【局地戦闘機】 雷電その9
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※前スレ
局地戦闘機雷電その8
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1547298170/
※注意事項
このスレは、
戦闘爆撃機や、B-17の迎撃が可能な程度の(金星)零戦を含む甲戦闘機を語るスレではありません。
14試局戦である雷電、を語るスレです。
日本語を正しく理解しましょう。 ブースト控えないと壊れる
ちなミゼットインターセプターは誰もが見る夢なんだが、
「大戦末期に求められたのは結局2000-2500馬力・20mm×6(もしくは30mm)最高速度700km超」
だってのを思い出すと「2号銃にエンジンくくりつけて飛べってのかよ」という結論に至るのだなー そもそもが世界的に見ればカノンファイター
第一段作戦の戦訓、というかB-17と対戦してみると
思いがけないことに一号銃2挺で足りずできれば二号銃4挺が欲しくなる
翼はあれ以上小さくならない
でも胴体は細くできるよね 栄21のような2速全開1000ps級を積んだミゼット(超小型)と称するのも、自分で言いだしてるけど、
(正確にはミゼットインターセプターの正当進化と書いてるが)
ちょっとヘンかもね。97戦のように、2t切ったらミゼットだろうけど。
全備2.5-3.0tのライト・インターセプターというべきかな?
J2M1も、零戦だったら52乙辺りまでは、この分類。
3.0-3.5tがミディアム・インターセプター、五式戦とかJ2M2以降がこの分類。
3.5t以上がヘヴィー・インターセプター(紫電改とか)じゃないか、と思う。 >>40
全開ブースト以上で回し続けると壊れるので逃がし弁がある
で、全開高度以下では高度が低いほど空気が濃くて過給器に出力が食われて軸出力が落ちる
なので1速、2速それぞれ山形のグラフになり、1速と2速の間の谷底で切り替える
というか、高度-出力曲線見れば一発でわかるが ハイオクガソリンの量産に苦しみ、エンジン出力向上に難がある日本機の場合、
推力向上の最後の砦はプロペラ廻りである。
零戦の最高速付近でのプロペラ効率は75%ほどだし、乱暴な言い方すれば、エンジン出力の1/4は捨ててるようなもの。
火星2x振動問題を解決するため、ペラ効率の悪いモノで忍んだ【雷電】。
日本機全般に応用可能なネタであるが、【雷電】性能向上によく効くハズの、地味目の話である。
■大型ペラをゆっくり廻す
2.9mよりは3.2mだし、3.3mよりは3.6mである。
ペラ先端が音速超えないよう、エンジン側の減速比率を調整する必要も出てくる。
ペラのクリアランスを確保するため、折り畳み脚はより長めに変更する必要もある。
しかし、ペラ効率の向上は、エンジン出力の向上と同じ意味合いである。
火星2x、誉、護、モロモロ苦戦したエンジンの改良よりは、難易度は極めて低い。日本向きである。
■プロペラ翼素(翼型)の高揚抗比化
プロペラの推力とは、主翼の揚力を推進力に変えたモノである。
しかも、当時のペラ翼素は、clark-yやNACA4412、RAF5程度の一世代古い翼型である。
当時の日本じゃ、独自にLB翼TH翼中島Kシリーズなど、高速機向きの「独自翼型」開発に成功してる。
人手がいなかったから、ペラの改良に手が回らなかった分野である。
キ27では、中島の糸川センセがNN-27翼型を編み出し、これでヤマハにペラ作るべし、と仕様を渡してる故事もある。
■可変ピッチ角のワイド化
最適ピッチ角の20度調整、というハミルトンペラの国産第一世代では、離陸時に最適ピッチ角下限を充てるから、
巡航速度では最適ピッチ角でありえても、最高速や降下制限速付近では最適ピッチ角になってない。
ゆえに、最高速が上がれば上がるほど、ペラ効率は落ちる。
第二世代で25〜30度に広がりはするが、フルフェザリングに成功したペラってあったっけ?
当時のペラ屋さんは、ピッチ角ワイド化のために、四苦八苦してた。
日本が辛うじてパテント手に入れた昭和14年のハミルトンは、20度しか可変しなかったので。 >>46
ありがとう。
https://i.imgur.com/fNMwM0p.jpg
軍用出力の1速全開高度は7000ftで2速全開高度は18000ft、
緊急出力の1速全開高度は4000ftで2速全開高度は15000ftということだよね。
そして軍用出力では11000ft、緊急出力では9000ftで1速から2速に切り替えていると。 ガソリンのオクタン価を上げたり、水メタ使うと全開高度自体は下がる。 火星2xの振動騒ぎ、2400rpm(火星1x離昇回転数)に運転制限かけてたら、
出力は4%減ではあるけれど、最高速は1.3%減で留まるかな?
ピストンスピードの向上は図れないけれど、水メタ化での平均有効圧力上昇はあるし、
ヘタにペラ効率落とすぐらいなら、こういうやり方の方が、推力向上図れた可能性がある???
火星1xでは騒ぎになってない振動問題だから。 >>48
緊急出力は、事実上、離昇ブーストを「5分間以内」で実施する、イチかバチかの刹那的なオーバーブースト・モードだね。
軍用と訳すか戦闘出力と訳すか、これは日本の公称ブースト(30分は耐える)での運転結果。 雷電に役に立つ、かもしれない、別の冷却処理の特許。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsass1934/7/66/7_66_980/_pdf/-char/ja
航空用空冷發動機の冷却装置の改良;
特許 第136966號, 出顧13/12/3, 公告15/3/20, 特許15/6/18.
發明者 河田三治, 廣岡 貫一, 特許權者 航空研究所長
プロペラの根部をカウリングで覆つて、プロペラ根部附近を遠心ブロワ ーとなし、
その前部に排氣口を、發動機覆の後部に吸氣口を設け、
發動機覆内部を遠心ブロワーに連通する。
プロペラとして有效に作用しないプロペラ根部附近を利用し、冷却を充分ならしむ。
〜・〜・
堀越の出身、東大(航空研究所)の特許であり、雷電の要求仕様交付直後に特許が成立。
三菱はエンジンカウルのエアロダイナミクス改善のため、河田さんに外注したぐらい、仲はよい。
シリンダー後部から、吸気した冷気を充てて、プロペラ根元部分から排熱する仕組み。
吸気口または排熱口を、カウルフラップのようにどう開閉するか、が過冷却を避ける手法になるのだろう。
プロペラ後流があるから、吸気口付近は、タキシング状態でも、それなりの空気は流れていそう。
もしも、強制ファン装着と効果が一緒の、冷却能力と空力改善(プロペラ根部までカウル覆う)が図れる、とするなら、
火星13の強制ファン(80kg前後)は火星11に切り替えることも可能性だし、80-100psをゲインすることもできる。
広くは普及しなかった特許とはいえ、面白い着目点だなぁ、と思う。 排熱・排気処理が面白いと思う、別の手法は、カーチスライトCW-23
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsass1934/9/87/9_87_833/_pdf/-char/ja
日本語記事は、昭和17年7月であるが、出典英文記事は Aviation 39卷5號;1940/5であり、
雷電の要求仕様交付のタイミングである。
なので、世界飛行機構造図集. 昭和16年版(航空朝日 編)でも紹介されてる機体である。
堀越が、「その気になれば」取り入れることも可能な、当時の最新技術のネタのひとつ。
〜・〜・
構造上の特筆すべきことは、
發動機カウリングの下方部の以外は、カウ リング後端と胴體とを緊密に取付けられてゐるので、
冷却空氣及び排氣ガスは、下方部のみから排出される。
これによつて胴體側面より上方に沿ふて亂流を生ずることが少くなり
而して胴體抵抗を相當減少することになる。
二つの上面部はカウリングの後端で胴體と緊密に固定されるから、
冷却空氣は發動機の前方より入り、
發動機の周圍を一樣に巡り、カウリングの下面だけから温つた空氣を排出されると云ふ
カーチス獨自の設計である。
〜・〜・
排熱・排気廻りで、零戦も雷電も、空気抵抗削る余地がまだまだある、ということだろう。
何せ、こういう処理してるのが雷電だし(苦笑)
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/thumb/f/fe/J2M3_Raiden_Kasei_Engine_food.JPG/1280px-J2M3_Raiden_Kasei_Engine_food.JPG 雷電とP-47、P-38の雷対決はあったのだろうか
バリクパパンとかフィリピンの外戦部隊にも配備されてたような 台南空所属の青木中尉。同中尉の専用機と化した本機が
昭和19年10月に偵察に来たP38と交戦したのが
記録上の「雷電」の初空戦である。
雷電は格闘戦に於いて、P38と同等程度の性能だったようだ。
という話は聞いたことがある。 単純だけど
延長軸と強制冷却ファンをやめて開口部を大きくする
飛ばしてみて紡錘胴体理論の実際に気づいてからの方策としていいと思う
軽くなるし、上昇に使える馬力は増えるし(紡錘胴体はそのための馬力の消費に見合わない)
冷却不足で飛行中の発動機の調整が困難という難点もなくなる
ぶっちゃけた話、前線に一機でも有用な機体が欲しいと切実に考えてたら
最高の性能を言い訳に技術者好みのギミックに拘って時間を浪費するのはバカげてる
先端を尖らせても大して速くならないと分かったんだから
5〜10ノットは妥協してさっさと実用化しろ 雷電は「中途半端に」高翼面荷重であること。
だから、性能も中途半端になる。
Bf109なんか、世代によっては翼面荷重200オーバーを割り切ってるから、「高速性」を担保してる。
G型は正規3150kgで主翼面積14.5uなんだし。
イギリス軍パイロットが、Bf109Eの前縁スロットの効果を知らず、それが出るところまで操縦桿を引けなかった、
との逸話があるらしい、メッサーの維持旋回率は、33.8度/秒(旋回半径 228.6m/8.1G@高度3000m・機速500km/h)をマークし、
低翼面荷重・薄翼のスピットファイアMkI(29.0度/秒)を、結果的に上回るわけで…
高翼面荷重による高速性と、ヨコ旋回性能(旋回率)の両立につき、当時の技術でもいろいろと選択肢ある。
タテの旋回戦に持ち込みたいなら、上昇性能(≒余剰馬力の潤沢な確保)、重量の軽減化の影響は極めて大きい。
タテの旋回戦に対して、卓越しているなら、余剰馬力を水平方向に利用するだけのダッシュ力も素晴らしい。
巡航から最高速への加速は容易。
重くつくったら、ダラダラと加速することを意味する。
例えば、戦闘高度(例. 高度 二速全開6000m)に全力上昇して、7分経過するなら、
公称運転30分の制限の前提で、エンジンと燃料タンクを設計する以上、戦闘運動は最大23分である。
高高度迎撃するにあたり、全力上昇で例えば、9000m20分の機体であれば、戦闘運動時間は10分程度である。
この10分で敵機に接近し、20-30mmの有効(必中)射程距離に飛び込み、燃料に余裕があれば二撃三撃繰り返し…
上昇速度は、荷重に反比例するわけだし、上昇時間の短縮と公称運転時間の確保を、
パフォーマンスナンバー100程度(水メタ91オクタン)の日本の燃料を達成するためには、
軽量化の徹底化を図ることこそ、正義であろう。
それがイヤであれば、対米開戦など決断してはならぬ、ましては3年も4年も長期戦にしてはならぬ。 上昇時間を短縮・更なる高速性の確保のためには、
J2M1の初期試算(主翼19u)315節→J2M1(主翼20u)の312節という点を踏まえれば、
ファウラーフラップを再設計して、二重(親子)ファウラーにするなどすれば、
重量増に対する着陸速度確保を、主翼面積増でカバーする必然性は消える。
メッサー同様、前縁スラット装備で対処する手法もあっただろう。
陸軍機とはいえ、99襲撃機は前縁スラット装備してる三菱なのだし、
補助揚力装置をどう最大限活用するか、という視点が、堀越(チーム)には欠け過ぎ・視野が狭すぎである。
自分が苦手とするなら、百式司偵ナセル設計なり層流翼を東大航空研究所に外注する三菱であれば、
そういう「外注」という選択肢もあったのだが…
それが、堀越の限界なのだろう。昭和15年以降の新規設計の雷電・烈風で苦しむ根本。
火星2x装備で着陸速度130km以下という要求仕様を無視したJ2M2であるが、
だったら火星13のJ2M1の時に、主翼面積多少削って着陸速度上げていればどうだったか、興味深いところである。
試算前提が19uならば、18〜19uぐらい、という意味だが。
更に、深尾部長にアタマを下げて、火星1xの減速比を弄って、
大きいプロペラをゆっくり廻す、というペラ効率の王道を追求できていたとすれば…
銀河・彩雲は住友ハミルトン3翔Φ3.5mと、J2M1(3翔Φ)より大型である。
2式大艇だと、ハミルトン4翔Φ3.9mと更に大きくなる。
VDMプロペラが壊れたので、一式陸攻のハブにY20のブレードを組み合わせたペラを使ったのが
J2M1らしいけれど。
ピッチ角の可変は、この世代だと20-25度が精一杯かな?
30-35度の第二世代(ヤマハならペ26: 百式司偵)になると、最高速付近のピッチ角が、より最良に近づくけれど。 だからトイレットぺーパーの裏に好きなだけ書いてこいって言われるの何度目? 雷電の延長軸をやめて鼻先を切って機首縮めたら、まんま1800馬力のバッファローになってしまう
そしたら戦後の人気は劇滅したろうな 別に雷電に「戦後の人気」なんて、期待しない。
B-29高高度迎撃に役立って欲しい。
それが局地戦闘機・乙戦闘機のあるべき姿。
言い換えれば、9000m前後に、公称全力10分程度で到達し、
残り20分で、高高度・高速爆撃機に対する、有効射程距離・必中射程距離に飛び込める性能があって、
20mm機銃を(可能であれば)複数抱いて、
願わくば、二撃三撃繰り返せるだけの加速力・上昇力を有する戦闘機。 >>63
逆にバッファローの機首を延長してR-2800-8を積んで強制冷却フィンで機首絞ってやれば雷電になるのか
そっちの方が信頼性も性能も高そうだな、操縦性はウンコっぽいけど 雷電はFw190式に設計してやれば
火星二〇型と誉どっちも搭載可能になってた(細くなるので誉を搭載する価値がある)
ので惜しいな
それに燃料タンク増設すれば紫電の登場の余地はなかったのだが
それとは別に、機首切って延長軸と強制冷却ファンやめると
差分の重量を燃料換算で120リットルくらいは増やせるかな
座席下にでも増設するか 局地戦闘機という機種は
要地だけ守るから高価で手間のかかる発動機でいいのか
汎用性ないし守備範囲狭いから安価で整備しやすい発動機にすべきなのか?
DB601を検討されてたくらいだから当初は前者の方針だったんだろうけど
後に主力として検討されてたりして二転三転してる感がある 火星二〇型だって、予定してた性能が出ない難しい発動機なのに
と思ってしまうけど誉に入れ込んでたくらいだからその辺の見通しは極端に甘いのかな
昭和18年は翌年度の大増産の決定的な計画をしなきゃいけない時期だけども
夢から醒めないものかね
水噴射の発動機、VDMのペラ、大量に配備する計画なら
延長軸もろもろはやめる方針でいいのではないか
ただですら予定した馬力が出ないのに冷却ファンが必要な設計を引き継ぐこともないだろう というか火星に限らず、1940年あたりからどの発動機でも「どうも高空での馬力が思ったより出てない」ことが多かったらしい
堀越は高速飛行による押し込みの増分を甘く見すぎたと見てるがさて J2M1の(初期)試算が315節で、実機が312節、
「誤差1%程度」ほどで治まってるのが真実であれば、
堀越がホントに、過剰に押し込みの増分を見てたのかね?
むしろ、風洞実験の結果だけを素直に反映した試算(増分あればラッキー)程度の、
スタンスのような希ガス。
誤差1%だとすれば、恒速プロペラの最適ピッチ角に高速域で当てられないペラ効率低下とか、
風洞模型に対して仕上げの粗さなどの小さなミスの積み重ね、っぽいような気もするが…
冷却空気の排熱処理とか見て、推力式単排気管で渦を吹き飛ばすJ2M2以降はまだいいとして、
徹底的に、「ムダな」空気抵抗を削り切った、というワケでもないしね。
翼面荷重の「中途半端な設定」を含めて。
なお、火星ほど、2速吸気設計を、「設計段階からミスった」大チョンボするのはレアケースだろう…
烈風テスト時の誉の出力不足、設計はオッケーだったけど、量産する際の鋳型に問題があったのが主因。
そういう量産のためのツールが設計通りになってたかどうかの確認ミス。
「ミスの本質」が、劇的に異なる。 君は2速設計がミスてたっていう証拠を二次なり一次なりの資料で出してから喋ってね ↑
火星11とか火星12、火星23の二速全開だけが、どうして4000m台なんだろうね。
この一次資料あれば、判断ができるリテラシーがあるかどうか、ただそれだけ。
キミにないのは、よく分かった(笑) 具体的に設計時の想定に対して何が違ったのか記載された文書でもあんのか?
まあ、スルーが正解なんだろうけどね 予定された高高度性能を発揮しないというのは過給器の性能不足
それはそうなんだけど
当時の技術水準からしてそれを単なるミスというかは微妙だわな
まあそもそもが性能どころか一度も計画通りの条件で運転すらできやしなかったし
運転制限してもろくに使えなかった誉の設計を火星より優位に持ってくるあたりお察しだ 史実として、三菱重工は、昭和13年段階、フォッケウルフ社とのコンタクトがあった。
陸軍の依頼で三菱は、九二式重爆撃機の後継機としてユンカースJu90四発旅客機の購入検討のため、
ユンカース社に三菱重工の本社営業課長を派遣して交渉したが、交渉は1938(昭和13年)年9月に断念。
ドイツ滞在中の三菱スタッフはFw200に興味を持ち、交渉の結果Fw200の訪日飛行が実現する。
Fw190の初飛行はS14年6/1であり、J2Mの試作内示はこの年の9月である。
フォッケにコンタクトした重工のスタッフが、Fw190の開発に関して、多少なりとも情報交換ができていたなら、
海軍初めての(高速)局地戦闘機の開発のために、Fw190の輸入ライセンス生産を検討すること、
全くあり得ない話でもない。
実際、昭和16年には、ハインケルHe100Dを(日立に作らせる予定で)輸入してるわけだし。
高速機量産のノウハウない日立にライセンス生産させるなら、
有数の工業生産力がある(量産コピーしづらい)ドイツ機よりは、
SAI 207/403の全金属機改造を研究させた方が当時の日本向きじゃね、
と自分は思うけれどネ。
勿論、空冷V12から、空冷星型14気筒の栄とか瑞星に載せ替える前提でね。 設計者の能力不足。
日本にスタンリー・フーカーはいなかった。 SAIは木製機で表面が平滑だから高速だったんじゃないの? おまけにうんと小柄、あとイタリア機のスペックはなんとなく芸術点入ってる気がする 実際イタリアとフランスの兵器を購入した国の運用者は「カタログどおりの性能が出ない」と文句言ってるな 「フォッケウルフ」の最高速(下駄履き)の法則、ってのもあるしな(笑) 参考にしたいのはやはりFw190だな
風洞実験のデータがあればそれこそ夢のような話
日本はなんだかんだで空冷星型で1000〜1500馬力は楽に量産できる
1800馬力以上も誉やハ43以外ならいけるから 逆に空冷V12気筒750馬力は日本には手が出ないかも
だから、どのみち空冷星型なりの機首設計が必要になる
だからFw190かな
堀越ファイターはもともと軽くて翼面馬力の割りに速い
でも
イタリアは妙なところではヨーロッパの伝統的工業国の面目を見せる反面
残念な部分があるのは、政府というか軍の肩入れが足りない証拠だよな
だからイタリアの技術や設計を日本で取り入れて育てる余地はあったと思う
フランスも同じで技術はあるのに行政の支援が失敗したらパターンだし
ヴィシーフランスからもっと色々持ってきたいところだが時期的に昭和15年になると万事面倒だな フランスから技術導入するなら、
むしろ、昭和15年/1940年のヴィシー政府成立こそが大チャンスだね。 そうなんだけど
戦況からして物や人を動かすのが面倒になってるから
戦前から気前よく売ってくれそうなところがいいなと >>75
Fw190には旋回時に操縦桿を急激に引くと、いきなり高速失速に陥る悪癖がある(フライトシムでも再現されてた)ので、乙戦でも格闘やりたがる日本では採用されなかったんじゃないかな あえて雷電らしさにこだわるなら
Fw190式にするにしても、
あるいは火星の径ギリギリに絞った妥協した紡錘型(零戦みたいな)
にした上で延長軸と細く尖った機首は維持
あの寸詰まり感を愛する層には受けが悪かろうが… フランスの隣は中立国のスペインだしね。
ジブラルタルを通過しないルートというか、ポルトガル・リスボン発の海路だったら、
イギリス植民地を経由(給油)しないルートを使うと、連合国も妨害しづらいわな。
露骨に、「日本向け軍需物資」と書くかどうか、にもよる。
完成品というよりは、パーツパーツにバラして、プロじゃなければ見抜けないガジェットにするなり、
公海を航行する「中立国」同士の交易に装う工夫は、そりゃ必要なんだけどね。
また、仏印だと、ビシー政府の主権を認めたうえで、日本軍が駐留するという二重支配構造だから、
フランス企業が仏印向けに軍需品を輸送する名目だった場合、「臨検する」権利が誰にある、
って話にもなるだろうね。 そりゃ、銃や機関銃、銃弾や爆弾の類だと、モロに兵器だから難易度は高いだろう。
じゃあ、設計図ならどうか、設計図を写したフィルムならどうか、との話である。
国際法の理念的には、バレたらアウトである。
米英が、どうやって、それを「公海上」で臨検するのか、という技術論のグレーゾーン、あるのか否か、
という意味である。 雷電、防弾版も無いし
11型なんてセルフシーリングも無い
こんなの爆撃機の防御火器に直ぐ火達磨
とても対爆撃機に使える代物じゃない >>75
>Fw190の初飛行はS14年6/1であり、J2Mの試作内示はこの年の9月である。
>フォッケにコンタクトした重工のスタッフが、Fw190の開発に関して、多少なりとも情報交換ができていたなら、
戦闘開始以来、九月二十七日までに、一六〇三機が撃墜され、一〇二八機が損傷をうけた。
その総数二六三一機は、戦闘開始のときに任務についた数と、ほとんど同数である。
小型機――急降下爆撃機や陸軍直協機――の損失もバカにならなかったが、より高価で大型の
ハインケルHe177やユンカースJu88のたえまのない減少は、補充生産が最早追いつかぬほどの打撃だった。
しかも撃墜された大部分は、ソ連上空であったので、ベテランの搭乗員の損失は、まことに深刻な打撃であった。
ドイツ空軍の戦闘力の出血状態は、しだいにひどくなっていったのである。
ドイツ空軍の飛行機開発・生産担当機関の責任者であるエルンスト・ウーデット上級大将にとって、
ソ連上空での大きな損失は、自らの破滅を意味した。
http://ktymtskz.my.coocan.jp/E/EU2/lf6.htm
↑
1941年11月、ロシア空軍相手にルフトバッフェの非力さに衝撃を受け、設計者は自殺してしまった!! 日本としては、ヨーロッパよりはソ連と提携したほうがマシ。ソ連は米英とは違い満州帝国を承認してる。
1940年ロンドン空襲 ○
1941年モスクワ空襲 ✕
(設計者ウーデット自殺)
ロシア空軍>イギリス空軍 防空に使うから
脱出できればいい
翼のタンクは消火装置のみ
胴体は防弾タンク
操縦席の背面の防弾は要求にあるけど
前面には発動機で覆われない部分は防弾ガラスなり欲しいな
雷電二一型の防弾は妥当 胴体最大幅が1500ミリなんだから
ハ50搭載でよくね? 重く作って上昇速度落とすのが好きな輩、目立つな ( ̄。 ̄)y-~~ ハ42は高高度性能がいい
火星二三型の予定くらいの性能なので
最大速度349ノットはいけるな
延長軸と強制冷却ファンは四式重爆並みには必要になる
1割重くなる
排気量大きいからプロペラはでかくしたい
重くはなるが、高高度性能と速度は大幅に改善する
タンクが一部水メタ→燃料に戻るから燃費悪化は相殺される(四式重爆と銀河の例見ると燃費は誉とあんま変わんないみたい)
航続力は火星装備の雷電と同等だな ハ42だと振動問題は起こるのだろうか?
もし起こらないとしたら
速度が上がるし、1割程度上昇時間が増してしまったにせよ
早期配備が可能で素晴らしいのだが
まあ海軍が真面目に戦闘機隊を充実する気があればだけどね
史実だとミリオタみたいにこの程度の性能向上は中途半端、みたいなこと言ってるうちに
性能も数も揃わんという いや、ハ42だと1600馬力@6100mだから
1510馬力@5700mで349ノットの予定に対してもっと早く見積れるからな
もしハ42でも振動問題が起きてしまうとプロペラ厚くして効率落とすだろうから
速度が落ちるにせよ、それでもなお349ノットは堅い どっちにしたって発動機が間に合ってねえし、できた頃には本土決戦に備えて燃料と機材温存、
防空にも上げられん 火星一三型なら315ノット、というところでハ42を検討しても良かったと思うんだ
一応海軍でも審査完了してて、ただ微妙に当初の要求計画に間に合わなかったんだけど
それをいうなら火星二〇型も同じだからな
日本海軍がなぜ水噴射が簡単にものになると思ってたのか理解できない
燃焼調整の不調または全開高度の大幅な低下を心配してなかったのだろうか
経験値が足りてないから自信過剰、国力の限界というのを想起してしまう
胴体を太くしないでハ42を装備できる雷電は貴重だったと思う ラバウルにニューギニア東部とソロモンから連日戦爆連合が飛来し
艦隊の被害が増大するようになるとトラックの前進基地としての機能が危うくなった
これは雷電があってもどうしようもない
一般的に拡張すれば、要地よりもまず前進基地に高性能の局地戦闘機が必要になる
ラバウルの例ではラエ〜ブナの線を守る必要があり、
稼働率の高く前進基地で扱いやすい単発の防空機が必須だった
普段から置ける数が少ないうえに哨戒も未発達な分、
むしろ前進基地のほうが高性能の防空機(局地戦闘機)が必要だったのではないか? 大きな島で地続きの敵が厄介な局面では局地戦闘機の航続力でも
進攻作戦の制空戦闘機たりうるし
ニューギニアでは雷電&キ65の陸海軍コンビで活躍できる余地はあった
大陸でも陸軍版雷電のキ65が実現できてれば重宝される
じつに配備の遅れが悔やまれるところだ 複列星型エンジンは対策しない限り火星と同じく振動は出る。
しかも気筒数が多いほど振動は増える。 それこそ話題んならないけど全開1500馬力超える日本の発動機はだいたい振動問題を解決できてない 二速全開高度6000m台は日本の発動機なら高い方
定格の条件で運転ができる信頼性があってこれを超えるのは火星二六型くらい 天山や一式陸攻みたいに振動を単純に我慢して飛ばしてたのと
彩雲とか雷電のプロペラ効率落としてでも対策してるのはどう違うんだろうね 振動は墜落したF6Fのクランクを見て解決
すでに終戦間近 栄と金星で頑張るしかなかった現実
火星や誉は内地で細々と少数生産でもよかったかと
もしくは正規空母での少数運用 専門の整備員と技術者が常に現場にいる運用しかない
彗星や飛燕もそうだったね 天山一一型、一二型は昭和18年末には外戦部隊でも連日出撃してる
振動は我慢、油温上昇は雷電同様カウルフラップの操作等で対応
ここらへんは多少の不調をおしてでも投入するメリットの有無にありそうかな
例えば雷電が349ノット発揮したら、振動に目を瞑って投入されてた可能性はある
あるいは雷電三三型に相当する性能があるか
天秤にかけた時、雷電一一型の性能では見送られたというのが実相ではないか >>109
それ前後主連棒位置の話だろ、そこだけいじったって解決とはいえない
ちゃんと向こうのように2倍速バランサなどをつけないと駄目だというのが当時の技術者の結論
設計そのままに主連棒位置だけいじって飛ばしてたらすぐ軸受けが負荷で死ぬ 火星は元から海軍でも
強風・一式陸攻で使われてただろ
彗星なんか作らないで
アツタを戦闘機に使う選択肢もあった
元々、愛知がDB系の生産を補う契約で
生産力が足りないから川崎にもお願いしたので
習熟機関が長い分
愛知のアツタの方が稼働率はいいんだよ >>109
「エンジンの前列後列の主接合棒(コンロッド)の位相が180度だったのを隣り合わせにすれば回避できることが分かった」
これって技術的には大変な事だったの?、それとも単に発想の転換程度で済んだ事なの? ハ42も、前期と後期で、ビッグ・マイナーチェンジしてる。
前期(ハ104)は、火星1xの単純18気筒版と思っていい。だから公称全開は2300rpmである。
後期は、前後集中プッシュロッドを止めて、ピストンスピード向上に励んでいる。だから2500rpmだ。
ただ水メタ化しただけではない。それこそ金星18気筒ハ43の技術まで移植しようとした。
四式重爆キ67、に搭載された方は、前期型ハ104。
「本土決戦用」戦闘爆撃機キ119、に搭載されたのは、後期ハ214。
なお、キ119の要求仕様らしきモノは、
・単座で急降下速度800kmと空戦に必要な強度を持つこと
・エンジンは実用中のハ104を使用すること
・航続距離は800Kg爆弾搭載で600km、特別装備では1200km
・最低限度の武装は、20mm砲2門以上
・急速量産の必要性から鍛造部品を極力さけ、かつ機械部品の点数削減に努める
・整備の簡便性を追求
川崎の土井武夫が纏めると、全幅約14m、全長約12m、重量約6トンという巨体の単発機となったが、
最高速度も580kmにとどまってるなか、
80番を抱かない前提で、ハ104雷電は、どう仕上がるかな? そりゃ、計画値6tの全備の機体で、陸軍の滑走路で離陸可能に仕立てるなら、
揚力係数はかなり高いレベルが必要だし、本来ならスラット・フラップがテンコ盛りになるね。
機械部品の点数削減、というなか、川崎も決してフラップ等を積極的に装着するタイプじゃないしね。
陸軍機のメーカーだし、STOLの研究の必然性は、海軍機メーカーとは異なるから、
仕方ないだろうけれど。
離昇2000ps級のエンジン積んで6tの機体であれば、離昇1000ps程度のエンジン積んで3tの機体と、
馬力荷重は変わらないから、高高度上昇性能はせいぜい零戦52丙程度だろう。
B-29の迎撃に使いモノになる方が不思議だ。
5t以下に「軽く仕上げる」ならまだしも。 >>116
ああ、「前後集中」プッシュロッドは書き損じだ。
「前方集中」プッシュロッドだ。
自己訂正。 ちなみに、米軍機は短足だ。
山本五十六を撃墜させた、P-38、ガ島から出撃すればブイン上空でたったの15分しか戦闘不可能。
つまり、ブーゲンビル島に前進拠点がない限り、ソロモン方面からのラバウル戦爆連合の空襲なんて不可能。
戦闘機の航続距離は、ドロップタンク込みで600km弱。
ニューギニア方面とラバウルの距離で言えば、
ラエまでが片道637kmである。
ラエやフィンシュハーフェン周辺の「制空権」が日本側にあれば、
米軍のラエ・サラモア侵攻も、結構厳しいワケである。
零戦であり隼であり、「楽勝で」対地攻撃かけられる距離。
ましては、医薬品なり弾薬なり食料なり燃料だっては、ニューギニアは船舶輸送がメイン、現地調達はない。
アメリカ軍の兵站ルートの遮断、「ホンキでやる」なら不可能なレベルじゃない…
航空輸送に頼ってちゃ、燃料とマネーの損失に他ならないわけで。
ポートモレスビーからの片道直線距離は、
ラエ 304km、マダン495km、ここら辺りがポートモレスビーからの戦爆連合が容易な地域。
つまり、ラバウルは、ニューブリテン南部やブーゲンビルに米軍前進拠点ができるまでは、
戦爆連合の空襲を予期する必要がない、「局地戦闘機向き」の要衝である。 用語の訂正。
戦闘機の航続距離は、ドロップタンク込みで600km弱
ではなく
戦闘機の作戦行動半径は、ドロップタンク込みで600km弱。 「昭和17-18年初頭」のラバウルに間に合わせるなら、
金星51と20mmを積んだ「鐘馗ライクの局戦(重爆キラー)」を、
どう海軍が昭和14-15年に堀越に命令するか、に尽きるだろうね。
昭和15-16年段階で、金星5xは運転試験してるタイミングであるわけだし。
とにもかくにも、主翼の設計や、2.8t以内に仕上げる軽量設計がキモ。
主翼面積しかり、20mm翼内いけるかどうかしかり、離陸滑走距離や着陸速度しかり。
1250psの鐘馗で605kmマークするんだしね。
ただし、金星51鐘馗モドキの場合、B-29に通用するかどうかは、
9000mに10-15分で到達できるかなど、課題はかなり大きそうだ。
三菱が酸素噴射を言い出していればひょっとするけど、史実は中島だしねぇ… >>121
海軍甲事件を、全く知らないクセに(大爆笑)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E8%BB%8D%E7%94%B2%E4%BA%8B%E4%BB%B6
戦闘の推移
5時25分 P-38戦闘機18機、★ガダルカナル島ヘンダーソン基地★ 出撃。7時35分にブーゲンビル上空に到着予定。 ガ島のP-38、昭和17年から昭和18年初頭には偵察機くらいしかないのでは?
海軍甲事件の話はその時期の話題とは被らないわな 九九式二〇粍の給弾ドラムを搭載すると
下手に翼を薄く小さくしてもバルジで相殺されてしまうし
Fw190の18.3uが限界かな
でも昭和17年までに、B-17と対戦した戦訓で、翼銃4挺装備のために
史実の雷電並みの20uくらいまで、翼面積の拡大を命令されそうだ
零戦五二型程度の武装と燃料でよければその正規全備2.68トンに発動機とプロペラ換装分100kg弱
堀越技師の設計なら2.8トン未満は楽に達成できる
翼型変えれば一式陸攻みたいに横転性能も向上するだろうし
翼面積はあまり切り詰めなくてもいい ゼロ戦32型が62型だったら先見性があった
99艦爆22型がダイブブレーキ無しで引き込み脚で13ミリ×4だっらら先見性があった。 >>115
渡辺は敗戦の直前に分かったように書いてるが実際は少なくとも1940年の時点で知られている
前後コンロッド位置をいろいろ試したら1次振動が180度で最も大きく隣接位置で最も小さかった、という海外レポートを日本の発動機開発に携わる技術者たちは知っていた
にも拘らずそれが実施されなかったのは1次が減る代わりに2次含む高次振動が増加、軸受け負荷が増大するために、その対策としてはR-2800のように倍速バランサを含む積極的な振動対策を施さねばならなかったから
まあ簡単に言えばソレをすればいいのは知ってたが他にやらなきゃいけないことが増えるのでやらなかったってこと
おかげで誉も火星も性能ガタ落ちってわけ 1920年代には田中敬吉が複列星型エンジンの振動に関する論文を書いている。しかし、振動対策は実現不能として放置したのが日本の技術者。 昭和15年時点で、雷電というか十四試局戦の高性能化は火星一〇型では無理、
とわかってたから急いでも無駄だよな
実用化迫る十二試艦戦を更新できるのは3年後くらいとわかったはず
だから
紡錘胴体の実機による実験自体は空技廠で既存機改造で行い
先に零戦六X型相当の機体を作った方が良かった
あれは栄二〇型か三〇型か金星か、機首を挿げ替えるだけで対応できる
量産向きで数も揃うし汎用性も高い
しかも設計は2〜4ヶ月で完了してる
無理に十四試局戦優先で二号零戦をやっつけで済ましたから無理があったけど
先に零戦、発動機の完成を待って局戦という順番を間違えなければ混乱はなかった
DB601の大量生産の目処立たず、火星一〇型では315ノットが限界とわかった時点で
十四試局戦は延期すべき 十四試局戦の試作一号機が火星二〇型を搭載するスケジュールで
先に4ヶ月かけて零戦を栄/金星ユニバーサル、外翼タンク/胴体後部タンク増設可能、翼銃4挺、制限400ノットに改良しておく
あるいは佐野チームを水上機から戦闘機の開発に転用するというのもあるけど
当時はまだ十二試に機体のある時期だから難しいかな 佐野チームの転用が昭和15年に可能なら零戦の翼型変更、 20ミリ4挺もスムースに登場する
史実の雷電は戦線が崩れ始めた時期に現れたので
実際は不利な戦況による部分も色々言われがちだし
名発が空爆されてしまったがゆえに数が揃わない側面もあった
零戦六X型程度でも、数が揃ってる零戦が戦線を支えてる間に現れてたら
つまり昭和19年までソロモンの線で耐えてたら
登場時期が遅くても雷電は活躍できた
三三型相当も、名発が空爆でやられなければたとえ地震があっても
千機くらいで作れたかもしれない 技術指導の面でも
例えば推力式単排気管について、空冷機で頑張って試験してたのは
返納された十一試艦爆を改造して実験してた中島飛行機で
空技廠は液冷の十三試艦爆でしか行わず
結果として十四試局戦その他には昭和17年ごろにようやく提案するというレベル
本来ならば昭和15年に構想、翌年には空冷の実機で試験という段階にあるのは
空技廠であるべきだった
九八陸偵または十二試艦戦一〜三号機で高速機として
すぐに使える試験台もあるわけだ、何も十三試艦爆を待たなくても
趣味に走った液冷艦爆では大きな労力割いてやるくせに
全般的に役に立つ方向ではやらなかった
まあ三菱の動きも早いとはいえないがそこを何とかするのが空技廠の役目だし 99棺桶と言われるが
翼内13ミリ×4
急降下制限速度750キロ
ダイブブレーキ撤去
これだけでも十分首無し彗星よりも使える 実験趣味機は戦時には止めて欲しい
雷電・彗星は失敗作 アホか、後半対艦任務の通常攻撃でまともな
戦果があったのは彗星位だろ
B-29も落とせないで本土爆撃され放題
戦闘機戦もロクに戦果の無い
まもともな生産数も無い
貢献0、役立たずの雷電とかいうのと一緒にしないでくれ 数々の新技術を
十三試艦爆の開発ではなく既存機の改良で実験してたら前倒しできた改良はたくさんあるし
トータルで見ればマイナスだと思う
発動機の選定からしていつ実用化できるかわからないような機体は
戦時に開発すべきではない 昭和14-15年段階で、対米開戦にホンキなのは、
海軍の中でもナチス心酔してるごく一部だったワケだしね(笑)
南部仏印進駐で、アメリカがこれだけ強行に出るとは思わなかった、と
軍令部総長の発言が記録に残ってるぐらいで。 でも対米戦じゃなくとも国家総動員で事変を戦ってるわけで
国民党軍に供与される戦闘機がどんどんアップグレードされる可能性を考えると
実用見込みの立つ機体の開発と実用機の改良ベースで行くべきだと思う
I-16にせよI-153にせよソ連の新鋭機だし
ホーク戦闘機も米軍での実用化早々、大陸に現れてたし
それもじきにP-40になってく可能性を考えないといけない
爆撃機でもSBも新しくなる可能性があり
米軍の関与では実際B-17で大陸から本土空襲の計画もあったし
逆にそれは想定されてなくてはならない ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています