>>366
「竜の卵」というのはロバート・L・フォワードが書いた小説で彼の処女作なんだが、
中性子星という木星の五百倍以上の質量、20キロメートルの直径、0.2秒で一回転し、表面重力670億G(!!)
、鉄の大気をもつ地表温度八千度の回転する中性子星(パルサー)というとてつもない環境に住む知的
生命体チーラを主人公にしたハードSFね。
チーラは体長3ミリしかない生物だが体が核反応をベースにした組織で構成されているので化学反応
ベースで活動する我々人類とは反応速度が全く異なる。

でこのロバート・L・フォワードさんはどういう人かというと米国のSF作家、物理学者、重力工学を専門
としている科学者でSFを書く時は航空宇宙工学に関する知識を使って作品を書いてる人。
本職の物理学者が「物理法則を無視しないで」設定を考え、ストーリーを作った作品だから理論的には
破綻してないのがミソね。
>>350>>352
これと同じぐらいぶっ飛んだ世界設定なら「ぼくのかんがえたさいきょう怪獣」というのもまあ別に居ても
おかしくはなかろうよ。
そういう怪獣を使って小説書きたいのならせめて「偉大なる先達」の方々が書かれた作品くらいは目を
通してもいいと思うがね。

ttps://ja.wikipedia.org/wiki/
ロバート・L・フォワード

ttp://www.asahi-net.or.jp/~li7m-oon/doc/kaisetu/DragonsEgg.htm
『竜の卵』解説