>>409
> F-119→F135もそんな感じだから別に無関係じゃないと思うが

F119とF135とはサイズが違う
F135がF119より大推力になっている最大の理由はファン直径を増大させてバイパス比を上げたことにある
バイパス比を上げればアフターバーナ部に送られる酸素の量が増えるからAB使用時の推力増加率が大きくなるからね
その代償としてミリタリーパワー時の排気速度がF135ではF119よりも下がり従ってスーパークルーズには余り適さないエンジンになる
(超音速巡航が出来たとしても巡航速度は下がってしまい、揚抗比が下がり超音速巡航での燃費は悪化する)

だからXF9-1をF135相当へと発展させることはHSEの売りである機内容積確保のためのスリムさが失われる
東シナ海防空というF-3に最も求められる任務の為には不可欠なスーパークルーズにも不利になるから、
IHI(というかその後ろにいる防衛省や空自)がXF9-1からのF-3用の実用化版の共同開発において
F119→F135的な方向への発展は決して認めないだろうね、F-3用という目的から完全に逸脱するから

F9系エンジンがF135的な進化をするとすれば、F-3後期型を開発することになって、後期型に求められる任務や性格が
戦闘爆撃機的なのが中心になると決まった場合だろう

その時にはアメリカではLMが作りたがってたが米空軍に却下されたF135双発のFB-22の日本版とも言うべき
マッシブでパワフルな機体が見られるという訳だ