実際問題として人口が1000万にも満たないスウェーデンが
それなりの機体規模で大型の部類になりそうなテンペストの装備は
いかに共同開発とはいえ容易なことじゃないよ

グリペンのあの機体規模は入手できるエンジンの制約もさることながら
スウェーデンが必要な数を揃えるにはあの機体規模にするしかなかったから
ノースロップのF-5シリーズと同じ考えで「重量=価格」だから小型軽量にしないと
満足な機隊数を揃えられないという問題があるから

トーネード、タイフーンやラファールが採用国が増えなかったのは
結局のところ双発中型機は装備できる国が限られていたからに他ならない
F-5や経国みたいな小型エンジンの双発なら話は別だがEJ200やM88ベースのエンジンの双発となると
スウェーデンを含めて欧州中小国には装備するのは大変な話なんだな
おそらく欧州だとスペインあたりが限界じゃないかな