>>232

エンジンと機体の同時開発は防衛庁は認めなかったでしょうね
なにせF-18改造案が落選した大きな理由の1つが機体とエンジンの同時開発
エンジンと機体が同時開発になるようでは技術的に無理という判定になります
いつかは出来るは技術的に可能ということにはなりません
だからこそ今回のF-Xでは日本主導開発が決まる前にXF9-1の開発を進めた

F-1の退役に間に合わなかったのは政治的理由で技術的理由ではない
F-1退役に間に合わせる為には87年10月までに決定しないといけないという事情がありました
当時の情勢でエンジンを更に自主開発を進めるなんてほとんど不可能だった
更に選定が難航すれば最終的にライセンス生産に追い込まれる可能性が大だった
ちなみにM88クラスの推力だと空自が求めた性能には及ばなかった可能性が大です
それと国産FSXはF-4後継機も兼ねることを狙っていたので
F-15が買増になってしまうと量産数が限られてしまうという問題も出てきます
それはそれで困ったものだった