T-4は失敗作ではないでしょう
T-2の前期型の過程までカバーできる
高性能の練習機だったことは間違いない
特にF3エンジン開発があるからXF9-1もある
技術的な面でも功績が大きかったのも間違いない
だけど再生産する機体かというとそうではない

ただ練習機に関する周辺状況が大きく変わってきた
冷戦時代は有事には予備戦力としての役割が期待されたが今日ではコスト・効率重視

練習機開発が貴重な航空機開発の機会だったのが
今日では対潜哨戒機や次期戦闘機、電子戦機といった高度な機体の開発までするようになった
航空機開発機会としての練習機開発の重要性が低下している
むしろ大型案件の足を引っ張らないことが求められる

そういう事情があるからT-4みたいな機体は求められない
そしてF-35やF-3が複座型がない場合も影響が出る
そういう意味でT-4みたいな機体は時代に合わなくなりつつある