米海軍型「オスプレイ」CMV-22B 初飛行に成功
その導入を米海軍が急ぐ切実な理由

2019.12.30 関 賢太郎(航空軍事評論家)
https://trafficnews.jp/post/92577

アメリカ海軍仕様の輸送機型CMV-22B「オスプレイ」が初飛行しました。
航続距離が長く垂直離着陸が可能な同機を導入するメリットは想像に易いですが、実はアメリカ海軍に同機がどうしても必要である切実な理由がありました。

中略

C-2Aでは不可能であった、F-35C用のF135エンジン搭載能力も有しており、逆を言えば、CMV-22Bを導入しなければ空母へ予備のエンジンを空輸する手段がなく、F-35Cの運用に大きな制約が生じてしまう可能性があります。
よって海軍としては、可能な限り早くCMV-22Bを配備したい状況であり、当初の計画では2027年までにC-2AをCMV-22Bへ置き換える予定でしたが、これを2024年へ3年前倒しする見込みです。


これってF-35B用のエンジンでも同じ?