単発機に十分な推力を提供できるエンジンはアメリカ以外にない
フランスにM53とかあったが同世代のF100,F110に比べると性能的に見劣りした
その後のF119やF135に匹敵するハイパワーエンジンもやはり欧州からは出ていない
そしてアメリカはこの手の大推力エンジンを他国開発機には簡単には供給しない

アメリカが大推力エンジンの輸出を許可しないと
自動的に中型戦闘機用エンジンの双発という形態を選択するしかなくなる
例外的にアメリカが大推力エンジンを他国開発機に提供したのは
F-16ベースに大幅改設計したF-2でF110を例外的に供給しただけだ

KFXはグリペンみたいな極小機にするか双発中型機にするしか選択肢がなかった
大推力エンジン搭載の単発機開発を指向するならエンジンの自主開発が必須となる
日本は大型の双発機を指向したのでF-3用にXF9-1の自主開発に動いた
面白いことにエンジン開発がネックと言われた日本が単発機に適した大推力エンジンの目処をつけた
F-15とF-16のエンジンが共用だったように大型のF-3用のF9エンジンは単発小型機に適した大推力エンジン