>>199
> やはりF-35の改良かねぇ…

それは100%有り得ない、つまりF-22ベース以上に有り得ないと断言できる

まず第一に、F-35は単発な上にF-3に求められている戦闘行動半径や滞空時間の面で能力不足という現実がある
そもそもF-35ベースのF-3で済むのであれば、単純にF-35を増備して搭載ミサイルに関してアメリカと交渉して
F-3に積みたいのを積めるようにすれば良いだけのこと
(ASM-3はF-3でも機内搭載は無理だからF-35の場合も機外装備で良い)
そのほうがわざわざF-3をF-35ベースで別途作るよりもずっと安い

次に、F-35でなくF-35ベースのF-3でもアメリカ政府がF-35の最重要部分を日本にライセンス国産させることは有り得ない
つまり良くてもF-3の日本での生産はF-35と同じくノックダウンまでということになり日本の戦闘機産業の育成に寄与しない
その上、F-35ベースではせっかく産声を上げて順調に育ちつつある国産エンジンのXF9-1を活かす道がなくなる

第三に、F-35とF-35ベースF-3では実質的に同じ機種ばかりになり(その時代にも残っているF-15J MSIP機を除き)全戦闘機飛行停止の重大リスクが生ずる
それは空自が一番嫌うことだ

例えば、F-15EはC型ベースのF-15Jとはエンジンが違うし機体構造も大幅に変更されているが、それでも空自は全機飛行停止のリスクが残るから
F-4EJ更新機の選定(現在のF-35Aになった時のF-X)の際にF-15Eは絶対に導入しないというスタンスを堅持した事実を思い出すべきだ