>>271
> AEWに関しては、F-35Bのセンサーとネットワーク化で対応できる可能性があるのと、

だから戦闘機を戦闘時以外の長時間滞空してのAEW機代わりとして使うのは非現実的(飛行時間という戦闘機の寿命が急激に尽きる)だと何度言えば理解できるのかな?
戦闘機が戦闘機として出撃している時に、AWACSの指示なしで僚機同士でセンサーネットワークを使って敵機の情報交換をするのは可能だが
艦隊への経空脅威の警戒としての常時AEWを戦闘機でやるのは論外

> 給油機含めて日本近海で使う限りにおいては、陸上からの支援でよいのではないかという見方もある

だからそれならばいずも型改装の軽空母なんてものは(空軍=空自からの)自立した作戦展開能力を欠いているという意味で本当の空母ではなく、洋上ガススタンド同然だと言ってるのだ
しかも搭載する戦闘機F-35Bは陸上戦闘機F-35AやCATOBAR空母用のF-35Cに比べ足が短く搭載兵装量も少なく
いずも型自身も弾薬も燃料も搭載できる量はヘリ規準の設計で建造されたからジェット戦闘機にとっては少なく継戦能力も限られているし

> 戦闘機と違って滞空時間が長いし、前戦に出すのも危険なので、後方の方が望ましいし
> むしろAEW,給油機のアセットを陸上に集中しておけば節約合理化にもなるので

だからその場合には相手に空自基地を先制攻撃されたら、いずも型軽空母はAEW能力ゼロになって危なくて当面は使えなくなるという意味では空自のF-35Aの抱える問題と全く同じ問題があることになる


> 今の段階で4万〜6万トンクラスの正規空母に踏み切るのが得策かどうか

CATOBAR空母ならばSTOVL軽空母とは異なり、自立したAEW能力を持てるし、搭載できる戦闘機もより足が長く搭載兵装量も大きく、搭載できる戦闘機数も多くなって
緊張の続く限られた期間ならば常時滞空CAP態勢を維持することも可能になり、経空脅威に対する艦隊の自立した警戒能力もずっと向上する
STOVL軽空母の艦隊の場合は、その警戒能力は実質上は直掩イージス艦(や対空艦)のレーダーの能力しかないので艦橋から見える水平線の向う側は無警戒になってしまう

もちろん海自にとってはCATOBAR空母は膨大な運用人員の問題があるので今すぐ建造を決断し着手したとしても使えるようにはならないのも事実だが