>>649
現状のLAVは、本来は斥候車レベルの車両を、96WAPCの代用として大量配備したという感じ。
陸自的には、偵察用斥候車と装輪軽兵員輸送車を両立できるギリギリの車両で、
96WAPCの代用として見事に(軽装甲とはいえ)普通科部隊の装甲化と自動車化を果たしたわけだ。

一昔前のフランス軍を引き合いに出すと、VABの代わりによりハイコストの96WAPCを配備して
VABほど大量配備できず、代わりにちょっと大きめのVBLを大量配備した感じ。

軽装甲機動車(改)は、防衛大綱やその別表など、
つまりはドクトリンや部隊編制などから見ると、(おそらく斥候車と切り離した)
軽装備のゲリコマ対処における装輪APCとして配備される車両では?

で、おっしゃるように、装輪APCとしての性格を強めれば強めるほど、
(コスト面も含めて)斥候車と両立させるのは厳しいように思う。