筑摩1号機がドーントレスと交戦した話の出典がまとめでは「空母ヨークタウン」ではないかとあるが、海原会の機関紙「予科練」では複数回に分かれてミッドウェー海戦の座談会が掲載されていて、
444号ではそこで秦氏が黒田飛行長からドーントレスと空戦して互いに分かれたと聞いたと書いてあるので、秦氏の出典はそこからだろうか?
他の号の座談会に出席している搭乗員の証言では予令で兵装換装を飛行甲板上で始めたとあるのだが、注釈で搭乗員側の記憶がさだかではなくパネラー側との意見の食い違いが多いので一部省略したと書いてあるのが気になる…。
半藤氏はニミッツ司令がスプルーアンス少将に「空母がいなかったら大和を攻撃せよ。空母の後方300海里あたりに続いているはず。」と言ったとの話を紹介しているが情報源が気になる。米軍は山本長官の主力部隊の出撃に関しては見落としていたような。
山口少将が米空母がいると判断した理由は襲来機にTBFがいたことだったのか。