>>632
2番目の試験が4万ヤードの撃角、撃速を意識して行われたとは何処にも書いてありません。
最後の章は2番目の試験を受けてのオクン氏の私見です。
オクン氏は4万ヤードの撃速と撃角ではほとんど装甲に穴をあけないと書いているだけです。
当然ながら、オクン氏と私信のやり取りをされた堀川氏の続海軍製鋼技術物語にも書かれていません。

日本の装甲板試験方法では1発目を貫通させ、
2発目は均衡撃速を求める為、1回目の撃速を参考に2回目の撃速を決めるとあります。
アメリカもこの方法を取ったように思えます。そうでなければ試験の意味がありませんので。