SM-3のHGV対処バージョンとしてHAWKはよく取り上げられるけど、大気圏内でシーカーを使うには大気圏外専用のSM-3ほどの速度(2.7km/s以上)を保ったまま運用するのは原理的に不可能で、速度を抑えざるを得ない

だからSM-3ほどの迎撃範囲はどうしたって実現不可能だし「固定式の超広域防空ユニットを少数配備してコスパよく全国をカバーする」というアショア(あるいはリグ)のコンセプトは成立しない公算が高い
速度の上限からすれば、THAADや高高度迎撃飛翔体、SM-6やらとさして変わらない防護範囲しか実現できないと見るのが妥当

HGVが主流になればアショアはコンセプトそのものが陳腐化するんで、そういう意味では自民議連がいってる「新型ミサイルに対応できない」というのは間違ってないし、だからこそ潰しのきくイージス艦の方がマシなのよ