>>57
> F-22は、大きく超えるべき目標でF-22程度は新規開発しない(はず)。

それはどうかな?
空自はF-22を喉から手が出るほど欲しかったが満たされず終いで
代わりに導入したF-35は一部分の性能はF-22に準ずるか凌駕したが
空自がF-22を欲しがった理由である制空戦闘機としての能力はF-22に及ばず終い。
F-22を超える戦闘機は近未来でもロシアやチャイナが出す見込みはない。

従って、F-22をほぼ全ての面で同レベルか少し上回る性能水準
つまりF-22+とでも呼ぶべき性能水準をクリアすれば予想可能な将来においては
F-3は中露の戦闘機に対して充分に優位を確保できると判断するのが妥当だ、

現実にF-3の心臓となるエンジンF9の目標がF119+とでも言うべきレベルなのだから
F119双発のF-22と同様にF9双発のF-3の性能はF-22+と呼ぶべき程度にならざるを得ないと考えるのが妥当。

F-3への要求ではっきりとF-22を超えねばならないのはAAMの内蔵数の外には、戦闘行動半径や滞空時間といった航続性能の面だけで
その代償として超音速巡航(スパクル)性能はF-22よりも甘くて(ドライ推力での最大巡航速度が遅くて)良いという妥協をする可能性が高い。
これは南西諸島方面の防空を余裕を持って行う上で不可欠なトレードオフ。
(また内蔵ミサイル数の増大による機体の大型化を考えても、F119同等か少し上のエンジンF9を使ってF-22同様の超音速巡航速度を確保するのは難しい)

その理由は九州や那覇を拠点とする場合、尖閣や八重山上空の制空権維持にはF-15Jの航続性能でもかなり厳しく現在のF-22の航続性能では明確に不合格であり
最低でもF-15Jのそれを上回る航続性能が南西諸島防衛には必須だからだ。

その為に超音速巡航性能は少し落とし燃費を上げて航続性能を向上させる可能性が高い。
それを達成する手法としては、例えばF9のバイパス比をF119より上げてドライでの排気速度を少し下げる
(従ってドライでの最大巡航速度は下がる)代わりにドライでの燃費を向上させる手がある。