なんで日経や時事通信の記者が誤認したかというと
彼等は開発はゼロからスタートなんだという思い込みがあるから
先に進められているところと後からのところがあることを十分理解してないから
時事通信の記者は半分理解してただけに惜しかったけどね

エンジンやレーダーといったものの開発・試験は中期防策定以前から進められていた
しかしながら自主開発と決定したのは昨年末なのだから僅か半年余りで全てが決められるわけがない
そういう部分は現在精査しながら話を纏めている作業中だということ
だからといって先に進められている部分の予算が付けられないということではない

国防族議員が予算付けると息巻いてたのに話がまとまっていない
だから全て予算も先送りで開発も先送りなんだという連想をしてしまったということ
現実には国防族議員がどんなに息巻いても開発が前倒しで進捗することもないし
先に進められている将来戦闘機関連の開発・試験の予算は2020年度にも付くことになる

現実には国防族国会議員の行動はパフォーマンス程度の意味しか持たない
防衛省にF-2後継機開発担当の部署を作れば国民にアピールできる程度の効果しかない