>>831
F-3の開発が正式に始まれば、エンジンも量産に向けた実用化開発を行わなければならないので、
これから更に新しい技術や要素を盛り込むのは開発リスクが高いし、実際問題としてそこまでの余裕も無いだろう。

プロトタイプエンジンをベースにコスト、耐久性、動作安定性、保守性などを実用レベルに持っていくための作り込みには
相応の開発リソースを必要とするし、日本の開発傾向としてプロジェクトをスケジュール通りに完了させる確実性の方を
重視するから、冒険はしないだろうと思われる。

なんせF-2の時は不具合解消に時間がかかってボロクソに叩かれ、マスコミや軍事趣味者が寄って集って欠陥機のレッテルを
貼りまくった過去があるから、防衛省としてもF-3では同じ轍は踏みたくはないはず。