百日攻勢を見れば分かるように最終的には突破できたと言える
あれだけ戦線が前進して突破してないと強弁するなら話が通じようがないだろう
カイザーシュラハトでドイツ軍が前進した距離より百日攻勢で連合軍が前進した距離の方が長い

フォッシュの悩みは質も量もかなり優位にたって戦況も圧倒的だが
西部戦線は地形的にこれと言って進軍しやすい地域もなく
進めば進むほどキツくなるしベルリンはずっと遠くって所
そしてフォッシュはドイツ軍を計画的に包囲殲滅したり重要都市を狙って進撃したりするか
ある程度現場の勢いに任せて前進できる地域はどんどん前進していくかで迷ったがこの時点では後者を選んでとりあえずは成功し戦争は終わった
もし史実以上にドイツの降伏が延びていたら前者のような目に見える戦果が必要だとも考えていたが

第二次世界大戦のガムランも同じ問題は認識していて独仏国境やベルギーからの攻撃はジークフリート線への正面攻撃になりどうやっても大きな戦果を出すのは難しいと考えていたが
一方でオランダから侵攻できれば1番良いと考えて連合軍の総攻撃はここから行うつもりだった
これは結果的にはディールプランをディール・ブレダプランに発展させオランダ支援軍を作り予備軍を減らす結果になってマンシュタインプラン成功を支援してしまった
つまりガムランが大局的に将来まで考慮した計画を野心的に考案した結果足元を掬われたと言うべきだろう
もちろんオランダ支援は将来の総攻撃以外にも色々政治的事情があって実施された部分もあるが