>>582
> そもそも、探知距離が全然違うので、
> ミサイル撃ったらすぐ撤退する戦い方になるんだよ。

IRセンサーを使えばステルス機でも探知可能だ
特に撤退するとなればチャイナ機に対して後ろを見せる
チャイナ機のIRセンサーにとっては最も見つけやすい状況になるわけだ

だからF-35B×30機でF-35が10:1のキルレシオを誇ろうと300機の敵機に向かって来られたら
F-35BのAAMを全弾射消させられて、生き残った敵機によって丸腰になったF-35Bの大半は撃墜されてしまう
かと言って速く逃げようとA/Bを焚けばますますIR-AAMにとって良い鴨になってしまう

ステルスは万能ではない、これは過去の万能と錯覚された戦闘機技術のいずれもがそうでなかったようにステルス性にも限界がある
また当初は圧倒的に有利でゲームチェンジャーと思われた技術が対抗技術の出現で陳腐化し有効性が大きく失われるというのも毎度のことだ
ステルス性だけがその陳腐化・有効性の喪失を免れることは過去の戦闘機の歴史を振り返っても有り得ない

まずステルス性が万能でない点に関しては、ガスタービン機関で推力を得ている以上、高温排気による赤外線探知は避けられないというジェット戦闘機の根幹にかかわる弱点による
更に、対抗手段の発達によるステルス性の陳腐化・無力化については、レーダーの使用する電波の波長を変えれば現在でもステルス機の捕捉は技術的に可能だとわかっている

実際、T-50 PAK FA/Su-57は主翼前縁部にその手の対ステルス機レーダーを搭載しているという話もあった(本当にそうなのかは知らん)
ステルス機を探知可能なレーダーが様々な戦闘機に搭載されるのも時間の問題だろう
またImaging IRセンサーでシリア方面に出撃していたF-22が見事にロシア戦闘機に捕捉されることも実証された

今から日本がF-35B搭載軽空母の計画の具体化をスタートしたとして、その空母が配備されてから実際に何年の間、
F-35Bの対レーダーステルス性がチャイナ戦闘機部隊に対して有効たり得続けられるだろうか、少し心配