>>942
海軍軍縮条約に参加していない国は当然条約の規定を逸脱する艦艇を自由に保有可能
例えばソ連の一部の巡洋艦は条約関係ないから6インチ砲と8インチ砲の中間の18cm砲を装備したし
北欧諸国の「海防戦艦」も条約型巡洋艦と戦艦の狭間のクラスで条約参加国では保有できない代物
オランダ海軍はドイツ資本の造船所でドイツが設計する巡洋戦艦を建造する計画があった

そして輸出が確実に履行されるのであれば条約参加国でも条約の個艦制限・保有量制限を超えての建造自体は可能
(もちろん建造後に難癖付けて自国海軍に編入でもしたら公然と条約を破ったことになる)
非参加国に参加国が空母や戦艦を建造して輸出するという例が史実で全然無いのは金や必要が無かったから
上述のオランダ巡洋戦艦の場合は開戦が邪魔したんであって開戦が無ければ保有が現実になっていただろう
巡洋艦以下で探せばカナリアス級重巡のように輸出入例があるし駆逐艦〜水雷艇〜砲艦〜掃海艇の輸出入は数多い