>>750
> マッハ2以上での超音速巡航、つまりアフターバーナーなしでの飛行ができればとれる運用の幅も広がると思うし

何を現実離れした夢を見ているんだ?
F-22でさえ超音速巡航速度はマッハ2を下回る。

F-3の場合、南西諸島防衛の為にはF-15J以上の戦闘行動半径や滞空時間が求められている。しかも、F-22のそれら航続性能はF-15Jに劣っている。
つまりF-3は、戦闘行動半径・滞空時間という航続性能の面で、F-22よりもかなり大きく向上させねばならない。
この航続性能の大幅な増大要求は、F9のF119に対する燃費向上分ではカバーしきれない。

従って、長大な航続性能を満たすためには機内燃料搭載量をかなり増やす必要があり、
またAAMの内蔵数もF-22の6発から8発と増大が求められているので、
F-3は必然的にF-22よりもかなりサイズが大きくなり、兵装・燃料満載時の重量も重くなる。
この重量の増加分(F-22からの)はF-3で採用されるであろうファスナーレスによる軽量化ではキャンセルし切れない。

F9がF119とさほど変わらない(せいぜい1トン程度の差の)ドライ推力として実用化されるならば、
それでF-22よりも大きく(大きいということは空気抵抗が増えるということ)重いF-3を飛ばせば、
そのドライでの巡航速度はマッハ1.8と言われるF-22の超音速巡航速度よりも確実に低下する。