戦史叢書と言えば「佛印武力進駐後の収拾」という項もありますね。

 トンブリに話を戻すと、「昭和造船史」によると、攻撃力の大きな砲艦としています。
タイ自身が海防戦艦と名乗ったわけでは無いのでしょう。
 日清〜日露期の旧式な巡洋艦などには比較的大口径な砲を装備したものもありますが、
それらを「なんとか戦艦」とは呼びません。
 Wikのデータを信じれば砲塔や司令塔は比較的重装甲102mmですが、
舷側装甲は63mm。5in砲に対しては安全でも6in砲相手だと少し不安位でしょうか。

 スウェーデンだとアラン級が舷側175mm、スペリーゲ級で203mm。
 デンマークの奴でも190mm、ノルウェーだと152mmとかありますね。
 海防戦艦は防御力も大きさの割に強固です。

 こうして見るとトンブリはやはり攻撃力の大きな砲艦又は海防艦なんでしょう。