>>741>>756>>769>>775-776
ここに岡っ引きで有事は護衛艦を呼ぶとされる哨戒艦を入れて使うとどうなるか?

哨戒艦の隣りのFFMやDDとの距離は最大200qで、即応してもらえても、駆け付けてもらえるのに最大4時間弱はかかる
隣りの船等も緊迫状況下なら、他から来るのに半日から1日程度はかかる可能性もある

J-CEC等ネットワーク化での他艦や陸上等後方からの長射程兵器の誘導を前提として、

対艦は、近い将来400q級に延ばすとされるSSMがあれば敵も遅いのであまり心配ない

対潜に関しても、敵は遅いので、ヘリや哨戒機等で支援が得られればよく、DDやFFMを待つ余裕も比較的ある
ただし、射程が20q程度と短いVLAの他艦からの誘導は現実的ではないし、対潜ソナーは欲しい

対空だけは、特にマッハ3程度のシースキマー等は、後方支援では間に合わない可能性がある
SeaRamだけでは5目標しか対処できず、後は砲だけになり脆弱性が目立つ

哨戒艦と言えども、対空だけは、対艦、対潜に優先してESSM等を手当てしないと、
南西諸島、対馬海峡、北海道等敵まで目と鼻の先の日本沿岸では使えない
また緊迫状況下や荒天時では航空機は脆弱なので使えない可能性も出てくることに留意が必要

FFMによるρ型フォーメーションの内側にいるとはいえ、DDHグループからDDを派遣するのは勇気がいる
グループ全体で最接近する形で移動するのは勇気がいるし、FFMや3隻の輪形陣護衛のうちの1隻のDDを出すのがやっと

射程2,000qのSM-3ブロックIIAが実戦配備されれば、1隻で日本全体をカバーできるので、
イージスアショアの運用開始とともに、DDGグループの運用柔軟性が増し、
主にFFMによるρ型フォーメーション内側ならということで、DDGグループを適宜解体して、
DDを中心に分散配置してワークホースとしてρ型陣形の補助や緊迫正面の支援、哨戒艦等の護衛に当たってもよいかもしれない