>>591
現実問題として、イージスアショアが計画されていた基地は
秋田の荒屋演習場が、南北2q程度、東西幅が広いところで800m程度
山口のむつみ演習場が、南北1.4q程度、東西幅が広いところで1q程度
秋田は東から南にかけて市街地化しているし、どちらの基地も全周一般道等に近いところで囲まれており、
敷地外から射程2〜4q程度の歩兵用の対戦車ミサイルで狙われたら簡単にアウトな地形でしかない

つまりイージスアショアの陸上配置案は費用対効果で陸上配置なので最大イージス艦4隻分に相当し、
イニシャルコスト、ランニングコストが、イージス艦の5倍以上になることと引き換えに、
設備の防護能力はかなり割り切ったものでしかないということになる

これが、陸上基地で半径10qは立ち入り禁止にできるとかなら話は別なのだけど

これら陸上基地案、軍港含めたイージス艦案、リグ案、無人島との比較になるわけだが、
無人島案が特に脆弱なわけじゃないことは容易に理解できる

絶海の無人島案なら周囲10qは立ち入り禁止にする措置も取りやすい
それと地形的に高い山なら、水平線見通し距離も増す
標高300mのところに設ければ、
せいぜい海面から25mのところの高さのセンサーの軍艦の水平線見通し距離が18q程度に対して、
300mの山なら水平線見通し距離が65m程度にまではなるのもメリット