>>648
 オクン氏によれば、適切に支持されていない甲鈑の端から1口径以内はQAに5%の損失があるとしていますね。
 逆に言えば適切に支持されていればこの損失は抑えられますが、
真珠湾での戦艦の砲塔天蓋の支持が不適切だったとされるように、
技術上或はスペース上常に適切に支持できるとは限らないということのようです。

 オクン氏ソースの均質甲鈑換算式でQA損失を計算してみると、
基本式では(8in弾想定と見られる)
5inのclass Bは甲鈑の端1口径以内では4.75in相当の防御力
5inのNVNCは同上4.51in相当(classB換算)
5inのMNCは同上4.61in相当(同上)

対16in弾の計算では
5inのclass Bは同上4.75in相当
5inのNVNCは同上4.04in相当(Class B換算)
5inのMNCは同上4.42in相当(同上)

 表面硬化甲鈑の場合は計算式が異なるようで、まだ手が出ません。