ロシアの新小銃AK12ですが、
ウィキペディアでは
「セレクターレバーはプロトタイプではこれまでのシリーズと異なり、グリップから手を離さずに
親指だけで操作出来る様、グリップのすぐ上方に備えられた小型のものだったが、
現行モデルは従来通りの仕様となっている。」

https://kurashi-no.jp/I0024380
によると
ak-12のセレクターの位置は銃の左右で変更できるように改良されています。
ak-74Mなどでは右側のみに付けられ、利き手によっては非常に不便だと言われていました。

最新式として発表されたak-12はak-74Mを近代化に伴う改善点を色々元に戻してしまっています。
大きいところでいえばコッキングレバーを右側に戻し、セレクターは右側のみにする等です。
さすがにこれには落胆の声が上がり、その場で酷評されました。」

とあります。
どうも、試作型の安全装置は左右両対応のサムセイフティだったのを、AKの伝統的な形状に戻してしまったようです。
理由は不明のようですが、どのような事情が考えられるでしょうか?
操作性を継続したものにすれば訓練メニューの変更いらずで楽だからかもとも思いましたが、
・AKの伝統的安全装置より、左右両対応サムセイフティの方が教育訓練も楽になるのでは?
・大体、どの国も銃が代替わりしたら操作性が大幅に変更になるのは良くあることではないか。
 それでもやっていけるのだから、それほど気にすることもないだろう、と思いました。
 (G3→G36、M14→M16、64式→89式、M16やガリル→ダボール21等々)