山口少将が空母がいると判断した理由についてTBFによるものとの話は田村掌航海長の証言で、
山口少将が5月25日の図演で米艦隊を出撃させるためにジョンストン島攻撃を進言(この時点では米艦隊は待ち伏せておらず、ミッドウェー攻略だけでは米艦隊を誘い出すのは不十分と判断した?)していることや、
飛龍が敵空母らしき電波を傍受したけどなんらかの理由で山口少将らには伝わらなかったとの話があることなどを考えると、
TBFによるものかなと思うけど、ミッドウェー島から来た可能性は考慮したのだろうかとも思う。
ウェーク島などで艦載機の陸上運用があることは知っていると思うし、200海里以内に米空母がいるとすれば、索敵機から報告が無いのはどう判断したのだろう。

証言は貴重な情報だけど、記録と食い違う情報が本当なのか記憶違いなのか判断が難しい…。
第七戦隊の話だと、鈴谷が反転して救援に向かったという証言があるようだが、他の記録では確認ができないのは気になる。