海・航空・陸上戦考察スレ 軍事戦略・作戦・戦術31
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陸上戦闘は如何に戦われるのか? 海戦は? 航空戦は?
史上のあの戦いにおいて、勝利する方策は?
近現代の陸上戦闘・海戦・航空戦について真剣に考察しましょう。
初心者から本職まで、幅広く参加者募集。
煽動者は黙殺、勘違いには罵倒ではなく善導で。
現職・元職は保全に注意しつつ、広い心でご参加を。
※軍事戦略(Military Strategy)、戦域(Theater)、作戦(Operation)、戦術(Tactics)、技術(Technical)
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過去スレ
海・航空・陸上戦考察スレ 軍事戦略・作戦・戦術 29
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1521379754/
※前スレ30 ワッチョイ無し
https://mevius.2ch.net/test/read.cgi/army/1529215122/ そういえば最近カエサルの『ガリア戦記』を復習したので割りと似たような川前戦闘が多い。
カエサルのローマ軍は取りあえず有利地形を取って陣地を構築し、それを基点にして作戦を行う 思い出した、何たがその地形をどこかで見たと思えば、山崎の戦いに似てる。
羽柴軍は天王山を占拠した後、川側からの側翼突破を成功し、敵を敗走させた(しかし勝利側の消耗も激しい)、その作戦も一応可能だ。
だが砲兵火力が物を言う現代、砲兵観測所になれる高地の重要性はさらに高く、敵の砲撃を受けやすいため平地突破のリスクは比較的に高い。敵が高地に砲兵陣地を用意した場合はやはり激戦になるだろう。
安全牌としてやはり高地の占拠を優先すべきだ。 似たような地形での上級者向き作戦に、ハンニバルがトレビアの戦いで取った作戦が参考になるだろう。
敵を陣地から誘い出し、伏兵を使って撃破する。
しかしこの手のバックハンドブロー作戦の実行は困難だ、自軍が混乱される可能性も十分に高い。 >>18さんの考えはこんな感じで良いのかな?
信夫山を占領した後砲兵陣地と観測所を作る。
前線を陣前川まで推進し、陣地を構築して敵と対峙する。
https://i.imgur.com/0ySQUvc.jpg
そのあと主力で浅間山を攻撃し、占領した後、やはり観測所と砲兵陣地を構築して
https://i.imgur.com/d1XvLGz.jpg
下の敵を砲撃する。(高射砲による直接砲撃も有効)
敵が崩れ始めたら川を渡る。
https://i.imgur.com/eIn3BtB.jpg >>23
>第一次大戦の再現
実際1934年の教範だな。
まあ、時間が惜しいかつ圧倒的な戦力があれば正面突破もありだ。
しかし敵の戦力と工事など情報をあまり分からない状況で、これは安全策とはいえない。
情報が少ないでもとりあえず速攻を仕掛けるの当たりはいかにも戦前スタイルと感じる。 そういえば火砲さえ揚陸できない状態で未知な敵陣地に向かって速攻渡河を仕掛けた作戦があったな
イル川渡河戦、これは悲惨だ
https://youtu.be/nuELGSeKM6Q >>25
それはちょっと違うよ。詳しくはこちらを読んでもらいたい。
「誰が一木支隊を全滅させたのか ガダルカナル戦と大本営の迷走」関口 高史 (著) 芙蓉書房出版 (2018/2/9)
ガ島奪回は大本営と海軍の方針、現地の第17軍の方針はガ島放棄、一木支隊は第17軍から米軍の規模を正確
に伝えられ、交戦せず偵察に留めるよう配慮された。ところが、現地人スパイから報告を受けた米軍が陣地を素早
く移動、一木支隊をこの防御陣地に誘い込み殲滅した。一木大佐が無謀な突撃をして全滅したという通説は間違い。
第17軍の百武司令官は戦後すぐに亡くなり、一木支隊全滅の経緯を詳しく残せなかったため、大本営と海軍の証言
だけが戦史叢書に載ってしまい「通説」が形成された。イル川渡河戦の勝因は、陣地を素早く移動させた米軍の工兵
能力で、一木大佐は米軍の規模も知っていたし無謀な突撃もしていない、コレが真相。 どうかな、いかに想定外の敵陣地と遭遇したとはいえ、一夜にして部隊がほぼ壊滅されたのは指揮の問題だ。
それに当時の日本陸軍全体で最初の攻撃が明らかに失敗しても作戦を中止しないの傾向が見られる。
それと比べればガ島のアメリカ軍はあきらかに情報収集に一枚上手だ。日本軍の上陸位置と動向をほぼ正確に把握した。 海幕 支那観艦式に5年振りに参加へ(これで3回目w)
護衛艦一隻で参加予定 vhggee >>27
英植民地の現地人諜報網を甘く見ていたとは思わないが、日本軍の宣撫工作が浸透する
前に、アメリカ軍が侵攻して来たと言うべきか。他の島では宣撫工作が成功して戦後に戦犯
とされた日本兵を擁護する原住民まで現れた。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%AB%E5%B7%9D%E6%B8%A1%E6%B2%B3%E6%88%A6
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/db/GuadTenaruMap.gif
資料を少し復習した後、戦場の側面は山と川じゃなく森と海である以外、イル川渡河戦の戦場は実に>>17の想定に似てる。イル川も当時では徒渉可能と伝われる。
アメリカ軍は日本軍の動きを察知し、川際に陣地を構築して敵の攻撃を迎撃した。敵の戦力がほぼ壊滅された後、森から側面包囲攻撃を仕掛けて、残敵を徹底殲滅した。
より詳しい話はwikiに参照しよ。
他にも色々な要素が介在していたが、アメリカ軍が取った作戦は基本的にただの安全策で、日本軍がほぼ自滅したの形で敗北した。
イル川渡河戦の規模は大きくないが、この戦況は太平洋戦争での陸戦の基本形、他にも色々な戦いで見られる。
旧日本陸軍内部に速攻しないと死ぬ(批判されて切腹、良くても左遷)の病気が蔓延していた、戦争後半になっても完治していなかった、仕方ない。 >>29
ソロモン戦全期に渡って連合軍はコースト・ウォッチャーズに通じて割りと原始的な方法を持って日本軍の航空機と艦艇の動きをよく把握していた。
人徳ある今村均将軍がいたラバウル周り以外日本軍の宣撫工作が特に効果が高いとはいえないと思う。
他にフィリピンは元々親米とはいえ、経済的余裕がない日本軍の宣撫工作はあまり成果はなく、アメリカ軍の工作もあって、ゲリラの対応に手を焼いた始末になった。
比較的に反英のビルマ人も戦争後半で日本軍の徴発などに反発を起きた。
日本軍は植民地運営と関わるの経験が少なく、ドイツの影響で元々直接戦闘重視、戦地統治と対反乱戦をあまり研究していなかった。
比較的に上手く行った台湾統治は役に立たない陸軍を退場させて警察主体で行ったこそ成功した。 >>30
一木大佐は、事前に第17軍の参謀から米軍は1万人と明確に報告を受けています。一木支隊は
現地人コーストウォッチャーによって米軍陣地の前に誘導されてしまったのであって、暗闇から急
に照明弾が上がり、十字砲火を浴びたそうです。一木大佐は、その最初の米軍の攻撃で戦死した
と思われます。その後の日本軍の突撃は、各隊バラバラの明らかに統一を欠いた攻撃であり、敵
の数は1万人、と告げられている指揮官が700人まとめてですらなく、100名程度でバラバラに突撃
なんて、いくら日本軍でも有り得ないでしょう。 >>32
歴史群像辺りだと
・日本軍は当初は正確に兵力一万と見積もっていた
・が、その情報を上げた時に「そんなにいるわけないw」と五千人くらいと修正
・そこから段々と「五千人?そんなにいるわけないw」とどんどん減っていく
・一木大佐に伝えられた時には、「二千人?少ないし多分すぐ撤退する予定だろうからロクな装備は無いだろw」といったクソ情報に劣化
・クソ情報を元に戦闘を行った一木大佐は有力な米軍に粉砕されてしまう。日本軍の情報処理能力ダメだわ
みたいな感じだったけど、最近新発見でもあったのかな?
スルーしてたけど買ってみるかなぁ >>33
第17軍は、ソロモン諸島と東部ニューギニアも当初は担当したために生還者が少なく、戦後に証言を残せた人間が
圧倒的に少ない。いわゆる「通説」は、戦後に証言した人間が作ってしまう場合が多い、ということのようです。 115 名前:名無し三等兵 [sage] :2019/03/14(木) 15:51:42.16 ID:NeGuleAt
>>114
> 最新鋭機だろうかあw
マルチうざい
少しググりゃ飛豹2って出るだろクズ
解放軍戰機墜毀 網曝飛豹2駕駛「閃過學校」自我犧牲殉職
ttp://www.ettoday.net/news/20190313/1397866.htm
JH7ですってw qaeyg 一木支隊壊滅については、誰が指揮しても変わりないと思うね。
日本軍の「突撃」という戦法がアメリカ軍の高い瞬間的火力投射能力との相性が
極めて悪い。
クソ情報については、ソ連軍は威力偵察と判断していてそれを駐在武官が
伝えてきたことと、1万という優勢な戦力がありながら防御している米軍の
思想を理解できなかったことによるようだね。 川口支隊も少し策を使ったが行き末は大差なかったね。
情報不足でもとりあえず攻撃するの傾向は旧日本陸軍全体の問題だ。 >>37
一木支隊がやった、と言うか日本軍の突撃は戦法というより、進退窮まった時の身の処し方だろ。
戦法はバカの一つ覚えみたいに迂回包囲戦術だよ。 >>39
>進退窮まった時の身の処し方だろ。
もちろんその時も実行させられるが、通常の攻撃でも突撃はするよ。
作戦要務令やその他の教範類にもそう書いてあるし、その想定で演習も実施している。
とはいっても火力支援はするように書いてあるが、火力が無くても突撃はしなくてはならない
んだよね。(イル川のときは静粛突撃だから元から火力支援はしない想定)
同じ一木大佐が少佐時代に指揮した盧溝橋事件の時には火力支援をしていたが、
展開時間は判断や行動はイル川のとき時と比べると余裕があった。
>迂回包囲戦術だよ。
これはそのとうりだが、イル川の際は橋頭堡を包囲するとか迂回する
兵力がないので翼側攻撃によるしかないと思う。
(もっとも翼側などないのだが) >>38
必要な情報が十分に集まるという事は無い。という想定だからね。
あまりにそれを前提に置きすぎてしまった。
とはいえあそこまで火力が隔絶してしまうと、情報があっても攻撃はできなかったかもしれない。
陸自ではそれを反省してある程度の情報や敵の意図、任務分析、状況判断
を重要視するようになったけど。 一木支隊にミスがあるとしたら、宣撫工作の浸透度を考慮せず現地人を信用してしまった事かな。 大事な情報が現地人だけが頼りの時点で情報下手だぞ、日本軍は。 一木支隊は海軍から、原住民は滑走路建設に協力的だった、とか聞かされたんだろうな。実際は
工事の進み具合を原住民コーストウォッチャーが探ってただけなのにさ。滑走路完成のタイミング
で米軍が上陸したのを、おかしいと思わないセンスの無さが酷いな。 >39
>戦法はバカの一つ覚えみたいに迂回包囲戦術だよ。
この迂回というほど迂回しきれてないのが問題で、
偵察(捜索)の不備とあいまって迂回したと思ったら、、
まだ敵正面だった訳で・・・
まあ、橋頭保なんだから当然全周防御してるだろう…とは考えず
なぜか側面があると考えるのがマズイ
結果、翼側攻撃にさえなっておらず各方面、それぞれが正面攻撃と化している。 >>49
なんせ橋頭堡攻撃を想定していないですからね旧軍は。
これは空挺堡攻撃も同じでインパール作戦個々の戦闘の悲劇が起きたんですな。 >46
私の仮説なんですが・・・
1)旧軍はWW1の戦訓を研究している
2)戦訓としてガリポリの失敗、アルビオン作戦の成功、青島、上海の経験をもとに
海岸付近に張り付くのは悪手と考えていた可能性あり
(早期に内陸侵攻する事こそが重要)
3)これは米英軍も同様と考えていた可能性あり
(ガリポリ当事者、ニミッツなどはアルビオン作戦の論文書いてる)
4)よって米軍は飛行場を確保後、内陸に進出し掃討戦を積極的に進めている はず
5)しかも敵兵力は少ない(誤認情報による)、よって分散したる米軍の抵抗は薄い
側面に回り込む=内陸進出中の敵側面を打撃し、さらに上陸地点に後退する敵を追撃しもって飛行場へ突入奪回す
とかいうロジックになっていそう・・・
>なんせ橋頭堡攻撃を想定していないですからね旧軍は。
それを認識するのは44年以降の本土決戦を想定しはじめた頃から・・・ 作戦要務令には上陸後に橋頭保を確立する点について書いてないんですよね・・・(作戦要務令 第四部)
統帥綱領と陸戦隊の教範を後で見てみますか・・・ 要するに陸海軍ともに島嶼での陸上戦闘を研究してなかったんだな。 >50
だがしかし
恐ろしい事にガダルカナルまでは世界で最も近代的上陸作戦を実施し成功させてきたのは旧軍なんだな・・・ >>51
神州丸を建造したり上陸戦はそれなりに研究していたが、上陸した後の地積の小さい島嶼での戦闘は研究していなかったのでは。 >55
そそ、そういうことw
大陸に対する上陸作戦と島嶼における上陸作戦は似て非なるもの
ですが、それ以上に相手の目的判断を誤っていた可能性があるように思っています。
米軍にとっては飛行場の確保が主目的であり、ガダルカナル全体の占領は奪取した飛行場を安全しからむる手段であるわけです。
米軍は飛行場確保後は無理に掃討戦を行わずとも良いのですから、飛行場奪取後はその観測点までを確保できれば、あとは急ぐ必要はないのです。
島内の完全占領よりも、敵軍の増援、逆上陸を防ぐことの方が重要になります。
ここを見誤ると、飛行場を確保した後に、積極的な橋頭保拡大を行わないという行動が理解できません。
※作戦術的視点と言ってもいいかも・・・
(硫黄島などは制高点を日本軍が抑え、島も狭いので完全占領しないと飛行場を整備使用できません)
(沖縄については数個師団が展開し、島嶼といえど大陸に近い作戦行動が求められます(日本側の逆襲戦力が大きい為、これを破砕しなければ飛行場の使用が安全にならない)
(なお、この考え方だと、オリンピック作戦(九州侵攻作戦)において米軍が九州全体の完全占領をあまり意識していないのも理解できます) きのう午後、御殿場市の駒門駐屯地で、
ヘリコプターから降下訓練をしていた自衛隊員が駐屯地の外に着地しました。kewqadre >>46
> これは空挺堡攻撃も同じでインパール作戦個々の戦闘の悲劇が起きたんですな。
インパールのこと偉そうに語るヤツに限って、これがわかってなかったりするんだよなあ 芹沢博士辞世の句
ふんぐるい むぐるうなふ ごじら るるいえ うがふなぐる ふたぐん
いあ!いあ!ごじら ふたぐん!
(何かを見たらしい・・・) >>58
…それは単にLansちんの頭がモナークしているだけなのでは…w モナークはアーカムに改名すべき!!11!!!!1! 「海洋プレッシャー(Maritime Pressure)」 と作戦構想「インサイド・アウト防衛(Inside-Out Defense)」だってさ・・・
https://news.livedoor.com/article/detail/16599217/ これらはハイブリッド戦争における既成事実化(fait accompli)に対応する為ことが目的であり、
海洋プレッシャー(Maritime Pressure)戦略は西太平洋での軍事的侵略行為は失敗する事を相手(中国)に判らせることとしており、
これは抑止体制の構築を目指すのものと言えます。
次にインサイド・アウト防衛(Inside-Out Defense)は海洋プレッシャー(Maritime Pressure)戦略下において行われる作戦構想となっており、
各同盟諸国と連携し第一列島線で軍事的封鎖線を構築、ここで進出を遅滞している間に米軍主力が機動打撃&縦深攻撃をかますという、
我々陸戦脳にとって非常に判りやすい構成の模様w
また、説明にもマルチドメインの呼称が散見されますが、
海洋プレッシャー(Maritime Pressure)戦略とインサイド・アウト防衛(Inside-Out Defense)は、
マルチドメインオペレーション(MDO)に取って代わるものではなく、
あくまでもMDOの概念下における西太平洋という一地域における地域戦略とその作戦構想という位置づけに思えます。
これは海洋プレッシャーがMDO同様に抑止体制の構築を目的とし、インサイド・アウト防衛がマルチドメインを強く意識した作戦構想という点からも伺えます。
MDOはあくまでもドクトリンであり具体的な戦略・作戦構想は概念説明的なものばかりで、
まだあまり具体的なモノは表に出ていないように思っていましたが、これが具体的な構想案と言う形なのでしょうかね。 >>63
民主社会は戦争を嫌うので、不法占領の既成事実化が早いよね。
介入によって救うべき市民が巻き添えになるとか思うと余計に。
米軍による反撃は、台湾軍なり自衛隊なりが抗戦継続中、
介入すべきかどうか、民主議会が冷静に考える前に実施するのが望ましい。
さて、台湾なり自衛隊なりは何週間保てばいいのか… わかりやすい地形がベースだからか、陸戦的でとてもわかりやすい
まるでPakフロントと機動打撃部隊みたいだあ... >>66
機動打撃の方が楽しそうなので、
Pakフロントと交替できますか? >67
大型正規空母の打撃群を4個くらいご準備ください 中共にわかりやすいよう陸戦的に描かれているとは思う >>63
Lansたん解説どもっす
この新ドクトリンにおいては、海軍や空軍の役割はなんとなく分かるんですが、陸軍はどう動くんですかね? 島嶼展開して、遠距離投射部隊の護衛
(機動展開含む) ソ連-ロシア流侵攻戦略の真髄は、
政治、情報とゲリラコマンドによる攪乱を駆使し、敵の対応能力を超える軍事戦力を重点に集中して敵を圧倒する、
これによって(歴史的に)不可逆的な既成事実を作り出すのことだ。
1930年代のソ連拡張、冷戦時代のチェコスロバキア鎮圧とアフガン侵攻、そしてロシアのウクライナ侵攻、これら侵攻作戦の基本原理はあまり変わらない。
ポイントは、下準備は重要であり、軍事侵攻はあくまで目的に対するの手段の一つだ。
しかし上陸作戦になると侵攻の第一波に使える戦力の量は輸送艦と輸送機に制限されるため、ロシア流侵攻戦略は多少弱体化される。
対上陸側が攪乱行動を抑え、上陸を護衛する戦力、輸送艦と輸送機を撃破できれば、勝利するの可能性が高くなる。
渡洋戦力の撃破は主に海空軍の仕事であれば、緒戦における陸軍、海兵など地上部隊の仕事は攪乱行動と奇襲を撃退、抵抗する、出来なくともせめて既成事実的な雰囲気を打ち壊す。
具体的には、フォークランドのイギリス駐屯部隊のように、海軍艦艇に対して生身で応戦して無反動砲を発射する気迫は必要だ。
抵抗の意思を敵味方に示すのが地上部隊の仕事なのだ。 まあ、要するに身をもって人間バリケードになれということだ。
>地上部隊の仕事
仮に轢き潰されても、「立ち入り禁止」の警告を示すのが重要だ。
これは政治的に意味が大きい。 >ソ連-ロシア流侵攻戦略の真髄
これは案外応用に効く原理だ。
例えば何らかの政治軍事施設を制圧したい時、まず陽動と攪乱行動を仕掛けて、警備が薄い部分から大勢で侵入すれば、大抵「入れる」。
ウクライナ東部侵攻においてロシアの民兵は地元の警察局を簡単に制圧した。 >>62
海洋プレッシャー戦略は良いが、インサイド・アウト防衛は全然ダメ。インサイド部隊を第1列島線に置いて
抗戦するなんて不可能だ。日本・台湾の人口密集地・工業集積地で戦うなど世論が許さないし愚の骨頂だ。
むしろ、インサイド部隊を中国沿岸部に上陸させて、そこに抗戦ラインを形成するべきだ。アウトサイド部隊
は第1列島線に置くのが良い。今の人民解放軍の弱点は大幅削減した陸軍にある、6000`に及ぶ沿岸部
を防衛するのは不可能になっている。アメリカが中国沿岸部への上陸戦略を打ち出せば、中国軍の海空軍
増強方針の転換を強要できるだろう。中国沿岸部に陸上兵力を上陸させ工業基盤を破壊・港の封鎖が終わ
れば占領の必要は無い。陸上兵力は引き揚げ、第1列島線のアウトサイド部隊によって中国沿岸部の復旧
と使用を妨害し続ける方が良策だ。 >>76
中国人何人殺すつもりなのか。
19世紀ならそれでいいけど、21世紀なんだな… >>76
あれは旧日本軍が1930年代前半で数回やって失敗した戦略だな
中国がすぐに復旧を成功したので、反日心理を激化した以外あまり意味はなかった。
それに沿岸部の工業基盤を破壊したいなら戦略爆撃と機雷封鎖の方が合理的だ
アメリカ軍は対日戦の終盤でこれをやって、効果は見事だ。 よし、ではこれでどうだ
香港あたりを起点に反共産党の独立派を糾合し資金および武器援助、
さらに超最新兵器で身を固めた流暢な英語と片言の中国語を話す礼儀正しい砂漠デジタルカモの人が海から・・・
はいぶいりっどせんそう?ナンノコトデスカ? >>79
冷戦時代の前例を見ると、ソ連と比べればアメリカは蜂起工作に下手だ。
国内政治の問題があり、現地勢力を見捨てて援助を途中で切ったこともある。
それに中国はすでに歴史未曽有のデジタル監視体制を敷いた。簡単に倒れない。
共産党内部で協力者を探してクーデターを支援するの方がまだ勝算が高い。 >日本軍が1930年代前半で数回やって失敗した戦略
間違った、「1920年代から1930年代前半」が正しい。
補足すると、山東出兵などの数回の懲支作戦の戦果に不満があった日本陸海軍の一部は後で永久占領方針にシフトした。
これによって対中国の泥沼戦争に突入し、対米開戦に繋がった。
まあ、今は戦国時代ではないので、とにかく焼き討ちや欝憤を晴らすためだけに上陸戦をやるのは無意味かつ危険だ。 そういえば、前例を見るとソ連とロシアは上陸戦の戦術面に強くないが、一応戦略目的に関して非常にまともだ。
日本への北方領土やウクライナへのクリミア侵攻など、上陸は永久占領のための上陸だ。
リスクに対して見返りは十分だからやっただろう。 >一時上陸
誤解を避けるために補足、レーダー基地破壊など戦術や作戦目的のためにやるならありだ。 >80
ハイブリッド戦争には「addition through subtraction」という一面があり、
周辺域を弱体化(不安定化)させることで、本来の防衛主体(本国や同盟エリア)を確固たるものにするという目的もあります。
したがって・・・
>簡単に倒れない。
別に倒す必要はないのですよ…(悪魔の囁き)
目的は倒すのではなく、相手の負担を増大さで外部進出できなくさせる事なのですから
(ずっと内戦したりして不安定化してれば、それで目的は達せられる)
まあ、冷戦終結でCIAが力を失い、透明性の非常に高い今の米国には無理な相談なのですがねw とにかく19世紀と比べれば手段が増えた、単なる報復攻撃をしたいなら空軍や海軍やミサイルを使う方が経済的だ。
地上戦より人的な損害が発生するリスクが少なく、心理的に遺恨が残りにくい。(両方にとって敵の顔を見なくて済む)
手打ちする時に捕虜など副次だが複雑な問題もあまり発生しない。
この時代で一時的とはいえ地上部隊による軍事占領は大変であり、遺恨が発生しやすい、よほどの利益はないとやるべきではない。 例えば、北朝鮮の核施設なんか空からの攻撃だけでは破壊できない。やはり地上軍で捜索破壊
が必要だ。第二次大戦で日本空襲の効果があったのは、日本側に備えが無かったのが大きい。
その証拠に朝鮮戦争、ベトナム戦争では日本空襲より投弾量が多くても効果が小さかった。地上
兵力による上陸、破壊は以前より必要になっていると考える。 >88
このブログの記事にはいくつかの誤認が見られるように思います。
1)エアシーバトルと海洋プレッシャーc&インサイドアウト作戦の関連性
重要なのは、海洋プレッシャーは従来の正規戦では対応できないハイブリッド戦争に対応した
「マルチドメインオペレーション(MDO)」の文脈で組まれていることにあまり注目していません。
しかし注目すべきはそこなのです。
なお、エアシーバトルは完全に正規戦対応であり、ハイブリッド戦争には効果は限定されそうです。
その上で、海洋プレッシャー戦略の中でのインサイド・アウト作戦であると認識すべきだと思います。
2)CSBAの立ち位置
戦略【予算】評価センター(Center for Strategic and 【Budgetary】 Assessments)
予算評価ですよ、予算
予算第一
予算獲代行業
それが本シンクタンクの存在意義
予算確保の理由付け機関といっても過言ではないと思います。
陸主導のマルチドメインオペレーションに海が便乗し、統合軍ドクトリンに押し上げようとしてる中で
海軍の立ち位置を明確化し、存在感を示し予算を獲得する設計図。
エアシーバトルでは、マルチドメインオペレーションの文脈の中では有効性を示せないので
変えざる得ないはずなのです。
(そもそも、MDBから発展したMDO自体に、MDBの問題点が解決しきれず継承されたままという事実に目を瞑っているのが、予算屋だなぁ;;;) >>87
核施設あるかないかどの道イラク侵攻の再現になるぞ、その考え
後始末に費やした時間がWW2より長いだよあれは
2000-2010年代の間にアメリカが資源を中東に使ったのは中国とロシアが増長した理由の一つだ >>91
核施設があるのは間違いない核実験したからな。イラク戦争だって占領するから
ダメなんだ、徹底的破壊だけしてサッサと撤退すれば問題は無かった。 >>92
>破壊だけして撤退
現地が無政府世紀末状態になって、テロや海賊組織の基地、核原料の密売地などになると思うぞ
さらに難民は大量拡散して歴史的な国際問題になる。 >>87
朝鮮戦争(現在も継続中)は、戦略レベルで中共のひとり負けなのでは?
日本帝国主義に抵抗しこれを打破する戦争で、最も長期間悪戦苦闘をつづけるうちに、中国人民は最大の犠牲をはらい、
また最大の貢献をしてきた。したがって、中国人民と彼等がうちたてた中華人民共和国中央人民政府は、
対日平和条約の問題において最も合法的権利をもつ発言者であり、また参加者である。ところが、
平和条約アメリカ、イギリス草案は、戦争中日本にあった連合国及びその国民の財産と権益の処理に
関する条項で、適用期間を規定して一九四一年十二月七日から一九四五年九月二日までとし、
かつ一九四一年十二月七日以前における中国人民が自力で抗日戦争を行っていた期間を完全に無視しているのである。
中華人民共和国を除外し中国人民を敵視するこういったアメリカ、イギリス両国政府におけるごうまんな
不法措置は、中国人民の決して許さないところであり、断乎反対するところでである。
[文書名] 対日講和問題に関する周恩来中国外相の声明
http://worldjpn.grips.ac.jp/documents/texts/JPUS/19510815.O1J.html
↑
戦術レベルで互角にやっているように見えるが、ロシアからは梯子外され、戦略レベルでは完全敗北。
逆に日本が大東亜戦争で敗北したのはあくまで戦術レベルで、海外領土を失ったに留まる。
朝鮮戦争(継続中)において、日米は軍事同盟として機能しているが、中露は軍事同盟として機能していない。
またそれについて中国は独歩独立の戦勝国だが日本は対米従属の敗戦国だと言うのか。
朝鮮戦争の休戦協定にサインした国を比べて、そういうことが言えるのか。米軍なら英国にだって居るのに。
異論があれば何なりと。 朝鮮戦争で中共ミグがB-29をバタバタ撃墜? そんな妄言は北朝鮮だって信じてないぞ?
専門家らは北朝鮮の「トラウマ」、すなわち韓国戦争(朝鮮戦争)の際の米軍の空襲に対し北朝鮮が感じる
「悪夢」のためだと説明した。ある予備役将軍は「韓国戦争当時、洛東江(ナクトンガン)戦線で
最後の攻勢を準備中だった北朝鮮軍に向け98機の米軍B−29爆撃機が26分間に960トンの爆弾を
浴びせるじゅうたん爆撃を加えた、制空権を掌握した連合軍が平壌(ピョンヤン)など北朝鮮の主要都市
に対しても持続的な空襲を行ない、戦争が終わった後にまともな建物が残らなかったほどなので
米軍の空襲は北朝鮮には悪夢だろう」と話した。
http://s.japanese.joins.com/article/810/233810.html 朝鮮戦争と在韓米軍をどうするかについて、トランプ大統領が相談するのは何処の国の誰なのかな?
中露蜜月でも、習近平とプーチンは朝鮮戦争を語り合わないよね? >朝鮮戦争の空戦
中朝辺境に米側から「ミグ回廊」(MiG alley)と呼ばれたMig-15出没注意空域は実在した。
ソ連で訓練を受けた中朝パイロット以外、義勇軍名目でソ連パイロットもMig-15で参戦した。 >>94
緩衝国確保という
中国の戦略目標完遂してるので大勝利です。
人的損害は毛沢東のVP計算に含めないので。 >>98
>緩衝国確保という中国の戦略目標完遂してるので
台湾は? >中立的な「観客」
日本は?
「私は首脳会談の実際の結果には多少失望している。両首脳が署名した声明は、 気まぐれな約束以上のものではない」。
朝鮮半島の危機は続くだろう。だがロシアは現在、北朝鮮の支持者というよりは、平和を求めている中立的な
「観客」といったほうがよさそうだ。これは確かに進歩にちがいない。
https://jp.rbth.com/history/80120-ch%C5%8Dsenhant%C5%8D-no-kiki-ni-okeru-soren-to-roshia 大東亜戦争の結果としての朝鮮戦争は現在も継続中で、日本とロシアは「中立的な観客」である! (4)横田飛行場に所在する朝鮮国連軍後方司令部には,ウィリアムス司令官(豪空軍大佐)他3名が
常駐しているほか,9か国(オーストラリア,イギリス,カナダ,フランス,イタリア,トルコ,
ニュージーランド,フィリピン,タイ)の駐在武官が朝鮮国連軍連絡将校として在京各国大使館に常駐している。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/na/fa/page23_001541.html 在日米軍は朝鮮国連軍としての名目があるけど、ヨーロッパのNATO軍にはどんな名目があるのか? 揚陸作戦における艦砲ってどんな位置付けになるんだろう?
GSなのかDSなのか?
対砲兵射撃のようなこともするのだろうか 米国がウクライナを支援するため、スナイパーライフル、RPGランチャー、対火砲用レーダー、指揮統制装備、電子戦探知機、セキュア無線機など
2億5,000万ドル(約268億円)相当の装備支援を発表
https://www.defenseworld.net/news/24999/Sniper_rifles__Counter_artillery_Radars_in__250M_US_Military_Aid_to_Ukraine
中身がハイブリッド・ウォー対応っぽいね あそこの狙撃に関する話は何個か見たけど
支援に狙撃銃が明記されるくらい影響でてるのな スレタイとは違うかもしれないけど、右翼と左翼の分類について。
【国際的非難不可避!】舛添要一元都知事、ブログでナチスを党名から左翼と説明してしまう ★ 3
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1561272198/
右翼は自国中心主義で左翼は国際協調主義というふうに自分は教科書で習ったし今もそのように考えている。
しかし左翼国際連帯共産主義革命から始まったソビエトも、スターリン以降は右翼独裁自国中心主義国家へ。
ヒトラーが元左翼というのは、彼がオーストリア人であることに起因するが、政権掌握後は極右化している。
独ソ不可侵条約にしても、ドイツが不利なうちは協調します、でも有利になったらバルバロッサ作戦と。
また鳩山由紀夫の「友愛」も中国には通じなくて、靖国参拝止めても今度は尖閣問題で因縁つけられてダメだった。
米欧協調なんてヌルいことをやっていてはロシア軍に勝てないので、トランプ大統領はアメリカファーストを打ち出す。 >>105
ウクライナなんて弱すぎて何を援助しても無駄だろ。
ソ連構成国だったくせに軍人が無能過ぎるな。 >>108
「軍の頭脳」はモスクワの方に固まってたってことやねえ >>108
報道を見る限り装備不足とロシア軍が戦上手のがメイン問題だな
ウクライナは財政難で、装備をあまり更新しなかった 昔の話だが、NHKスペシャル「5億丁の戦慄」で、
ロシアでは、迷彩服のロシア兵がAK持って兵器庫で立哨していて、もう三ヶ月間給料もらってない(´・ω・`)、と。
ウクライナでは、私服のおばちゃんがAK持って兵器庫で立哨していて、迷彩服すら支給できないのかと思ったら、
ウクライナ軍が武器が詰まった兵器庫の警備放り出して無人状態、危なくて仕方がないんで町内会で勝手にAK持ち出して持ち回り警備中(`・ω・´)、と。
どっちかといえば、>>108が正しいと思う。根本が駄目だわ、ウクライナ軍。 武器庫の警備を放り出して無人、って信じられんな
戦闘の結果、部隊が撤退してやむなしに放棄されたというなら、回収もしくは爆発処分するべきだし、
国防予算が乏しくて放棄されたというなら、保管体系を統合整理して効率化するとか、民間業者に委託するなどの方法があったはず
手付かずで放棄だなんて何考えとんの・・ 横流しして現金化するに決まってるだろ。ウクライナ人なめるなw それよりウクライナって国は親日なの?反日なの?
それで支持するべきかどうかきめるわ >>114
中国の軍事力の質が大幅に増強されたのはウクライナのせいなので。
無意識に日本に喧嘩を売ってる。 袖の下を使ったんだろ。中国にはコンプライアンス無いからなw >>112 92000tの弾薬庫の中で煙草のポイ捨てして全焼させるのがウクライナ軍クオリティ。手付かずで放棄する方がまだ迷惑がかからんかも知れん。
https://darwinawards.com/darwin/darwin2004-08.html
まあ、113が言う通り現金化しちまったケースも多々あるんで、証拠隠滅のために焼き払った可能性も普通にあり得るけど。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています