以下、素材については「砲身外筒用」
大正期に十三号型巡洋戦艦に搭載する46 cm 45口径砲のために作っていた素材が40本弱転がっていたはず
その時に作った1本は秘匿名称「四十五口径五年式三十六糎砲」(実際には46.9口径18.9インチ砲、俗にいう「試製48cm砲」)として削り出され、
倉橋島亀ヶ首射場で9発目に尾栓を吹っ飛ばす事故を発生させた後も、一部作り直して実験を再開した
そのデーターが大和の46cm砲で役立った
46cm砲の素材は昭和期に作ったものを使っている

その後、昭和10年頃から51cm砲搭載大和型用のために、大正期に作った素材のうち少なくとも1本が試作51cm砲として使われた

ただし、それらの砲が1945年以後どうなったかは不明
おそらく爆破して戦災復興の素材に生まれ変わったのだろう