参議院外交防衛委員会 2019年6月18日 宇都隆史議員の質問 要約
ttps://youtu.be/sBk34i4B_WE?t=2139 宇都議員に感謝
F-35を名古屋FACOで組立ず、米国から完成機輸入の方針と昨年12月
に”閣議了解”されFACOは閉じてしまったが、日本側企業ではコスト
ダウンの努力をしてなんとか、米国側のコストに近づけるようにしている
模様。昨年の12月の”閣議了解”で”より安価な手段がある場合には、これを
見直す。”との文言もあり。名古屋FACOに組立を戻す可能性もあるとのこと。

F-35は国産ミサイルが搭載できない。
F-15J近代化機を能力向上型に改修する計画だが、米国側が秘匿性を高める
理由でAAM-4やAAM-5等の国産ミサイルをF-15J能力向上型に搭載できるよう
することに難色を示しており、日本側がそこの所だけ改修できるように米国政府
・企業と調整中とのこと。
改修について来年度の概算要求に盛り込むよう検討中との政府側答弁。
昨年12月のF-35 147機導入という”閣議了解”は最大限導入できる数とのことなので
米国側の対応によってF-15J能力向上型改修の機数やF-35導入数を変更する等
戦略的に対応するように防衛省に宇都議員から要望。

将来戦闘機の開発着手時期は、事前のレクで委員会(国会の委員会等)で
公表できない。今年もしくは来年の頭位に決定しないと”やりたくてもできなくなる”
ので早めの着手の宣言を求める。とのこと。

去年12月の閣議了解 F-35Aの取得数の変更について
ttps://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/guideline/2019/pdf/f35a.pdf