・米軍や他国の7.62mm弾にも弱装弾はある

・74式に関しては常装弾も使用されている

・弱装とはいえ装薬量が10%少ないだけであり、大きな違いはない
 弾道性能の違いはあるものの、そもそも貫徹力が求められる徹甲弾も使っていないし
 清谷がふんわりと表現する「威力」の違いはさして重要ではなく
 実用的な射距離では十分な殺傷力を維持している

・7.62弱装弾は本来、64用に採用された弾薬であり
 近い将来、64が退役すれば弱装弾も廃止される可能性は大いにある
 (一応7.62弱装仕様の試作品も作られたものの)次期小銃採用も近い今日
 あえて問題提起する必要性が感じられない

・民間市場では、同じ規格の弾薬でもメーカーによって動作性に違いがある
 仮に89に弾薬互換の不具合があったとしても、同じ問題は他のNATO諸国の小銃でも発生しうる