>>520
>SKSの命中精度

さすがにそうれは言いすぎと思う
SKSの銃身長、曲銃床はセミオートに有利だ。
リンクは死んだが、昔読んだ元傭兵高部正樹氏の文章も所属部隊がSKSをマークスマンライフル代わりに運用したことはあるを言った。
しかしAKより重くかつ連射火力が低いため一般兵から嫌われる、能力が低い兵士に優先に渡すという。
----
 ここまで書くと「今でも使われてはいるものの、SKSはあまり使い物にならないんだな」と思ってしまった人も多いだろう。
 もちろん、もう半世紀以上前の銃だ。時代遅れには違いない。
 しかしSKSは、ただの役立たずではない。使いようによっては、まだまだ第一線で使える力を持っている。
 それは「狙撃銃」として、だ。
 「先ほどAKよりも長い」と書いたが、そのため銃身が長くなり、集弾性が向上している。銃本来の特性も狙撃に向いているようで、カレン軍では小隊にひとりくらいの割合で、スコープを付けたSKSを装備した古株の下士官のスナイパーがいたものだ。
 フルオートでは撃てないものの(一部改良型で撃てるようにしたものもあると聞いているが、筆者は見た事はない)、セミオートでは撃てるから、狙撃以外にも一定の火力は望める訳だし、しかも弾丸がAK47やAKMと互換性がある。
 まさに遊撃戦を展開しなければならない第3国の戦争を戦う発展途上国や武装勢力などにとっては、使い勝手のいい武器なのだ。
 故にSKSはおじいさんと言ってもいいくらいの銃なのに、未だ現役で戦えているのである。
----