南雲忠一中将を再評価するスレ(天)

レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
2018/10/06(土) 19:59:08.69ID:2taPOa0z
南雲長官はもっと評価されるべき(36代目)

前スレ
[35代]南雲忠一中将を再評価するスレ(江)
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1530542607/
>>261〜飛龍はどこに居るかの章、>>569〜即時発進考察再びの章)

過去スレとテンプレはまとめwikiを参照されたし
admiralnagumo@ウィキ
http://www10.atwiki.jp/admiralnagumo

戦史検証が中心になるので、雑談は支隊スレへどうぞ
【飛越し着艦】本日の南雲部隊司令部 1AF【離着艦】
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1384660511/
813GF長官
垢版 |
2019/06/14(金) 00:35:03.09ID:IM6UPAbM
>>812の続き

呼出符号などではなく、”電鍵の叩き方”から
特定されたというのは、なんとも不思議な話に
聞こえてしまいますが、

この赤城の通信士は、
”足で蹴とばすように”激しく電鍵を叩く癖があり、
アメリカ側からでも容易に識別できたようです。
814GF長官
垢版 |
2019/06/15(土) 21:52:59.01ID:pcYEXuVt
>>813の続き

電鍵の叩き方で、分かるものなのか?
と思うかもしれませんが、

我々でも、会議室で待っているときなどに、
廊下の足音で、次に誰が入って来るか
分かることがありますよね。

もちろん全員を一致させることは難しいですが、
二人か三人か、特徴的な足音の人があるものです。
815GF長官
垢版 |
2019/06/15(土) 21:54:11.01ID:pcYEXuVt
>>814の続き

同じように、赤城の通信士も、
米海軍の通信関係者の間では有名で、
「またあいつか」と噂されていたのでしょう。

余談ながら、真珠湾攻撃のとき、
機動部隊の企図秘匿のため、
各空母の通信士を船から降ろし、
内地で偽電作戦に従事させたと聞きます。

この”足で蹴とばすような”電文が、日本本土近海から
頻繁に発信されていれば、
アメリカ側も「日本空母部隊は演習でもしてるんだろう」
とあざむくことが出来るというわけですね。
816GF長官
垢版 |
2019/06/18(火) 00:29:56.99ID:yiyNL/Ki
>>815の続き

このような通信諜報は、当然ながら
戦闘が始まる前から常時行われているのですが、

作戦前は原則無線封止なので、
そうそう受信できるものではありません
 
817GF長官
垢版 |
2019/06/18(火) 00:30:37.04ID:yiyNL/Ki
>>816の続き

・・・と言いたいところですが、
南雲機動部隊は、6月3日、すなわち
ミッドウェー島空襲の2日前に電波を出してしまっている。

それが霧中変針の時のことです。
818名無し三等兵
垢版 |
2019/06/18(火) 00:53:02.05ID:4+IqKyJ8
>>817
それアメリカ側に探知されてたっけ?
819名無し三等兵
垢版 |
2019/06/18(火) 02:12:43.92ID:XfDASzyP
@ウィキ、米海軍編制ページにあるミッチャーの階級が間違っていますよ。
下のアメリカ海軍公式サイトのBiographyに、ミッドウェー海戦が発生する前の
5月31日で少将になったと書かれています。
https://www.history.navy.mil/content/history/nhhc/research/library/research-guides/modern-biographical-files-ndl/modern-bios-m/mitscher-marc-a.html
820GF長官
垢版 |
2019/06/19(水) 01:30:12.15ID:E3gA0kQ2
>>818 記録上は探知されてないことになっていますが、
300浬後方の大和では傍受されたみたいだし、ほんとかな?

>>819 ありがとうございます。修正しました。
>ミッチャー少将

一応冒頭に書いてある通り、モリソン戦史に従っていますが、
フレッチャー少将の伝記(洋書)を確認したら、

but also soon to step up to rear admiral.
(その後すぐに少将に昇進した)
『Black shoe carrier admiral』John Lundstrom(p230)

とあったので、たぶんこのことですね。

艦長が昇進に浮かれてたから、幕僚も航空隊も
失態を繰り返したのかな
821GF長官
垢版 |
2019/06/20(木) 01:11:50.36ID:sdGse5r0
>>817の続き

南雲機動部隊は出撃以来、まっすぐミッドウェー島へは
向かわずに、針路上は北東のアリューシャン方面へと
進んでいた。

これは真珠湾攻撃の時と同じく、早い段階で敵に企図を
察知されないための欺瞞針路で、

どこかの段階で変針し、ミッドウェー島へ向針しなければ
ならなかった。
822GF長官
垢版 |
2019/06/20(木) 01:15:17.56ID:sdGse5r0
[南雲機動部隊航路図](6月3日)

          ┏×変針点
      ┏━┛  ┗┓
  ┏━┛        ┗┓
━┛針路70度       ┗→


                        ■ミッドウェー島
823GF長官
垢版 |
2019/06/20(木) 01:22:54.35ID:sdGse5r0
>>822の続き

その変針は、6月3日正午に予定されていた。
通常ならば、旗旒信号や発光信号で指示を出すところですが、

「6月3日は、N−4日である。
この日は前日から引き続いて霧が深く、予定していた第十戦隊
などの最後の補給もできず、部隊は9ノットの低速のまま、
針路70度で航進していた」(p263)

さて、どうする・・・?
824GF長官
垢版 |
2019/06/21(金) 21:50:14.79ID:FpKrOaXe
>>823の続き

濃霧のため、視界が利かないとなれば、
発光信号や旗旒信号は使えません。

これが戦隊規模の話なら、1km以内の間隔で単縦陣を組み、
さらには前続艦がロープの先に灯火をとりつけ、

ちょうど曳航ブイのように艦尾から流して航行すれば、
後続艦は、それを目印に針路を見失わないで済むし、
距離が詰まりすぎて衝突事故が起こるという危険も回避できます。
825GF長官
垢版 |
2019/06/21(金) 21:51:44.83ID:FpKrOaXe
>>824の続き

しかし、機動部隊のような大艦隊となると、
数十km間隔の拡がりをもった航行序列で進んでいるので、
曳航標識のような手段は使えませんね。

巨大な拡声器なんかで声が届けばいいんですけど・・・

というわけで、やはり電波を出すしかない、
となったわけです。
826GF長官
垢版 |
2019/06/21(金) 21:53:50.83ID:FpKrOaXe
週末は、つくばサーキットにレースを
見に行くのでお休みです。

梅雨の時期だけに雨が心配でしたが、
どうやら天気は持ちそうだ。

雨のレースは面白いんですけど、
観戦する方にとっては悲惨ですからねぇ・・

それではまた来週ノシ
2019/06/22(土) 11:52:02.48ID:VEIJDwg8
>>802
「日報問題」つうのがありまして。

「全ての文書が行政文書化されてないのはけしからん!」となったわけです。
古文書の類いはどうしようもない。
登録できる奴はサルベージされたが、扱い不明な奴はシュレッダーに消えていったと聞いています。

国民に代表、防衛大臣「小野寺五典」の指示を愚直に守るとそうなったと。
「国民の選択」ならしょうがありますまい。
2019/06/22(土) 12:05:17.50ID:VEIJDwg8
「保全」なんてものを杓子定規に適用したら、太平洋戦争がらみの古文書は凄いことになる。
機密のオンパレードだからな。
「保存期間」についても聞く耳持たなかったろ。
今、凄いことになってますよ。つまらんチンケな紙でみ数十年「保存期間」を設定しろとなる。
となると、逆に「公刊資料」として扱えなくなる。

「行政文書」か、本当に個人のメモ書き程度の「個人資料」か。
いずれかしか存在しない。それ以外の資料を持ってる奴は全員処分する!と大臣が息巻いてたわけです。
だから、これは歴史的な価値がぁ・・と思っても泣く泣くばらして10枚ごとシュレッダーでジャッと。
疑わしくは罰す。玉石ともに砕く。これしかなかったと。
2019/06/22(土) 12:15:18.04ID:VEIJDwg8
それでも、とてつもない作業で本来の仕事が終わってから、徹宵で来る日も来る日もシュレッダー。
トラック何杯分を処分したやら。

敗戦のときは文書を焼いたそうですが、今は焼くことすらできず、レンタルした強力シュレッダーが頼りです。
備品のは数枚ごとしか裁断できないので、レンタルのが来たときは助かった。

防衛省には、もう行政文書化できた奴以外は残っていませんわな。星になりました。
不用意に持ってて情報公開請求で一瞬タイムラグがあるだけでも「組織的隠蔽だぁぁぁ!」と騒ぐやつがいる。
830GF長官
垢版 |
2019/06/24(月) 21:46:57.04ID:XmBrSpeR
>>827- ありがとうございます。
こんどこそ関係者の方かな・・・

こうして貴重な資料が失われるのは残念なことですね。
831名無し三等兵
垢版 |
2019/06/24(月) 21:52:29.97ID:3lrnv9n4
防研で閲覧カウンターに立つこともあった方から、慰安婦関係文書がかなり残っていて、
それらを閲覧できないような「処置」をした、と聞いたことがあります。
シュレッダーにかけた、という意味だったのかもしれません。
832GF長官
垢版 |
2019/06/24(月) 22:01:42.43ID:XmBrSpeR
ただいま戻りました。

天気は持ちそうだ・・・と書いて出発しましたが、
現地は大雨でした・・・orz

それでも、J-GP3の決勝レースではいい走りが見れましたよ。
つくばサーキットには、ダンロップコーナーといって、
ダンロップのタイヤの大きな橋が架かっているのですが、
雨が降ると、内側のレコードラインに水たまりが出来るんです。

二輪の場合、大きく車体を傾けて通過していくんですが、
転倒しないだけでもすごいのに、アウト側から抜いて
優勝したライダーがいました。

その名は、福嶋佑斗! しびれましたねぇ・・・
あの走りを目の前で見られただけでも、行った甲斐があったかな
833GF長官
垢版 |
2019/06/24(月) 22:38:31.43ID:XmBrSpeR
>>825の続き

そのあたりは、草鹿参謀長の『聯合艦隊』に詳しく、

「普通こんな場合は、編隊を縦長の隊形になおし、
各艦は艦尾に長い曳索をつけた霧中浮標を曳航する。

後続艦は前続艦の霧中浮標があげる白波を目標にして
常にこれを自艦の艦首付近に保つように操艦して、
その通跡を進むのである」(p78)
834GF長官
垢版 |
2019/06/24(月) 22:39:11.78ID:XmBrSpeR
>>833の続き

この状態で変針する場合は、どうすれば良いのか。
先に第七戦隊の緊急回頭の時(>>669)と同じく、

>「予令」(命令内容の予告)
>「復唱」(後続全艦に伝達されたことを確認)
>「発動」(命令実行のタイミングを合わせる)
>の三段階を、正確につないでいかなければならない。
835GF長官
垢版 |
2019/06/24(月) 22:45:27.37ID:XmBrSpeR
>>834の続き

夜間の場合、旗旒信号は使えなくても、
発光信号や無線電話を使うことができた。

しかし、ミッドウェー島空襲日の二日前という
無線封止下、しかも濃霧で発光信号も使えない
となると・・・
836GF長官
垢版 |
2019/06/26(水) 00:09:41.07ID:anuwy+mc
>>831 新たな火種ががが・・・
2019/06/26(水) 21:38:22.33ID:TMcNgriA
>>827
これは本当なのか…?
貴重な資料が処分されたなんてとてもショックだ…。
大臣や他の官僚は貴重な歴史資料まで処分することになるのを知っていたのだろうか。
838名無し三等兵
垢版 |
2019/06/26(水) 22:44:07.26ID:rn8dS+KA
>>837
幹部自衛官の役職履歴をたどる文書は、保存期間を過ぎたものは全て処分されたと聞きます。
防衛省・自衛隊の歴史を書くことができないように、意図的に文書を残さないようにしているそうです。
その感覚で旧日本軍の歴史的文書も処分したのではないでしょうか?
2019/06/26(水) 23:18:51.94ID:Lyi0oDl0
>>837
>>838
何言ってるんだ。
去年の今頃、「行政文書のカテゴリーに入らない文書持ってるのはけしからーーーん!」て叩きまくってたやないのw
政府、与党、ゲスゴミ一丸でな。

文書管理システム(GIMA)つうもんができまして。
これに登録できない文書はシュレッダーしかないの。
国民と法の選択ですよ。たぶん。
2019/06/26(水) 23:28:02.92ID:Lyi0oDl0
さすがに予科練特攻生の遺書とか、何とか頑張って公文書登録したんだろうね。
優先順位は遺品系や記念館系でしょ。

それ以外の怪しい南雲機動部隊の文書とか。かなりシュレッダーに消えたろ。
直接手を下してないが別の系列の古文書がシュレッダーに消えていったのを見たような。時間もなかったしな。

期限切った小野寺に言っとくれ。
彼が防衛大臣だった。
2019/06/26(水) 23:30:40.42ID:Lyi0oDl0
あんとき思った。
あ、日本国民て戦史に価値見出だしていないんだなって。
2019/06/26(水) 23:44:37.15ID:Lyi0oDl0
99%までは紙クズにしたが、それでもまだ未登録の凍結文書が書庫に溢れかえってGIMAに登録すんのか、シュレッダーにかけるか判断を待ってますよ。
安倍晋三の「一元的な行政文書管理」とやらの。

それでも共産党系の情報公開請求が来る度に、防衛省職員総力を上げて全文書を1枚1枚検索してます。
習近平のあまりにも情報戦が容易でニッコリですね。
843名無し三等兵
垢版 |
2019/06/26(水) 23:46:20.33ID:rn8dS+KA
旧日本軍が敗戦で学んだのは、文書を残しておくと、
いざというとき焼却するのが大変だ、ということだったのでは?
だから防衛省・自衛隊は文書を残さないようにしているのだろう。
2019/06/27(木) 00:08:20.68ID:R49Y5WHZ
例えば、97艦攻搭乗員が沈みゆく赤城艦内で書いた殴り書きのメモでも、今の内閣の認識では二人以上が診れば「行政文書」です。
登録しなければ村田重治だろうが誰だろうが処分です。処分。

だが、物理的に現場の戦闘部隊で登録できる時間が無い。
赤城にはコンピュータ業務システム端末もありませんしね。
よって、安倍晋三の認識では村田重治も、敵空母の攻撃要領のメモ書きをGIMAに登録するかシュレッダーにかけねばなりません。
それが今の日本。公共放送NHKの報道スタンスw
2019/06/27(木) 00:12:06.88ID:R49Y5WHZ
実際、イラクで「冷し素麺食い過ぎた」ことのメモ書きを「隠した」とか叩かれたしなw
846GF長官
垢版 |
2019/06/27(木) 00:55:07.77ID:RJDI1Hes
>>837- むむ・・・そろそろゲショ氏の出番かな
847GF長官
垢版 |
2019/06/27(木) 01:06:48.29ID:RJDI1Hes
>>835の続き

こういうときのための艦上機や水偵じゃないか!
と思いますが、こういうときだからこそ、飛行機は
役に立たないのです。

当時、世界最強、無敵(のはず)の機動部隊が
二百機以上の機体を搭載していても、
すぐ先の僚艦に、たった一行の命令文を伝える
ための方法に悩まなければならない。

実にもどかしい話ですな。
848GF長官
垢版 |
2019/06/27(木) 01:07:49.33ID:RJDI1Hes
>>847の続き

結局、残る手段は電波を出すしかなかった。

「三日の予定変針を目前にして、この時ばかりは、
機動部隊司令部の苦悩は、惨憺たるものがあった。

これを延期することは、全軍の作戦を根底から
変更することになる。

ついに苦しまぎれの一策は、微勢力無線通信を
使えということになった」(p79)
2019/06/27(木) 21:25:48.92ID:E3gbAVgl
>>839
日報問題の影響で歴史資料まで処分されているという報道や話題は、自分の知っている範囲だと無かったと思うから、この話については知らなかった…。
どれくらいの人が知っているのかも気になるけど、こういう話の事実確認はどうしたらいいのだろうか。

歴史的な資料を保護する法律もあったような気がするけど、他への移管や特例措置とかではなく処分になるのか…。
2019/06/29(土) 06:32:58.41ID:PV0mh8e+
>>847
本当に「悩んで」いましたかね?
真珠湾前から延々とアメリカ側に傍受され各艦の電信員のクセまで把握されていたいよですが。
2019/06/29(土) 07:11:19.01ID:PV0mh8e+
>>849
元々の規則で定められたシステムは、ある部署が「発簡」した文書、ある部署に「来簡」した文書は番号をふって厳密に管理し他の文書には特に規則が無かった。

古文書の類いは各機関の自主性により「いつか必要になるかもしれない」と保存されていた。
ただし、あくまで自主性なので管理に定形なくまちまちに保存されてた。
紙、マイクロフィルムw、フロッピーディスクw、etcetc.

ところが、昨年の事案でそのグレーな部分を「下賎な軍人ども」が「隠してる」と一方的に断罪したわけですな。
全て後付けの理由で。

小野寺「全文書をただちに行政文書として登録せよ。例外は認めない。た・だ・ち・に。」
さて、どうしましょう?
852GF長官
垢版 |
2019/06/29(土) 10:21:49.03ID:xKZgdQd3
>>850 さて、
公刊戦史では「司令部内では大問題となった」(p263)
草鹿参謀長は「司令部の苦悩は、惨憺たるものがあった」>>848
とありますが・・・

出撃直後の本土近海では、補給隊が迷って電波を出して
しまったことがありましたけれど。
853GF長官
垢版 |
2019/06/29(土) 10:30:34.27ID:xKZgdQd3
>>848の続き

その電波を出す方法ですが、

「小野通信参謀が、長波の微勢力で発信すれば
敵まで届かないだろうと説明したので、
南雲長官は、やむを得ず電波を出すことを決意し、
1030変針命令を打電した」  (公刊戦史p263)
854GF長官
垢版 |
2019/06/29(土) 10:31:47.43ID:xKZgdQd3
>>853の続き

その電文は、一航艦戦闘詳報の最初に出てくる
「針路125度」
という、短い一文でした。

ところが、公刊戦史によると、

「同長官は、霧中の大変針を行うため、
1200 針路100度、
1315 針路135度
と二度に分けて変針を行い、ミッドウェーに向首した」

よく見ると、針路が微妙に違いますね・・・
855GF長官
垢版 |
2019/06/29(土) 10:38:43.47ID:xKZgdQd3
[ミッドウェー海戦]6月3日

            1200(変針1回目)
          ┏━×┓
針路70度┏×┛    ┗━┓針路100度
   ┏━┛1030       ┗━┓
 ━┛   変針命令         ┗━×┓
        (予令)          1315 ┗┓針路135度
                   (変針2回目)  ┗┓
                                ▼
                                 ↓
856名無し三等兵
垢版 |
2019/06/29(土) 13:58:49.25ID:WcHjcnEf
ところでニミッツ長官は回想録を残してましたっけ?
857名無し三等兵
垢版 |
2019/06/29(土) 16:21:53.88ID:nZEWZVRY
>>856
出していない。
日本でニミッツの回想録と思われているのは、E.B.ポッターが書いた太平洋戦争史。
ニミッツが日記がわりにしていた妻への手紙は、ニミッツの死後に妻が焼却した。
858GF長官
垢版 |
2019/06/29(土) 20:24:57.72ID:xKZgdQd3
>>856 本職も太平洋海戦史しか知らないですねぇ

>>857 焼却? 二人だけの思い出ということかな
859名無し三等兵
垢版 |
2019/06/29(土) 20:41:14.68ID:8K7haFCc
>>858
ニミッツが太平洋艦隊司令長官としての個人的感情・人物評価などを
妻の手紙にだけは書いていたので、当たり障りのない内容のもの以外は、
妻が焼却処分したとのこと。
太平洋艦隊司令部の戦時日誌ならばネット上で公開されている。
http://www.ibiblio.org/anrs/graybook.html
860GF長官
垢版 |
2019/06/29(土) 20:43:20.00ID:xKZgdQd3
>>855の続き

上図のとおり、変針命令を出して、即座に変針という
単純な作業ではありません。

空母4隻を基幹とする計21隻の艦隊が
警戒航行序列を作って進んでいく集団は、
ちょうど淡路島?が動いているようなもので、

視界に恵まれた昼間であったとしても、
高度な練度を要求されます。
861GF長官
垢版 |
2019/06/29(土) 20:44:16.25ID:xKZgdQd3
>>860の続き

針路70度から135度に変針するということは、
65度の右回頭ということになります。

濃霧の中、お互いの位置関係が分からない状況で、
このような大変針は危険が大きいと考えた南雲長官は、

1回目に30度、2回目に35度と二回に分けて
部隊を統制する方法を選んだ。
862GF長官
垢版 |
2019/06/29(土) 20:46:39.25ID:xKZgdQd3
>>861の続き

まず1200時に針路100度に変針して、
1時間余り航行する間に隊形を整える。
次に1315時に2回目の変針を行うという流れです。

おそらく1030時に電波を出して伝えた内容は、
「針路135度に変針せよ」という短い電文ではなく、

変針回数、命令発動時刻、針路を細かく指示した
ものだったと思われます。

時計合わせは重要だな
863GF長官
垢版 |
2019/06/29(土) 20:48:02.61ID:xKZgdQd3
>>862の続き

変針ひとつとっても、これだけの細かい配慮が
必要なのですね。

さすがは、艦隊運用の第一人者!
このあたりが、某第七戦隊の当直将校とは
年季が違うのでしょう。
864GF長官
垢版 |
2019/06/29(土) 21:12:59.00ID:xKZgdQd3
>>859 なるほど、そういうことでしたか。
公式見解しか残ってないというのは、少し残念ですね。

>太平洋艦隊司令部の戦時日誌
ありがとうございます。100MB重いっす
ミッドウェーの部分は無いのかな?
865名無し三等兵
垢版 |
2019/06/29(土) 21:19:21.62ID:8K7haFCc
Vol. 8: Selected dispatches concerning the period 30 December 1941–30 April 1942
and pertaining to the Battle of Midway (44MB).
2019/06/29(土) 23:28:13.64ID:fhk8RFtb
米海軍の高速艦隊は、
「変針」の日程変更も随意な機動空襲で日本海側の拠点を消耗させてから
船団を伴う困難な攻略任務をしていた

それと比べたらいきなり真面目の航空撃滅戦と上陸を同時期にやるMI作戦は端から無謀すぎるし
夏の北太平洋を進ませながら電波を一度も出すなというのが
艦隊運用の素人的な意見という気すらしてきた
2019/06/29(土) 23:28:52.27ID:fhk8RFtb
日本海側、ではなく日本海軍の、ですね
2019/06/29(土) 23:32:59.26ID:fhk8RFtb
ビスマルクの位置を暴露したリュチェンス中将の勝利の報告とは違う
869GF長官
垢版 |
2019/06/30(日) 12:19:16.13ID:tqnIFajU
>>867 失礼しました。別にミッドウェーだけのまとめがあったんですね。
363頁を見ると、海戦当日(日本時間6月5日)に、日本空母4隻を撃破
と正確に把握していたようですね。

>>868 気持ちは分かりますけどね
やはり無線封止は、絶☆対☆死☆守
870GF長官
垢版 |
2019/06/30(日) 12:19:55.36ID:tqnIFajU
>>866 後半戦のミッチャー部隊は規模が違いますからねぇ
敵さんが消耗する前に、こちらも消耗してしまうのでは。

支那事変の経験から、空襲により敵航空基地の機能を
長期間奪うことは困難だと知っており、
またハワイからすぐに増援がやってくる状況では、
航空撃滅戦と上陸を同時期に行うのは当然と言えるでしょう。
2019/06/30(日) 22:11:10.83ID:YM1E1leT
>>870
つうことは連合艦隊の「優先目標」はやはりミッドウェイの地上施設(飛行場)であったと(( ̄ー+ ̄)。
2019/06/30(日) 22:26:32.08ID:YM1E1leT
K作戦が実行されたらどの道、主隊の無線封止は解除でしょ。
「敵空母が真珠湾にいない」情報は全隊に徹底せざるを得ない。
受信確認の返信も求めるんじゃないか?

矛盾の塊やな。
873GF長官
垢版 |
2019/06/30(日) 22:45:27.18ID:tqnIFajU
>>871 当たり前ですがな。
島を占領して、奪還に出てくる米空母を捕捉撃滅する
って作戦なんだから。

>>872 各所からの敵情は、東京放送に乗せて流しっ放しです。
ハワイの時(ニイタカヤマノボレ)もそうでしたし、
もちろん、返信は必要ありませんぜ。
2019/06/30(日) 22:47:14.66ID:4VFDMppV
>>870
本当はミッドウェー、ジョンストン、ハワイを自由なスケジュール(肩透かし食らわせたり)で機動空襲して
敵の予備まで撃ち減らしてから攻略に移るのが一番なんでしょうけどね
戦前にはない構想だと、結局特空母の整備も母艦航空隊の補充も
足並みが揃わず、という苦しい状況でよく出撃させたものだと思います
2019/07/01(月) 23:02:59.80ID:5G25YEfF
>>866
>真面目の航空撃滅戦と上陸を同時期にやるMI作戦は端から無謀

それだとガダルカナル・ツラギ奪回作戦も“無謀”ですね。
MI作戦は2日程度の間がありますが、
ガ島は空襲、艦砲射撃、上陸開始が「同日」に実施ですから。

また“事前の機動空襲”に絶体重要であるならば、
ガ島攻略開始前に先ずはラバウルに対して機動空襲を行うべきでしょう。


>夏の北太平洋を進ませながら電波を一度も出すなというのが
>艦隊運用の素人的な意見という気

同じく北太平洋を進撃したドーリットル空襲作戦も“素人的”となりますね。
2019/07/01(月) 23:43:24.29ID:5G25YEfF
>>874
>本当はミッドウェー、ジョンストン、ハワイを自由なスケジュール(肩透かし食らわせたり)で機動空襲して

そもそも
「開戦後、当然航空兵力その他が著しく増援強化されているであろうハワイ」
の攻略が困難であると予想されるため、
その好機を作り出すまでの間に連合国側に打撃を与え続けるための攻勢案が
GF:セイロン攻略作戦
軍令部:FS作戦
で対立し、陸軍の意見も加味して先ず実施決定したのが
「MI・AL作戦」。

よって
「ハワイへの第二次機動空襲」
というのは、当時の日本海軍は相当な危険を伴うと判断していたはずです。

図演では42年秋頃までに空母12隻を整備してハワイ近海での艦隊決戦に勝利し、
併せてジョンストン、パルミラ島を攻略してハワイの孤立を図るという構想ですから。
(これでも三和GF作戦参謀等は、彼我の国力差から自信ある作戦構想を立案出来ないと苦悩していたようですが)
877GF長官
垢版 |
2019/07/02(火) 00:19:05.79ID:Wlqxg6x2
>>874 補給ガー、準備期間ガー、搭乗員を休ませろー
ますます主目的である米空母捕捉撃滅から遠ざかっていきますな
878GF長官
垢版 |
2019/07/02(火) 00:31:20.62ID:Wlqxg6x2
>>868の続き

ひとつ疑問に思うのは、

>長波の微勢力で発信すれば
>敵まで届かないだろう>>853

一般に、電波は波長が短いほど減衰性が大きくなるので、
遠くまで届かない。
879GF長官
垢版 |
2019/07/02(火) 00:32:17.14ID:Wlqxg6x2
>>878の続き

それ故に、通常の無線電信に使用される中波や短波より、
長波の方が、遠くまで届きます。

南雲長官が、利根四号機に対して、
> 0554「方位測定用電波輻射セヨ」
長波誘導を命じたのも、同じ理由からでしょう。

となると、いくら微弱とはいえ、長波を出すのは危険なのでは・・・・?
でも、真珠湾のときいは、トラ連送が内地の長門まで届いたそうだから、
あまり変わらんのかな。
880GF長官
垢版 |
2019/07/02(火) 00:35:24.46ID:Wlqxg6x2
>>875- 気軽にハワイを再空襲できるなら、
苦労しないですよねぇ

どうやって200浬圏内まで近づくんだろ・・・・?
わーぷだな!
2019/07/02(火) 20:40:58.78ID:JwRddPNv
無線封止中は電波の発信を控えるということは、
第六艦隊の高橋参謀が米空母に関する電報を送信したら、連合艦隊旗艦や機動部隊旗艦、東京通信隊から受信したという了解符を香取で確認したという話は記憶違いということだろうか。
高橋参謀は「丸別冊 運命の海戦 ミッドウェー敗残記」で戦史叢書や亀井宏氏の取材の時よりも詳しく語っていて、米空母に関する電報は東京通信隊から一般通信系と超長波で20回以上放送され香取でも受信したとあるけど他の資料などで確認できないのが気になる…。


同書の森史郎氏の長編に田村掌航海長の回想があるということは取材していると思うけど、掌航海長の信号の話とかは載っていなかったからその辺りの話は当時の取材では語られなかったのかな。

森史郎氏は機動部隊の予令をさらりと書いているけど、吉岡参謀の証言内容を書かなかったのはなんでだろう。
取材日を考えると書いてあってもいいような気がするけど、著書用に取っておいたのか、証言の裏取りをしていたのだろうか。(仮に後者だとすると、2012年の氏の著書に予令の内容に関して吉岡参謀以外の証言が無いから、他に裏付けとなる記録などは無かったのだろうか?)
2019/07/02(火) 21:36:24.26ID:7H5GqJqK
>>875
ウォッチタワー作戦にせよドリトル空襲にせよ
後の高速艦隊による中部太平洋での反撃と比べると
無謀な作戦なのは否めないでしょう
ちょうど準備不足を承知でMI作戦をやったようなもので、
非の打ち所がない作戦をやるには戦力が足りないから無理してるのです
ノーミスで遂行せよというのは期待が過ぎる気がします
883GF長官
垢版 |
2019/07/02(火) 21:39:09.50ID:Wlqxg6x2
>>881 そうですね。高橋参謀の証言の内容がどうあれ、
無線封止で航行中の艦から、「了解符」が送られて来ることは
ないでしょう。
884GF長官
垢版 |
2019/07/02(火) 21:54:22.12ID:Wlqxg6x2
>>879の続き

さて、この出してしまった電波の行方ですが、
草鹿参謀長によると、

「果たしてこの通信は、5,6百浬離れている
味方大和が傍受した。

いわんやひそかに聞き耳を立てて近づきつつあった
敵機動部隊に聴かれたことは間違いない」(p80)
885GF長官
垢版 |
2019/07/02(火) 21:55:59.85ID:Wlqxg6x2
>>884の続き

ちゃんと、後方の主力部隊に届いていました。
これは宇垣参謀長の戦藻録の中にも、出てきますね。

草鹿参謀長自身が回想するとおり、
味方が受信したのだから、敵にも傍受されているはず
と警戒するのは、当然のことかと。
886GF長官
垢版 |
2019/07/02(火) 21:57:05.30ID:Wlqxg6x2
>>885の続き

アメリカ側から言えば、
すでに暗号解読により、6月上旬に、
ミッドウェー島の北西方向から、
日本軍空母部隊がやってくることは分かっている。

あとは、それが6月の何日か、ということだけです。
ならば、いかなる兆候も見逃すまいと、目を皿のようにして・・・
じゃなかった、全身を耳のようにしてさぐっていたに違いない。
887GF長官
垢版 |
2019/07/02(火) 21:58:09.90ID:Wlqxg6x2
>>886の続き

ところが、公刊戦史によると・・・
「しかし、敵はこの電波の傍受も測定もしなかったようである」p263

そんな都合の良い話があるものか!
2019/07/02(火) 22:09:45.03ID:7H5GqJqK
>>882
まとめにくいけど
むしろ空襲から上陸までの余裕がない作戦の特性と
いつからが晴れるかわからない海象の特性と
を考慮して行った電波の照射は作戦場仕方ないのではないかと思うということ
理想的な作戦に対する現実とのギャップを埋めるためのやむを得ない判断

むしろ戦力の不足という理想とのギャップを
真面目に考えてなかったがゆえのミスのほうが失点として大きいのでは?
2019/07/03(水) 00:52:35.94ID:CJldZyad
敵の傍受ってアメリカ西海岸の方位測定システムのことなんじゃないのか?
890GF長官
垢版 |
2019/07/04(木) 00:07:04.86ID:cVy3H11K
>>888 そうですね。
ただ、上陸作戦というのは、その性格上、
どうしても”戦力の不足”に陥ってしまうものかと。

万全の準備を整えて臨んだ上陸作戦なんて、あるのかな。

>>889 そうなのか。
例えばハワイでは、暗号解読はやっていても、
方位測定などの通信解析はやってなかった、
ということですか?
891GF長官
垢版 |
2019/07/04(木) 00:24:53.17ID:cVy3H11K
>>887の続き

確かに、レイテに代表されるように、
発信した電波が届かなかったり、
発信してもない電文がなぜか届いたりと、
通信環境や気象条件などに影響を受けるものですが・・・

通常ならば、作戦行動中の洋上の艦艇は、
無線封止厳守です。
892GF長官
垢版 |
2019/07/04(木) 00:26:22.07ID:cVy3H11K
>>891の続き

それは電波を出すことにより、こちらの位置が
敵に知られてしまい、企図が暴露する恐れがあるから。

これが方位測定と言われるもので、
日本海軍ならば、北はキスカから、南はラバウルまで、
33箇所もの通信隊が整備されており、
893GF長官
垢版 |
2019/07/04(木) 00:27:51.36ID:cVy3H11K
>>892の続き

「これらの方位測定網は、呼出符号の識別と合わせ、
発信源をつきとめた。

特にカリフォルニアあるいはハワイからグアム方面に流れる
BAMS(連合軍船団用二部制暗号)の通信量の増加状況
によって、米軍の次期主攻勢がどの方面に指向されるかを
予告することができた」
 (『新高山登レ一二○八〜日本海軍の暗号』宮内寒彌/著)p493

ちなみに、このBAMSですが、独海軍から暗号書の原本を
入手していたそうです。
2019/07/04(木) 12:06:09.97ID:t3VH2Jvn
>>890
空襲部隊司令官の評価としては、
自らの戦力不足をどの程度自覚していたか
どうやって補おうとしたか、でいいと思います
2019/07/04(木) 15:27:09.09ID:EEeWSDGj
>>827
ありがとうございました。

古い情報を流してしまい申し訳ありませんでした。

もはや「困っている」レベルを通り越してしまっているのですね。
2019/07/04(木) 19:55:36.29ID:8E1PCE2A
>>894
>空襲部隊司令官の評価としては、
>自らの戦力不足をどの程度自覚していたか

一連の議論は当スレでは何度も繰り返されているので、>>1のテンプレと過去スレの参照をお勧めします。

少なくとも南雲長官のミッドウェー海戦直前の状況判断では、
現有兵力で米ミッドウェー基地航空隊は撃破可能としており、
史実でもほぼそのとおりの展開です。

そもそもMI作戦立案、図演時の想定ミッドウェー米航空兵力と、
当時実際にミッドウェー島に展開していた米航空航空兵力はほぼ同一です。
ミッドウェー島へ米航空兵力が緊急増援されるのは、日本側企図を察知した5月中旬以降です。
2019/07/04(木) 20:02:49.76ID:8E1PCE2A
>>896の続き
ちなみに、ニミッツ長官より
「日本側の目標はミッドウェーと思われる」
と伝えられたキング長官は
「ミッドウェーならば鳳翔、龍驤程度で充分だろうからそんな大兵力は考え難い。
日本側の本命は南太平洋かハワイなのではないか?」
と当初はニミッツ長官の意見に同意しなかったそうです。

つまり米側の認識でも、増援前の在ミッドウェー航空兵力ならば軽空母2隻程度で対処可能と判断しているのですよ。
2019/07/04(木) 21:31:24.45ID:h7or+0sr
>>891
>作戦行動中の洋上の艦艇は無線封止厳守で

元々、帝国海軍の作戦規定に問題があったのかもしれない。
少し後1944の通商破壊戦で、結局、船団の無線封止が甘くてウルフパックに攻撃されてるので。
2019/07/05(金) 00:28:40.97ID:ZnoHiqH9
>>897
いえ、
ミッドウェーの基地航空隊を撃滅し損ねたのは
南雲機動部隊の重大な失敗であり敗因です
ぶっちゃけ、空襲のスケジュール的(上陸部隊が先に空襲より発見される)に大型機の在地撃破は絶望的です
この状況では、戦史叢書の結論は動かし難いものです
対空砲による損害をいくらでも甘受できるならともかく
損害の大きな対空機銃の被害を避けつつ基地を撃破するとなれば
水平爆撃で対空機銃の射程外、高角砲のみを敵として大威力を発揮する艦攻隊
これを一機でも多く基地に向けるべきでした
しかし実際は、空母攻撃の待機の方により多くの艦攻を回すという失敗をしました
それは艦攻を空母攻撃に差し向けられるという油断だったかもしれないし
あるいは敵空母撃沈のため連合艦隊司令部の「雷装」待機を甘受したいきがかりで
実は不安を抱いておりそれ故に
敵空母の不在を確信するや兵装転換をする成り行きになったのかもしれない

しかし事実だけを見れば
村田中佐の雷撃に多くを期待することで
自動的に南雲艦隊(空襲部隊)は敵の基地航空隊を撃滅し損ねたまま敵空母の横槍を受ける
最悪の事態を甘受したのです
艦攻の大量投入が必要な、対空陣地の充実した基地と
艦爆程度で封殺できる空母とでは本来なら攻撃隊の編制を使い分けるべき
それをすれば艦攻の集中で基地を破壊し
半数待機の艦爆(一部は陸用兵装)で突如現れた空母への対応もこなした
トリンコマレー攻撃の勝ちパターンを再現できるはずだった
それをしなかったからには
敵の基地を舐めていたか、
敵空母について確実な撃沈を命ぜられ
半数待機に艦攻を残さざるを得なかったかのどちらかだと思いますけどね
2019/07/05(金) 00:53:42.15ID:ZnoHiqH9
もっと単純化すれば
特別に多い加賀の艦攻9機
これを何に使うかで司令官が何を優先してたかわかると思うんですよ
偵察だったら、天候に左右されにくく偵察を実施できる艦攻の特性を理解してたのだと思うし
基地攻撃なら対空陣地多数を充実した基地の攻撃が戦力不足の顕在化する局面だと理解してたんだと思うのですが
半数待機に使ってたとなると
敵空母を絶対に撃沈せよというプレッシャーが上から与えられたか
単に偵察における事故や悪天候、または基地攻撃の難しさを舐めてたという話になると思います
2019/07/05(金) 01:03:08.05ID:ZnoHiqH9
単純な話、トリンコマレー攻撃をただ焼き直してれば
ミッドウェー攻撃は一撃で終了、更に待機の艦爆が敵空母を攻撃して
話は終わりだったんですよ
その勝ちパターンを捻じ曲げて敗北を選んだのミッドウェー海戦なのです
トリンコマレーは艦攻少数で撃破できたけど、
対空陣地の充実したミッドウェーはトリンコマレーより多くの艦攻を
イースタン島とサンド島それぞれに必要としていました
艦攻を空母攻撃に待機せざるをえなかったのが
連合艦隊の横槍なのか、
はたまた南雲中将の独断なのかはわかりませんがいずへにせよミッドウェーの基地攻撃に対して
事前の情勢判断および空母攻撃を勘案しても
可能な限度を超えて
不十分な戦力を差し向けて失敗したというのは指摘されてしかるべきかと
2019/07/05(金) 02:28:12.32ID:GxwcNOj2
>>901
>単純な話、トリンコマレー攻撃をただ焼き直してれば
>ミッドウェー攻撃は一撃で終了、更に待機の艦爆が敵空母を攻撃して
>話は終わりだったんですよ

失礼ながら「兵要地誌」という概念をご存知ないのでしょうか?
作戦立案に当たって絶体必要となる“情報”の初歩の初歩です。

戦史叢書各巻でも、作戦地域毎の兵要地誌が最初に説明されています。
2019/07/05(金) 02:31:19.11ID:GxwcNOj2
>>902の続き
セイロン島にあるトリコマリー及びコロンボは、
インド洋における英海軍最大規模の根拠地です。
太平洋における米海軍のハワイ真珠湾に相当します。
ここを攻撃するということは、
港内なり周辺海域に有力な英艦隊が存在していてもおかしくありません。

一方、ミッドウェー島はハワイの前進根拠地にすぎず、大艦隊を収容できるような泊地はありません。
最も近い有力な艦隊泊地はハワイ真珠湾であり、その距離は1,000海里強です。

ここを攻撃したからと言って、
「高い可能性で“同日中”に有力な米艦隊と遭遇する」と考えるのは
“論理の飛躍”が著しくはないでしょうが?
2019/07/05(金) 02:49:00.33ID:GxwcNOj2
>>903の続き
仮にミッドウェー島を日本側根拠地に置き換えるならば、南鳥島が相当すると思われます。

さて、同島空襲を実施したハルゼー提督のエンタープライズ隊は、
高い確率で日本空母機動部隊に遭遇すると想定してSBD隊の大半を控置し、
同島への空襲にはTBD隊のみ用いたのでしょうか?
2019/07/05(金) 03:11:33.34ID:GxwcNOj2
>>904の続き
過去スレで何度も言及されていますが
「ミッドウェー島を攻撃する場合は、必ず米空母を最大警戒しなければならない。」
という論理は非科学的、非論理的な前提条件です。

そもそも
「奇襲の成算があり、米艦隊の戦場到着は数日後となる可能性が高い」
としてMI作戦が構想・計画されているいるのに、
それに反した行動を日本艦隊に求めるのは、ナンセンスです。
何故なら時空や因果が逆転しているからです。

MI作戦に問題があるというならば、作戦立案時に遡って個々の問題点を検証すべきことです。
2019/07/05(金) 03:37:01.83ID:GxwcNOj2
>>905の続き
例えば
>>899
>ミッドウェーの基地航空隊を撃滅し損ねたのは
南雲機動部隊の重大な失敗であり敗因です
>ぶっちゃけ、空襲のスケジュール的(上陸部隊が先に空襲より発見される)に大型機の在地撃破は絶望的です

空襲スケジュールが1日遅れることが確定したのはMI作戦の発動直前です。
つまりこの問題は、田中船団部隊がB-17隊の空襲を受ける以前から、
“誰でも分かりきっていたこと”です。

これに対して山本GF司令部は空襲計画の修正の有無について特段の指示を出さず、
上陸作戦の最大責任を受け持つ近藤2F司令部や現場指揮の田中2水戦司令部等、
他の部隊からは特段の意見や懸念は出ていないようです。

上記にはほぼ触れず、南雲司令部のみを批判している戦史叢書の同箇所については、
「明らかに不公平である」
というのが私の見解です。
2019/07/05(金) 07:44:45.16ID:/sqGGeVd
>>906
だから、そこは空襲部隊として日程の遅れに対応すべきです
雷装待機からの変更を具申するべきですよね
2019/07/05(金) 07:54:46.69ID:/sqGGeVd
>>903
作戦的な奇襲がうまくいくとは限らないし、
輸送任務で空母が付近にいる可能性もありますし
同日中に空母と合戦するのを前提として作戦するのは
最低限必要な配慮です
実際にも空母を攻撃するための兵装で待機してた機体の方が多いです
艦攻を多用したこの半数待機の編制が贅沢すぎた感はありますが
半数待機自体は必要だったと思いますよ
2019/07/05(金) 20:15:26.23ID:Yc8tFAAW
>>908
それをどういった状況でそれを使用するかの問題
友永の攻撃不十分の報告で使用に踏み切るのは悪い判断ではない
事前情報ではミッドウェー基地の戦力はかなり少数とされていたから100機以上で制圧できないのは非常事態
2019/07/05(金) 20:49:33.95ID:/sqGGeVd
>>909
敵空母がいないと判断したらすぐに二次攻撃をするのは予定通りの行動で、当たり前でしょう
この場合その判断が早すぎたわけですが

ただ、ミッドウェー攻撃の失敗は非常事態ではないと思いますけどね
対空陣地の充実した水上機基地と飛行場を同時攻撃ですよ
飛行機を地上撃破できない前提となると、艦攻はあるだけ投入してしかるべき
それは敵機の機数の多寡ではない
施設の破壊によるしかないとなれば、施設そのものがすでに強敵なのです
もし史実通りの編制で必勝を期していたとしたら、それ自体が油断でしょう
2019/07/05(金) 20:57:59.27ID:/sqGGeVd
ミッドウェーの敵航空隊が事前の予測通りだったとしても
ミッドウェー攻撃の結果はあまり変わらない、ということです
敵大型機は船団に向かって空振り、敵戦闘機隊を壊滅させ攻撃の邪魔をさせないが
それでもイースタン島の飛行場施設に対する戦果不足から
結局は二次攻撃の必要が出てしまう

取り逃がした敵大型機に不時着を強いるような
数時間に及び使用不可能となるような滑走路の破壊が、どのみち必要なのですから
2019/07/05(金) 21:07:43.93ID:/sqGGeVd
もっと言えば100機以上投入したからよし、では航空艦隊の司令官は務まらないわけです
飛行場を攻撃する際に、八〇番を当てるか二五番を当てるかでは大違いですから
前者は後者の4発分より多い炸薬が入ってるんです

敵の基地を攻撃して上陸部隊の安全を確保、
さらに残余で敵空母を撃破可能な戦力を残しておかねばならない
発着を阻害するために最低限でも滑走路の破壊による時間稼ぎをせざるを得ない飛行場と
数発の爆弾で封殺される空母と
きちんと合理的な戦力の振り分けをしてましたかという話です
村田中佐に爆撃をさせるなんて、とばかりに空母攻撃にドリームチームを当てて
その皺寄せで基地攻撃に失敗したという事情に対して
単に機数だけを云々しても仕方ありません
レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
5ちゃんねるの広告が気に入らない場合は、こちらをクリックしてください。

ニューススポーツなんでも実況