何故戦闘型の小型無人機を戦闘機に搭載するのか考察してみると、
・陸上滑走路からの発進ではF-3と同等の速度性能の航続性能が要求され、必然的に機体の大型化と高コスト化を招く。
・小型無人機の洋上発進は、事前に戦闘空域近傍に運用母艦を進出させておく必要があるため、邀撃任務では即応性に欠ける。

となると、小型無人機を大型輸送機に搭載し、輸送機をF-3部隊に随伴させて戦闘空域近くで空中発進するのが良さそうに思える。
が、それでも輸送機を使わない理由は何なのかと考えると、F-3とは速度性能が違い過ぎて随伴する事が難しい事が考えられるな。
運用母機として考えられるC-2はマッハ0.8の高速巡行が可能なので使えそうな気もするが、それでも駄目であると。

つまりはF-3の巡航速度がそれよりも遥かに速いという事になる訳で、逆説的にはF-3は他のステルス機と同様に超音速巡航が可能な
機体である可能性が高い、という事が言えるのかもしれない。