、自動懸吊装置のおかげ」

「友永さんの発明に助けられた艦長は、どれだけいるか
分からない」

などなど、絶讃されていますね。
406GF長官
垢版 |
2019/02/05(火) 23:52:48.87ID:549tuxBP
>>405の続き

酸素魚雷を開発した大八木静雄技師といい、
その国の得意とする分野には、
自然と優秀な技術者が集まってくるものなのかもしれません。
407GF長官
垢版 |
2019/02/07(木) 00:19:44.70ID:Hnp7u08u
>>406の続き

米魚雷の欠陥は、深度調定問題だけではない。

>及び起爆装置に重大な欠陥があったが、(>>335

モリソン博士が指摘する、起爆装置の話です。
408GF長官
垢版 |
2019/02/07(木) 00:21:36.20ID:Hnp7u08u
>>407の続き

これは信管の不良が原因となって、

せっかく魚雷が目標に命中しても不発に終わる
もしくは目標に命中する前に勝手に爆発してしまう

という、これまた大問題でした。
409GF長官
垢版 |
2019/02/07(木) 00:22:29.87ID:Hnp7u08u
>>408の続き

有名どころでは、「第三図南丸串刺し事件」

1943年7月、米潜水艦ティノサが
トラック沖で日本軍の油槽船第三図南丸を発見。

15本もの魚雷を発射し、13発が命中したものの、
なんとそのうち11本が不発という驚くべき結果でした。
410GF長官
垢版 |
2019/02/07(木) 00:23:22.20ID:Hnp7u08u
>>409の続き

航行不能に陥ったものの曳航されて、なんとかトラックに
帰投した第三図南丸の船腹には、多くの不発魚雷が突き刺さり、

”花魁丸”と呼ばれるほどだったとか。
411GF長官
垢版 |
2019/02/07(木) 21:16:31.83ID:Hnp7u08u
>>410の続き

信管にも色々種類がありますが、
代表的なのが触接信管。

文字通り、目標に当たったら爆発するものです。

魚雷頭部の先端に、爆発尖(ばくはつせん)と言われる
突起がついており、目標に命中すると、この突起が
内部に押し込まれて起爆する仕組み。
412GF長官
垢版 |
2019/02/07(木) 21:17:19.19ID:Hnp7u08u
>>411の続き

構造も単純で、信頼性も高く、広く使用されていましたが、
おおきな欠陥があった。

それは「命中角度が悪いと作動しない」
413GF長官
垢版 |
2019/02/07(木) 21:24:38.48ID:Hnp7u08u
[触接信管]

           ┗┓       
             ┃
             ┗┓
               ┃   船体
          ↑     ┗┓
    爆発尖 ■       ┃
          ■       ┗┓
        ┏┛┗┓      ┃
     ┏━┛   ┗━┓   ┗┓
     ┃         ┃     ┃
     ┃ 魚雷頭部  ┃     ┃
414GF長官
垢版 |
2019/02/07(木) 21:31:43.99ID:Hnp7u08u
>>413の続き

ちょっと分かりにくいですが・・・

上図のように、魚雷が船体に対して浅い角度で
命中すると、爆発尖よりも、先に魚雷頭部が接触して、
爆発しないまま、はじかれて、魚雷頭部が破壊し、
不発となってしまうのです。

せっかく危険をおかして発射した魚雷が命中しても、
信管のせいで不発に終わってはもったいないですよね。
415GF長官
垢版 |
2019/02/07(木) 21:35:44.06ID:Hnp7u08u
明日から、所用で上京するためお休みです。

インフルエンザが大流行しているようですが、
うちの職場では、まだ発生していません。

毎年、誰かがかかっているのですが・・・
このまま春を迎えたいものです。

次回は土曜日に
それでは ノシ
2019/02/07(木) 23:02:50.38ID:24r/9FP8
>>414
ところが魚雷の不発は船体に対して直角また直角に近い角度で命中したときの
ほうが多かった。
417GF長官
垢版 |
2019/02/09(土) 19:07:49.86ID:/wHMAl3k
>>416 ありがとうございます。そうだったのか、
衝撃が大きすぎて、起爆前に信管そのものが破壊されるから?
418GF長官
垢版 |
2019/02/09(土) 19:13:44.77ID:/wHMAl3k
>>414の続き

そこで、日本海軍が使用していたのが、慣性式の信管で

触接式が先端に付いているのとは異なり、
魚雷の頭部に、推進軸に対して垂直方向に設置されています。
419GF長官
垢版 |
2019/02/09(土) 19:20:03.49ID:/wHMAl3k
[慣性式信管]

       ↓慣性式信管
  ┏━━┳┳━━━━┳━━━━━━
  ┃   ┃┃      ┃
┏┛   ┃ ┃      ┃
┃ 炸薬 ┃┃ 炸薬  ┃
┗┓   ┃ ┃      ┃
  ┃   ┃┃      ┃
  ┗━━┻┻━━━━┻━━━━━━
 ←──魚雷頭部──→
420GF長官
垢版 |
2019/02/09(土) 19:27:12.64ID:/wHMAl3k
>>419の続き

上図のように、魚雷頭部の炸薬が詰まっているところに
縦に埋め込むように、設置されていました。

この構造は、航空魚雷でも同じだったようで、

「起爆装置は、魚雷が一定距離を駛走後に、安全装置が解け、
命中時のショックで、中の慣性体が移動して爆発する。
頭部を20ミリ機銃で貫通しても、爆発しないことが、
実験で確認されている」      (『航空魚雷ノート』)p120

こちらの信管も、信頼性は高かったようですね。
421名無し三等兵
垢版 |
2019/02/09(土) 21:26:57.95ID:N85QcEhd
>>401
なんでこういう優れたアイデアを実用化しているのに
騒音対策に無神経で訪独潜水艦が独海軍から 騒音が激しく容易にソナーに捉えられると言われるんだ?
422GF長官
垢版 |
2019/02/10(日) 17:16:00.11ID:GkVAAfBn
>>421 そうですよね。
この自動懸吊装置にしても、注排水音が結構大きかったという
話もあるそうです。

基礎研究分野の技術力の差かなぁ
2019/02/10(日) 23:29:36.18ID:8dGeiZsy
>>422
注排水音が大きいのは致命的で使わない艦長も多かった

発射管注水音もそうだが水洗トイレを流すような音だったらしい。
2019/02/13(水) 19:52:11.86ID:WutheLuP
そう言えば現代でもお隣の海軍さんじゃ水上艦、潜水艦ともに
振動や騒音が大きな問題になってる話が伝わってくるな。
425GF長官
垢版 |
2019/02/14(木) 00:25:15.91ID:RrkrHMik
>>423 じょぼじょぼじょぼ・・・
意味ないじゃん!

>>424 昔は騒音と言えば、ソ連の潜水艦でしたが・・・
「ロシア人の屁の音まで、聞き逃しませんぜ!」
426GF長官
垢版 |
2019/02/14(木) 00:27:25.61ID:RrkrHMik
>>420の続き

この慣性式信管も、構造は簡単です。

筒状の電極の中に、先に球がついたバネが
入っているだけ。
427GF長官
垢版 |
2019/02/14(木) 00:33:36.35ID:RrkrHMik
[慣性式信管]

    筒状電極
   ┏━━━━┓
   ┃      ┃
   ┃ 電極  ┃
   ┃  ●   ┃
   ┃  │   ┃
   ┃ <    ┃
   ┃  >バ ┃
   ┃ < ネ ┃
   ┃  >  ┃
   ┃ <   ┃
   ┃  >  ┃
 ━┻━━┻━┻━
428GF長官
垢版 |
2019/02/14(木) 00:46:19.99ID:RrkrHMik
>>427の続き

高校の物理の授業で、
「ニュートンの運動第一法則」というものを
勉強したと思いますが、

いわゆる、「慣性の法則」と言われるもので、
外力が加わらない限り、止まっているものは止まり続ける、
動いているものは動き続ける。
429GF長官
垢版 |
2019/02/14(木) 00:48:04.57ID:RrkrHMik
>>428の続き

ちょうど電車に乗っているときに、減速すると、
身体が前方に倒れることから、体感できます。

この慣性の法則を利用したのが、慣性式信管。

上図の通り、魚雷が等速直線運動を続けているときは、
バネが中立状態なので、球状電極はどこにも触れない。
430GF長官
垢版 |
2019/02/14(木) 00:49:28.20ID:RrkrHMik
>>429の続き

ところが、目標に命中すると、慣性の法則により、
バネの先についた球状の電極が、前方に倒れ、
筒状電極に接触した瞬間に、通電して起爆する仕組み。

触接式信管と違って、外側の電極が円筒状なので、
前後左右どの方向に加速度が作用しても、
中の球状電極が、その方向に動いて作動するというところ。
431GF長官
垢版 |
2019/02/14(木) 00:50:46.99ID:RrkrHMik
>>430の続き

だから、浅い角度で命中しようが、垂直に当たろうが、
不発にはならないという理屈です。

ただしこれ、安全装置が万全じゃないと、
魚雷発射時のGで爆発してしまいそうで
怖いですよね。
2019/02/14(木) 00:58:07.09ID:tbvAWFNf
>>431
魚雷は一定の距離(駛走距離)を進まないと安全装置が解除されないようになって
います。
433GF長官
垢版 |
2019/02/16(土) 00:43:08.06ID:Fl12xVPp
>>432 そうですね。→>>420
たぶん発射してスクリューが〇〇回転しないと解除されない
仕組みになっていて、

それまでは、電気回路が遮断されており、
仮に魚雷装填作業中に、どこかにぶつけたりして、
信管内の球電極が動いて、外側の円筒電極に
触れてしまったとしても、作動しないような構造に
なっているとは思うのですが、

その回路の絶縁が甘かったりして、
短絡なんかしたりすると・・・恐ろしいですね。
434GF長官
垢版 |
2019/02/16(土) 01:01:15.07ID:Fl12xVPp
>>431の続き

さて、日本海軍の魚雷については、性能面や
運用面でも、信頼性は高かったようですが、

一方の米海軍の魚雷は、問題だらけだった。

米潜水艦搭載のMk14魚雷は、先に紹介した
触接式信管(>>411)と、磁気信管を併用していましたが、
後者の方が欠陥品でした。
435GF長官
垢版 |
2019/02/16(土) 01:03:21.83ID:Fl12xVPp
>>434の続き

まず、磁気信管というのは、その名の通り、
周囲の磁気を感知して作動する信管ですが、

何の磁気に反応するかといえば、
船の船体に使用されている鋼板の発する磁気で、

機雷にも磁気反応式がありますが、
それも同じ理屈。
だから、当時の掃海艇は木造船が多かった。
436GF長官
垢版 |
2019/02/16(土) 01:10:18.00ID:Fl12xVPp
>>435の続き

どうやら戦間期から、ステンレス鋼はあったようですが、
強度や加工性の問題かな。

木造の戦艦があったら、それこそ帆船時代に
巻き戻りですね。
437GF長官
垢版 |
2019/02/16(土) 20:59:20.29ID:Fl12xVPp
>>435の続き

実は、水中爆発の威力は、想像を絶するもので、

例えば、船が沈む時に、搭載していた爆雷などが
海中で爆発すると、付近を泳いでいる乗員には
内臓破裂するほどの衝撃が伝わるとか。

戦記などでは、立ち泳ぎの態勢だと、
その衝撃波の影響を直接受けてしまうので、

海面と平行に、ちょうどラッコのように、
寝そべる形だと、うまく避けることができると
書いてありますね。
438GF長官
垢版 |
2019/02/16(土) 21:00:39.53ID:Fl12xVPp
>>437の続き

磁気信管は、これをうまく利用して、
魚雷が目標の通過するときに爆発させ、
その衝撃波の威力によって、キールを
へし折ってしまおうというものです。

通常の触接信管魚雷は、目標の舷側に命中し、
爆発で開いた破口から海水を浸水させ、
敵艦の浮力を失わせ、転覆→沈没を狙うという
間接的な攻撃方法であるのに対し、

磁気信管は、直接的で強力な手段であることが分かります。
439GF長官
垢版 |
2019/02/16(土) 21:01:34.68ID:Fl12xVPp
>>438の続き

当然ながら、潜水艦の艦長がこの魚雷を使用するときは、
目標の艦底を通過するように深度を設定するわけで、

もし信管が作動しない場合、魚雷は敵艦の下を通過するだけ
という、悲しい現実が待っています。
440名無し三等兵
垢版 |
2019/02/17(日) 11:31:44.28ID:kuaYRR5y
磁気反応式じゃなくて小型を凧を引いて走るような艦底起爆の航空魚雷もあったような。
2019/02/17(日) 16:37:42.22ID:Pa4sz8rt
>>440
日本海軍が採用したやつだっけ?
442GF長官
垢版 |
2019/02/20(水) 00:00:48.01ID:Bdq2qyGn
>>440-441 三式爆発尖ですね。
これは日本海軍の九一式航空魚雷に使用されたもので、

磁気信管を用いず、触接式の艦底起爆装置と言えます。
443GF長官
垢版 |
2019/02/20(水) 00:06:05.09ID:Bdq2qyGn
[三式爆発尖]

       ┏━┓
     ┏┻━━┻┓
〜〜〜┃       ┃〜〜〜〜〜〜〜〜〜
     ┃      ┃    ▲←三式爆発尖
      ┗━━━┛   ┌┘
               ┌┘
             ←■■■━魚雷
2019/02/20(水) 00:25:52.40ID:gWXAJXq9
>>442
台湾沖航空戦で使用したんだっけ?
445GF長官
垢版 |
2019/02/20(水) 00:35:49.68ID:Bdq2qyGn
>>443の続き

上図のように、海中を進む魚雷から、斜め後方に向かって
ちょうど凧を上げるような形で、爆発尖を曳航する。

爆発尖が目標の舷側に命中すると、曳航索が外れ、
ちょうど艦底の下にいる魚雷本体が爆発するという仕組みです

また、魚雷本体の信管も生きているので、
本体が命中しても当然爆発します。
446GF長官
垢版 |
2019/02/20(水) 00:40:01.01ID:Bdq2qyGn
>>444 wikiによると、台湾沖航空戦で使用されたようですね。
命中前に自爆してうまくいかなかったようですが・・・
2019/02/20(水) 01:03:19.00ID:gWXAJXq9
>>446
バルチモア級のキャンベラを一発で航行不能にしていなかったっけ?
損傷したキャンベラの写真を見るとキールが折れてるように見える。
他にヒューストンも航行不能になってるけど三式爆発尖装備なのかは判らない。
448GF長官
垢版 |
2019/02/20(水) 23:47:25.36ID:Bdq2qyGn
>>447 ありがとうございます。知らんかった。
でも、キールが折れてよく復帰できましたねぇ>キャンベラ
449GF長官
垢版 |
2019/02/21(木) 00:16:36.10ID:87kw3S2W
>>439の続き

先に紹介した、構造が簡素で信頼性の高い
触接式や慣性式の信管とは異なり、

この磁気式信管は、もともと技術的に難しく、
本家Uボートを擁する独海軍でも、磁気魚雷G7を
使用していましたが、

高緯度地方では、地磁気の影響で自爆しやすい、
艦底から離れ過ぎたところを通過すると、
起爆に必要な磁力が得られず、不発になるなど、
苦労しています。
450GF長官
垢版 |
2019/02/21(木) 00:17:51.85ID:87kw3S2W
>>449の続き

スカパフローに進入して、英戦艦ロイヤル・オークを
沈めたことで有名なU-47のプリン艦長も、

その半年後に、ノルウェー海域で作戦行動したときは、
輸送船に向けて放った魚雷はすべて不発となり、
英戦艦ウオースパイトに向けて発射した魚雷も外れ、

更に別の船団を発見するも、自艦の魚雷に対する
信頼を失ったことから、攻撃を断念。
「”木銃”で戦争ができるか!」と憤ったという話も
残っているくらいです。
451GF長官
垢版 |
2019/02/21(木) 00:18:52.99ID:87kw3S2W
>>450の続き

また、U-56のツアーン艦長は、英戦艦ネルソンに対して
3本の魚雷を命中させたものの、すべて不発に終わり、
精神的に不安定となり、潜水艦から降ろされたとか。

これらすべての原因が、磁気信管にあったとは言えませんが、
ついに海軍当局から、磁気魚雷の使用中止の通達が出る
事態となってしまった。
452名無し三等兵
垢版 |
2019/02/21(木) 00:43:46.62ID:TBStxvMo
日本海軍の水上艦魚雷の早発や不発問題は最終的に解消されたっけ?

スラバヤで問題になって対策したにもかかわらず
第三次ソロモンでもやはり不発をおこしたから。
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