なぜ黒が多いか:
1) それが一番安いから。コレクターズアイテムとして色々な磨き上げた拳銃もあるけど、
鏡面仕上げにしたりするとコストがかかる。商品としての銃といえば子供向けライフルで
ピンク色とかもある。下記↓は遊具ではなく実銃である。
https://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/003/995/58/N000/000/001/136754164296313219821.jpg
あと、昔からの火縄銃時代から銃身の色は黒。これは鉄製銃身の表面を四酸化三鉄(Fe3O4)という
黒錆で覆ったもので、黒錆は赤錆と違って侵食してこないため、表面で錆がとまり長持ちするから。
ここから、銃身の色は黒という固定イメージが生まれていまに至っている(と推定している)。
2) 標準品でオリーブグリーンやデザート色のものもある。自前でカモフラージュする場合もある。
部品脱落防止でビニールテープで止めるとか創意工夫はよくある。
3) スコープのメーカーにより黒しか生産していないことがある。マガジンは共用品になるので
規格を統一したいという意図があろうかと推測する。(やっぱ黒が標準だから)
グリップの色は装飾的意味合いが強いと思う。握る部分なのでこだわって自分用にフィットさせたい
人は多いと思う。
この回答は、曖昧さを含んでいることを予め言っておきます。理由は、「なんで日本の車の色は
白が多いのか」に近い質問で、様々な理由付けがされているけれど慣習的な部分とか固定イメージとか
いろいろな事が入り混じって結果そうなっているため。