>>942

数日間の空襲計画とその一環としての基地への第一撃を混同されているようなので
もっとわかりやすく書きましょうか

上陸まで飛行場に反復される攻撃は、その都度飛行場の発着不能とする必要があります
敵の発着を阻害できない攻撃を繰り返しても
敵航空隊の活動を止められないからです

しかも味方の進出の日程を考慮すれば弾薬庫等を爆破壊滅させられない以上
滑走路を数時間おきに爆破して使用不能とする必要があるのです

さもなくば仰るように僅かな敵の生き残りが空襲を継続してしまう
反復攻撃において、敵が活動できる期間を作らないことが大事なのです
そのため空襲においては史実の第一次攻撃隊のように発着の機能を奪い損ねることは
あってはならないのです

空母への備えに艦攻多数を待機させると
飛行場攻撃の効果を低めて空襲失敗の可能性を高める上
しかも雷装待機ゆえに、もし敵空母が現れないという幸運に恵まれた場合ですら
即座に追加攻撃を行って敵の飛行場機能を奪い第一次攻撃隊の失敗をリカバリーすることができません
兵装転換にかかる余計な時間を敵の基地航空隊に与えてしまう
仮に敵空母が近海にいなくても、飛行場攻撃の不備は言われて仕方ないし
まして近海に空母がいる前提で動いていた当日朝までの状況から考えれば
ごく当然に為しうる判断とは思えません