南雲忠一中将を再評価するスレ(散)

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2019/11/17(日) 18:52:58.98ID:qWgvX06X
南雲長官はもっと評価されるべき(38代目)

前スレ
[37代]南雲忠一中将を再評価するスレ(阿)
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1562598586/
>>9〜霧中変針の章、>>517〜友永隊艦攻全力案の章)

過去スレとテンプレはまとめwikiを参照されたし
admiralnagumo@ウィキ
http://www10.atwiki.jp/admiralnagumo

戦史検証が中心になるので、雑談は支隊スレへどうぞ
【飛越し着艦】本日の南雲部隊司令部 1AF【離着艦】
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1384660511/
552GF長官
垢版 |
2020/04/18(土) 20:37:30.92ID:CoRX7NhA
>>548の続き

というわけで、昨晩の数字は適当すぎたので、
訂正させてください。

今回は真面目にアクションレポートで調べました。
553GF長官
垢版 |
2020/04/18(土) 20:38:09.67ID:CoRX7NhA
>>552の続き

空母ヨークタウン
https://www.ibiblio.org/hyperwar/USN/ships/logs/CV/cv5-Midway.html
9 VF
2 VSB
8 VSB
10 VT
2 VT
F4F:9機喪失(5機被撃墜、2機着艦失敗、2機母艦と共に海没)
SBD:10機喪失(2機海上不時着、8機母艦と共に海没)
TBD:12機喪失(10機被撃墜、2機海上不時着)
554GF長官
垢版 |
2020/04/18(土) 20:38:39.15ID:CoRX7NhA
>>553の続き

空母エンタープライズ
http://www.cv6.org/ship/logs/action19420604.htm
1 VF
20 VSB
10 VT
F4F:1機喪失(燃料切れによる海上不時着)
SBD:20機喪失(被撃墜、着艦失敗)
TBD:10機喪失(被撃墜)
555GF長官
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2020/04/18(土) 20:39:03.71ID:CoRX7NhA
>>554の続き

空母ホーネット
https://www.history.navy.mil/research/archives/digitized-collections/action-reports/wwii-battle-of-midway/uss-hornet-action-report.html
15 TBD
12 F4F-4
5 SBDs
F4F:12機喪失(燃料切れでミッドウェー環礁に不時着)
SBD:5機喪失(被撃墜)
TBD:15機喪失(被撃墜)
556GF長官
垢版 |
2020/04/18(土) 20:48:19.63ID:CoRX7NhA
>>555の続き

残存数は、

空母ヨークタウン→エンタープライズとホーネットに分散
・F4F:16機
・SBD:27機
・TBD:0機


空母エンタープライズ
・F4F:26機
・SBD:18機
・TBD:4機

空母ホーネット
・F4F:15機
・SBD:30機
・TBD:0機
557GF長官
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2020/04/18(土) 20:57:30.06ID:CoRX7NhA
>>556の続き

これは単純な残存機数なので、実際は損傷が大きく
使用不能な機体もあったでしょうから、稼働機はもっと少なくなります。

翌6日の谷風攻撃時の発進機数は
F4Fはすべて防空に残されたので、

エンタープライズ:SBD32機
ホーネット:SBD26機
558GF長官
垢版 |
2020/04/18(土) 20:58:21.45ID:CoRX7NhA
>>557の続き

あらためて、5日日没時点での残存稼働機数(推測)は

空母エンタープライズ
・F4F:25機
・SBD:35機
・TBD:0機

空母ホーネット
・F4F:25機
・SBD:30機
・TBD:0機

今度はどうでしょう→
559GF長官
垢版 |
2020/04/20(月) 23:17:13.93ID:rYOvvdHd
[ミッドウェー海戦](6月5日16時頃)日本時間

            1400時
              ×(B)日本空母1隻撃破(飛龍)
                北西方向に約180浬


          0730時                           ×ヨークタウン(停止)
           ×(A)日本空母3隻撃破(赤城・加賀・蒼龍)
             西方に約190浬                        △→
                                            米空母部隊(スプルーアンス少将)
                                            (エンタープライズ・ホーネット)






                   2320時
                   ×(C)日本重巡衝突(最上・三隈)
                     南西方向に220浬


                                        ■ミッドウェー島

※方位と距離は、米空母部隊の視点から。
<情勢判断>
@日本空母4隻をおおむね撃破した
A5隻目の日本空母は所在不明
B日本軍はミッドウェー島攻略を未だ断念していないと思われる。
560GF長官
垢版 |
2020/04/20(月) 23:39:33.85ID:rYOvvdHd
>>559の続き

それでは、材料が揃ったところで、
考察へと進めていきましょう。

テーマは、スプルーアンス少将の作戦指導について、
6月5日(日本時間)日没後、米空母部隊は
どのように行動すれば良かったのか。
561GF長官
垢版 |
2020/04/20(月) 23:41:08.41ID:rYOvvdHd
>>560の続き

最初に、本職の考えを明らかにしておきますと、

「日没後に東進避退するが、夜中に反転西進し、
6日黎明時(0130時)には、5日第一次攻撃隊収容地点に達し、
北西から南西方向に索敵機を発進させる」

(註)
第一次攻撃隊収容地点とは、日本空母3隻を撃破した
マクラスキー隊らを収容した地点で、北緯30度30分、東経177度付近
>>559図の米空母部隊(△)より、約50浬西方にあたる。

索敵機はエンタープライズSBD10機、進出距離250浬、
索敵線は210度(南南西)から330度(北北西)にかけて、
索敵開度12度
562GF長官
垢版 |
2020/04/21(火) 23:06:44.24ID:OWLwN4lC
>>561の続き

双方が接近したところで日没を迎える
というのは珊瑚海と似ていますが、

あの時の原少将に比べたら、
ミッドウェーのスプルーアンス少将は、
ずいぶんと恵まれた環境にあった。
563GF長官
垢版 |
2020/04/21(火) 23:07:50.40ID:OWLwN4lC
>>562の続き

すでに日本空母4隻を撃破し、
ヨークタウンを欠いたものの、2隻は健在。

5隻目の日本空母の所在が気になるところではありますが、
翌6日の基本方針は「残敵掃討」になります。

米空母部隊指揮官としては、夜間一時的に避退はするものの、
翌朝は敵艦隊追撃のために積極的に西進しなければならない
状況にあったと言えるでしょう。
564GF長官
垢版 |
2020/04/21(火) 23:09:46.96ID:OWLwN4lC
>>563の続き

珊瑚海では、敵艦隊の行動が不明なため、
全周索敵を視野に入れた情勢判断が必要でしたが、

ミッドウェーでは、日本空母が迂回して東方から出現する可能性は
考えなくて良いでしょう。
2020/04/22(水) 04:26:50.08ID:4IyLnYiH
>>555
ホーネットは大損だなぁ。
戦闘機隊は全機水没、爆撃隊は空振り、雷撃隊は全機撃墜と。
2020/04/22(水) 04:31:28.55ID:4IyLnYiH
低速で航続距離のないデバステーターが
各空母の雷撃隊が正確に飛んでる理由はあるのかな?
2020/04/22(水) 09:44:36.42ID:4IyLnYiH
>>557
敵戦闘機がいない水上艦艇ならともかく
飛龍攻撃に戦闘機をつけなかったのはどうして?
568GF長官
垢版 |
2020/04/22(水) 23:31:00.63ID:MN21OceX
>>565
そうなんですよ、>ホーネットは大損だなぁ
飛行長のリング中佐直率で、気合い入れて出撃したのに(笑)

>>566 
雷撃隊がうまく会敵できたというよりは、米空母の場合、分散進撃で
各飛行隊長任せですからねぇ

ホーネット雷撃隊のウオルドロン少佐も、航法が正確だったからではなく、
”スー族(アメリカインディアン)の勘”で変針したら、日本空母が見つかった
ようです(笑)

>>567
それは母艦の防空を優先したからですね。
人命尊重の米海軍(笑)
2020/04/23(木) 02:07:55.75ID:uUdyzDb4
>>568
サラトガ隊による龍嬢撃沈でも戦闘機の護衛がなかったよね。
570GF長官
垢版 |
2020/04/23(木) 23:32:26.10ID:3O8043uN
>>569
むしろ、護衛付きの方が珍しい気がする・・・
571GF長官
垢版 |
2020/04/23(木) 23:49:29.64ID:3O8043uN
>>564の続き

6月5日の日没時点で、彼我の距離は150浬以上に離れていた。

第一次攻撃隊(マクラスキー隊、レスリー隊)を収容したときは
90浬の超近接でしたが、その後、米空母は東進を続けたので
ここまで開いてしまったわけです。
572GF長官
垢版 |
2020/04/23(木) 23:51:18.18ID:3O8043uN
>>571の続き

例えば日本空母が、夜間20ノットで避退(西進)した場合、
黎明時(約7時間後)には、140浬まで開いてしまいます。

もともとが150浬だとすると、合わせて300浬弱となり、
進出距離250浬の索敵では届かない。
573GF長官
垢版 |
2020/04/23(木) 23:51:51.72ID:3O8043uN
>>572の続き

つまり、夜中に東進し過ぎると、敵に逃げられてしまう。
早めに反転西進して、追いかけないといけない。

かといって、あまり急ぐと、日本軍の水雷戦隊が
夜戦を挑もうと待ち構えているかもしれない。

珊瑚海の原少将と同じく、こればかりは当事者には
分からないことなので、仮定に基づいて蓋然性に依った
推測を立てるしかありません。
2020/04/24(金) 00:41:42.44ID:K93KZslr
>>568
サマール沖で栗田に追い掛け回されたタフィ3の救援要請に対しレイテ方面に逃
げることを禁じ逆方向に退避することを命じた。
スプレイグ少将も牽制目的で残燃料が僅かなTBFを射出させた。当然、そのTBF
は未帰還となった。
575GF長官
垢版 |
2020/04/24(金) 22:22:07.48ID:pdJE1yhz
>>574
勇敢な米パイロットに敬礼
戦争に人道主義を持ち込むのは不毛・・・
って、『エリア88』で言ってたっけかな
576GF長官
垢版 |
2020/04/24(金) 22:35:26.27ID:pdJE1yhz
>>573の続き

とはいえ、日本空母が撃破炎上しているのは、複数の飛行隊長の
目により確認されているので、信頼して良い情報と思われる。

そんな敵空母が20ノットを出せるとは思えません。
せいぜい半分の10ノットでしょう。

夜間(7〜8時間)航行しても、せいぜい80浬。
翌黎明時の彼我の距離は150+80=220浬
577GF長官
垢版 |
2020/04/24(金) 22:36:09.52ID:pdJE1yhz
>>576の続き

さらに索敵発進位置は、日没時より西方に50浬進出しているので、
彼我の距離は、220−50=170浬。

進出距離250浬の索敵なら、十分に捕捉できますね。
これが>>561の主張の根拠になります。
578GF長官
垢版 |
2020/04/24(金) 22:37:17.89ID:pdJE1yhz
>>577の続き

この位置まで米空母を持っていくためには、
日没から2時間の間は東進を続ける。

日本艦隊の夜襲から逃れるために20ノット以上で避退。
(約40浬東へ)
それから反転して戻るのですが、燃料節約のため
14ノットの経済速力で、6時間かけてゆっくりと西方に進出。
(約84浬西へ)
579GF長官
垢版 |
2020/04/24(金) 22:37:55.30ID:pdJE1yhz
>>578の続き

これで、6月6日0100頃(日本時間)には、
理想的な位置まで自部隊を持っていけますね。

原少将、こんな感じでどうでしょうか。
2020/04/24(金) 22:45:57.47ID:OwWFHLQs
>>568
そもそも人命尊重の米海軍は一部の現代日本人が言ってるだけでしょ
軍事本書きやミリオタあたりの、その中でも一部の連中が「アメリカ海軍見てそう思いました!」という感想程度でしか無いものでしょうに
581sage
垢版 |
2020/04/25(土) 05:40:55.09ID:RvNVBm5Y
>>580
純粋な人道ではなく、勝つための怜悧な判断

米は敵搭乗員に対しては容赦なく冷酷に削りに来る

投弾後の敵艦爆・艦攻も見逃さず、帰投の為に集合中の味方機を追撃され、お陰で貴重な攻撃隊指揮官や再攻撃に必要なリソースがあっという間に枯渇する羽目に
2020/04/25(土) 11:24:16.13ID:AKfSFjsL
>>581
>投弾後の敵艦爆・艦攻も見逃さず、
まるで
投弾後の敵爆撃機なら見逃すのがアメリカ以外では普通だったのに、アメリカ特有の勝つための怜悧な判断()だから見逃さなかった
みたいな言い方
583GF長官
垢版 |
2020/04/25(土) 19:28:13.85ID:my1A9u9Z
>>580
そうですね。それはそれでひとつの考え方だとは思いますが、
なぜか日本軍を批判するときにしか使われないんですよねぇ、なぜか。

>>581
パイロットハンターですね。
「おれは昔から飛行機ってやつは虫が好かねぇ」

>>582
本職も珊瑚海での高橋少佐くらいしか思い浮かびませんね。
次にいつ敵の攻撃が始まるか分からない状況で、空中集合機を
追いかける機会は、そうは無いと思います。
584GF長官
垢版 |
2020/04/25(土) 19:40:50.79ID:my1A9u9Z
>>579の続き

もちろん、これはひとつの仮定に過ぎないので、
夜中西進中に日本水雷戦隊と遭遇して、思わぬ被害を
生むことも考えられます。

ただし友軍の航空支援を得られない状況で、
水上艦艇単独で、敵の勢力圏に進出することは
あまり考えにくい。
585GF長官
垢版 |
2020/04/25(土) 19:41:36.16ID:my1A9u9Z
>>584の続き

栗田第七戦隊も、夜明けまでにミッドウエー島から
出来るだけ離れるように行動してましたしね。

必ず朝になる前に、最低でもミッドウエー島単発機の
攻撃圏外に避退するはず。
586GF長官
垢版 |
2020/04/25(土) 19:42:48.22ID:my1A9u9Z
>>585の続き

また、5隻目の日本空母も所在も懸念要素ではありますが、
彼らもまた、夜中は攻撃できないので、
翌朝の索敵で見つけることを期待するしかありません。

それよりも、手負いの敵を逃してしまうことこそ、重大問題なので、
スプルーアンス少将としては、積極的に西方に進出すべきなのです。

まして、友軍(ミッドウエー島)の哨戒圏内なのだから、
なおさら、と言うべきでしょう。
587GF長官
垢版 |
2020/04/27(月) 23:23:46.11ID:dJ4G0Rog
>>586の続き

では、答え合わせといきましょう。

(1)日本空母4隻は、おおむね撃破
(2)5隻目の日本空母は所在不明
(3)ヨークタウンは機関停止
(4)エンタープライズとホーネットは母艦は無傷だが、
  航空隊の被害甚大。特に雷撃隊は壊滅状態
(5)日本軍のミッドウエー島攻略は継続中と思われる
588GF長官
垢版 |
2020/04/27(月) 23:24:17.27ID:dJ4G0Rog
>>587の続き

「スプルーアンス少将がその報告で説明しているように、
”私は、おそらく我が軍より優勢である敵の部隊と、夜間に
遭遇する冒険を敢えてすることを正当とは思わなかったが、

その反面、翌朝ミッドウエー島から過度に離れることも
欲しなかった。

換言すると、退却中の敵部隊に追及もできるし、
ミッドウエー島に対する敵の上陸攻撃をも撃破し得る
地点を占めたいと希望したのである”」
                (『モリソン戦史』第3巻)p327
589GF長官
垢版 |
2020/04/27(月) 23:28:17.52ID:dJ4G0Rog
>>588の続き

スプルーアンス少将自身も回想している通りで、
不期遭遇戦を避けるために避退することは妥当な判断ですが、

ミッドウエー島から離れ過ぎてしまうと、日本軍の上陸作戦に
対応できなくなるということですね。
2020/04/28(火) 18:44:34.91ID:TxNJcCDi
四空母を失いながら日本軍がミッド制圧占領を強行するシナリオもあり得たのか。
2020/04/28(火) 19:18:08.84ID:G5k+Zpc3
>>590
横須賀の瑞鶴への緊急出動に第二機動部隊への合流命令も通達されていた。
まあそれも飛竜が被弾するまでだったけど。
592GF長官
垢版 |
2020/04/28(火) 23:49:46.55ID:QMnoP1uK
>>590
かなり夜戦に期待してたところはありますが・・・

>>591
飛龍被弾以降は、GFの意地みたいなもんですかねぇ
593GF長官
垢版 |
2020/04/29(水) 23:46:31.69ID:eGvm3Byr
>>592の続き

その結果、スプルーアンス少将の決断は、

「夜中5時間かけて東進避退する」

でした。
594GF長官
垢版 |
2020/04/29(水) 23:49:00.29ID:eGvm3Byr
>>593の続き

米空母部隊が反転西進したのは、6月5日20時頃
(現地時間では真夜中の24時頃)
になってから。

>>578で示しましたが、
本職の案では、東進するのは日没から2時間だけなので、
真夜中を迎える前に反転、西進を開始し、
日没時の艦隊位置より、さらに50浬西方まで進出する
ことができます。
595GF長官
垢版 |
2020/04/29(水) 23:51:18.53ID:eGvm3Byr
>>594の続き

ところがスプルーアンス少将は、真夜中まで東進を続けたため、
そこから反転しても、すでに夜間の半分の時間を費やしており、
せいぜい日没の位置まで戻ってくるのが精いっぱいでしょう。

事実、米空母部隊の6日黎明(0130時)の位置は、
西経176度付近で、ちょうど日没の時の艦位ですね。
596GF長官
垢版 |
2020/04/30(木) 23:30:06.23ID:CFdTTqxS
>>595の続き

このスプルーアンス少将の夜間の行動は、
「消極的で、日本艦隊追撃の機会を逃した」
と、向こうでは批判を受けているようです。

ただ、ここの評価は難しいところですね。

本職としては、もっと西方に進出するように提案はしましたが、>>561
もし途中で、日本水雷戦隊の待ち伏せに遭って、
手痛い反撃をくらっていたら、それはそれで非難されるに違いない。
597GF長官
垢版 |
2020/04/30(木) 23:31:13.67ID:CFdTTqxS
>>596の続き

結果論にはなりますけど、どちらが良かったかは決められない。

ひょっとしたら、スプルーアンス少将は5日昼間航空戦の戦果を
慎重に検討した結果、

「撃破した日本空母4隻は、ほぼ機関停止状態だから、
夜間に移動できる距離はわずかであり、翌日に十分捕捉できる」

と考えていたのかもしれません。
598GF長官
垢版 |
2020/04/30(木) 23:31:54.47ID:CFdTTqxS
>>597の続き

何より米空母指揮官にとって、基本方針とするところは、
ニミッツより厳命されていた、”計算されたリスクの原則”

「貴官は、味方の艦隊を暴露することによって、敵により大きな損害を
与える見込みがなければ、優勢な敵艦隊による攻撃に、味方の艦隊を
さらすべきではない、という計算された危険の原則に従うべきである」
599GF長官
垢版 |
2020/04/30(木) 23:32:51.39ID:CFdTTqxS
>>598の続き

日本艦隊追撃を選択して望み得る戦果の期待値と、
夜間の不期遭遇戦により貴重な空母を失う危険性とを
天秤にかけた結果、

リスクの方を採ったとしても、何ら非難される謂れはないと
言えるでしょう。
600GF長官
垢版 |
2020/05/01(金) 22:13:02.45ID:ZFgp0gvB
>>599の続き

『モリソン戦史』も、スプルーアンス少将の行動を
擁護しており、

(スプルーアンスに対する)手厳しい非難は、
「的外れなもの」と断じています。
601GF長官
垢版 |
2020/05/01(金) 22:16:12.91ID:ZFgp0gvB
>>600の続き

「もし航空母艦エンタープライズ及びホーネット2隻が、
19時(現地時間、日本時間では15時)以後、東進する代わりに
西方に進撃していたとすれば、日本軍の思う壷にはまって、
真夜中を少し過ぎた時機には、この強力な日本軍の集団の中に
突っ込んで、猛打をこうむったであろう」 (第3巻)p329
602GF長官
垢版 |
2020/05/01(金) 22:26:20.44ID:ZFgp0gvB
>>601の続き

モリソン博士は、日本軍の夜戦の練度を高く評価しており、
「軽巡洋艦神通に坐乗する田中頼三少将麾下の駆逐艦十隻」
と、二水戦を名指しで紹介しているくらいですから。

まぁ実際は、そのタフネスタナカも、船団を護衛して
避退を開始していましたがね・・・
2020/05/02(土) 08:22:06.15ID:gK/UfbLI
日本軍は夜戦になぞの自信を持っていたがそれで活躍したことはあまりないよね
2020/05/02(土) 13:29:06.70ID:ZPoK5j7k
スラバヤ沖、第一次ソロモン島沖、第三次ソロモン島沖、ルンガ沖、コロンバンガラ島沖
他にあったっけ?

日米の水上戦闘としてはオルモック湾が最期だがスコア自体は相討ち。しかし日本側が
劣勢だったことを考慮すれば日本側の勝利とも言える。
605GF長官
垢版 |
2020/05/02(土) 20:47:12.12ID:yk8rSt3B
>>603
謎と言うのが謎・・・

>>604
サヴォ島沖を忘れてますぜ、お客さん、

ワレアオバばかりが有名ですが、何気に善戦してますからねぇ
先制されたけど、一方的な戦いにはなっていない。
衣笠ネ申大活躍!

第一次ソロモン海戦とは対照的ですが、
日本海軍の夜戦の練度が証明された戦いかと。
606GF長官
垢版 |
2020/05/02(土) 21:08:58.67ID:yk8rSt3B
>>602の続き

プランゲ博士も同じ立場で、

「スプルーアンスは無益な英雄気取りには無縁なタイプであり、
空母で夜戦をするなど考えてもいなかった。

日本軍は夜戦に優れているばかりでなく、その兵力もはるかに
勝っているのに対して、スプルーアンスは空母を護衛する
十分な駆逐艦兵力を持っていなかった」
                  (『ミッドウェーの奇跡』下巻)p118
607GF長官
垢版 |
2020/05/02(土) 21:09:36.80ID:yk8rSt3B
>>606の続き

ここで注目すべきは、

「特に、彼の与えられた任務は、瀕死の重傷を負った日本の
機動部隊を追撃することではなかった」

と、書いているところですね。
608GF長官
垢版 |
2020/05/02(土) 21:10:22.99ID:yk8rSt3B
>>607の続き

後で詳しく紹介しますが、プランゲ氏は明言しています。
「第一に考えなければならないことは、スプルーアンスが
言っているように、彼の任務はミッドウェーを守ることであった」

しかし、これは本職の見解と異なるところですね。
609GF長官
垢版 |
2020/05/02(土) 21:10:59.83ID:yk8rSt3B
>>608の続き

米海軍作戦計画にある通り、打撃部隊(空母部隊)の任務は、

「Inflict maximum damage on enemy by employing strong attrition tactics.
(強力な損耗作戦を実施することにより、敵に最大限の損害を与えよ)」
                   (テンプレ>>1 「米海軍作戦概要」参照)

本職の中では、「敵=日本軍空母部隊」であり、
「敵」の中に攻略部隊(上陸船団+護衛艦隊)は含まない、
という解釈です。
2020/05/03(日) 02:39:25.32ID:R1NuheZb
>>586
敵が手負いになり敗走は勝利であってそもそも重大な問題ではありません
その文章は敵艦殲滅や戦果拡大の行動をとにかく取れ、日本空母を逃がすな追撃して撃沈だって話じゃないし
611GF長官
垢版 |
2020/05/04(月) 19:51:57.76ID:lcRIRhxa
>>610
米空母の任務は、敵艦殲滅であり、戦果拡大であると心得ております。
もちろん、計算されたリスクの原則にのっとってではありますが
612GF長官
垢版 |
2020/05/04(月) 20:07:48.71ID:lcRIRhxa
>>609の続き

それは、ミッドウエー島空襲の前日(日本時間6月4日)
日本輸送船団が先に発見されたとき、

ニミッツは、フレッチャーに対し
「これは敵の主力部隊ではない、繰り返す主力部隊ではない」
(主力部隊=日本空母部隊)
と警告し、

フレッチャー少将も、その意図を正確に理解していた
ところからも分かりますね。
613GF長官
垢版 |
2020/05/04(月) 20:10:28.39ID:lcRIRhxa
>>612の続き

純粋な戦術的見地から言えば、
敵の輸送船団が壊滅すれば、攻略作戦は頓挫します。

しかし、米空母部隊は日本輸送船団を攻撃しようとはせず、
あくまでも日本空母部隊(南雲機動部隊)のみを攻撃目標
としていました。
614GF長官
垢版 |
2020/05/04(月) 20:11:24.56ID:lcRIRhxa
>>613の続き

これは作戦計画の「敵」に、日本攻略部隊が含まれない
ことを意味します。

もちろん、攻略部隊への攻撃を禁止したものではなく、
情勢の変化に応じて、指揮官が適切に判断すべき内容になります。

あくまで「優先順位」の話ですね。
2020/05/04(月) 22:33:15.11ID:TfntxZbV
>>611
殲滅は違うよ
空母部隊の任務は航空戦勝利であり、今回の場合はミッドウェイ方面の防衛出来れば万々歳
殲滅するに越したことはないが、敵軍撤退に追い込める時点で大事件なんよ
あそこで敵空母を沈めていれば時間がたてば他の戦場にもはまさにミリオタ視点
616GF長官
垢版 |
2020/05/05(火) 20:44:10.40ID:Rp2We9Bb
>>615
本職もその通りだと思いますが、
>空母部隊の任務は航空戦勝利であり
それは史家の視点であって、前線指揮官の思考とはまた別ものですよね。

混乱の中に身を置く指揮官にとっては、
敵が撤退したのか、殲滅できたのか、等は
戦闘が終わった後に明らかになることなのです。
617GF長官
垢版 |
2020/05/05(火) 20:46:07.61ID:Rp2We9Bb
>>616の続き

つまり、戦闘中は(殲滅できたのかは、よく分からないけど、)
「敵を殲滅するつもりで、敵を殲滅したと思われるところまで」で戦うしかない。

例えば、後半戦の米機動部隊で言うと、
マリアナ沖で、スプルーアンスは上陸支援に徹し、
レイテ沖で、ハルゼーは小澤部隊撃滅に徹し、
それぞれ批判を受けています。
618GF長官
垢版 |
2020/05/05(火) 20:47:08.63ID:Rp2We9Bb
>>617の続き

後世の我々視点からすると、
「あれだけ兵力に余裕があるのだから、部隊を分割して、
両方に備えとけばいいじゃないか」と思いますが、

本人たちは、きっと「余裕がある」とは思ってないはずです。
余裕が有るか無いかは、彼我の戦力を正確に把握してこそ言えることで、
戦闘中の彼らにとって、敵の全貌なんて分かるはずがないのだから。

「作戦遂行における最大の脅威」に全力を集中し、
他を顧みる余裕なんて無いのですよ。
619GF長官
垢版 |
2020/05/05(火) 20:51:26.64ID:Rp2We9Bb
>>618の続き

その観点から考察すると、まだ海戦一日目が終わって、

・どうやら日本空母4隻を撃破したらしい(やったぜ)
・でも(5隻目含めて)詳細不明

という段階で、「ミッドウェー防衛」>>608
のことまで考える余裕が、スプルーアンス少将にあったのでしょうか。

6日朝からも、「日本空母捜索撃滅に全力を挙げる」ことが
米空母部隊指揮官のやるべきことじゃないのか。

これが本職の見解ですね。
620GF長官
垢版 |
2020/05/05(火) 21:24:14.56ID:Rp2We9Bb
>>614の続き

ただ、ここがまたややこしいことなのですが、
>>608で主張したいのは、
「プランゲ博士の解釈が間違っている」であって、

「当時のスプルーアンス少将の作戦指導が間違っていた」
と言いたいのではありません。
621GF長官
垢版 |
2020/05/05(火) 21:25:35.47ID:Rp2We9Bb
>>620の続き

では、スプルーアンス自身はどう考えていたのか。
『ミッドウェーの奇跡』には、「著者とのインタビュー」と断った上で、

「日本がミッドウェーに上陸してくるかもしれないと思ったし、
また私の任務は同島を守ることであったから、私は
ミッドウェーのことを心配していた。

だから、日本が上陸をする事態に備えて、5日(日本時間6日)には
ミッドウェーからの航空攻撃圏内にいるようにした」(下巻)p118
622GF長官
垢版 |
2020/05/05(火) 21:27:46.15ID:Rp2We9Bb
>>621の続き

「ミッドウエーを守る」こと自体は否定しませんが、
それは、日本空母部隊撃滅によって達成することであり、
日本攻略部隊攻撃は、空母撃滅より優先すべき事項ではない。

これが本職の作戦指導に対する理解です。
623GF長官
垢版 |
2020/05/05(火) 21:28:27.23ID:Rp2We9Bb
>>622の続き

例えば、同書でプランゲ博士は、
「日本の4隻の空母全部を葬ったことで、スプルーアンスは
彼らに期待された以上のことを達成したのであった」p119

と書いていますが、5日夜の段階で、
・日本空母は4隻で全部なのか
・その全部を葬ったのか
は、未確認事項です。

そして母艦航空戦の常ではありますが、上記を「確認」することは
非常に困難なことなのです。
624GF長官
垢版 |
2020/05/06(水) 20:19:00.00ID:Dampi19T
>>623の続き

一方、戦史家の客観的(というより後出しジャンケン?)な見方ではなく、
搭乗員たちはどう思っていたのか、も興味深いところです。

例えば珊瑚海海戦において、5月7日、日本側の薄暮攻撃隊は
帰途米空母と遭遇し、彼我の距離が100浬以内と判明しましたが、
625GF長官
垢版 |
2020/05/06(水) 20:20:03.01ID:Dampi19T
>>624の続き

高橋少佐は、着艦するや否や艦橋に駆け上がり、翔鶴城島艦長に
「艦長、すぐそこに敵が居ますよ!」
とつかみかからんくらいの勢いで訴えたが、

幕僚たちがなだめて、MO機動部隊を避退させたという
話も残っています。
626GF長官
垢版 |
2020/05/06(水) 20:20:45.84ID:Dampi19T
>>625の続き

米空母の場合は、どうだったのでしょうか。

「ハルゼー提督時代の幕僚たちの中には、
スプルーアンス提督の行動(夜間東方避退)に失望した者が
多かった。

彼らはハルゼーだったら、こうした行動は決してとらないだろう、
と語り合った」      (『逆転』ウオルター・ロード/著)p229
627GF長官
垢版 |
2020/05/06(水) 20:21:26.81ID:Dampi19T
>>626の続き

第16任務部隊の司令部は、ブラウニング参謀長以下、
ハルゼー子飼いの家来のようなものですから、

当然「うちのオヤジなら、こんなことするはずないのに!」
と不満に思っていたでしょう。
628GF長官
垢版 |
2020/05/06(水) 20:22:02.84ID:Dampi19T
>>627の続き

更にパイロットたちは、

「日本の航空兵力は、明らかに壊滅した、と断言した。
だから全力を挙げて追撃すべきである。

おそらく、夜間雷撃または夜明けの急降下爆撃によって
最後の一撃を加えることができる。
なぜスプルーアンスは、これを実行しないのか?」

まぁ、雷撃機はもう無いんですけどね・・・
629GF長官
垢版 |
2020/05/06(水) 20:32:34.32ID:Dampi19T
>>628の続き

ただ本職としては、先述の通り>>596
搭乗員たちは、水雷夜戦のことなんか考えてないだろうし、

ここは彼らをなだめて、
#お前ら寝ろ
とでも、ツイートしとけば良いと思います。
2020/05/06(水) 20:50:12.62ID:XEIeCaRt
>>622
そうじゃなくてね
敵空母の進攻を防ぐことが目的であって殲滅が目的じゃないんだよ
つまり日空母をミッドウェイ近海で活動させないことで達成されることであり、日空母部隊撃滅によって達成することとはちょっと違うんだよ

>それよりも、手負いの敵を逃してしまうことこそ、重大問題なので、
手負いの敵が逃げるということはミッドウェイ近海で活動しなくなるということであり、その敵はその海域での危険性が無くなるんだよ
危惧するのは手負っていない健在の敵が逃げずに挑む方であり、追撃はその心配が無くなってから(全面敗走若しくはその逃げずに挑む敵に打ち勝てるだけの戦力保有)なのよ
631GF長官
垢版 |
2020/05/07(木) 00:04:11.95ID:FeaW8AUc
>>630
ありがとうございます。>>616-の繰り返しになってしまいますが、
>日空母をミッドウェイ近海で活動させないこと
全く仰る通りなんですけど、

例えば、貴官が米空母部隊指揮官だったとして、
どういう状態が、「日本空母はミッドウエー近海で活動していない」情況で、
それをどういう手段で確認するのですか。

本職の解釈は、
「日本空母をミッドウエー近海で活動させないこと」は作戦目的だが、
それを達成するためには、日本空母部隊撃滅を目標に行動するしかない。

前述の通りですね→>>617
2020/05/07(木) 02:58:48.41ID:dTrrdPhk
>>631
ですから何故
それよりも、手負いの敵を逃してしまうことこそ、重大問題なので
となるのでしょうか

戦闘能力を有していおり未だ立ち向かってくる敵が重要だというなら分かりますが、
戦闘能力を損失し逃走をしている方を重要視しているのは何故なのでしょうか

どういう状態が、
他に健在の空母が来ていない且つ敵水上艦艇から砲雷撃挑むために突進してこないなので「逃けている手負いの敵を殲滅して戦果拡大を狙う」情況で
それをどういう手段で確認するのですか。
633GF長官
垢版 |
2020/05/07(木) 19:28:58.05ID:FeaW8AUc
>>632
失礼しました。勘違いしておりました。
>それよりも、手負いの敵を逃してしまうことこそ、重大問題なので、>>586
こちらの話ですね。

まず、言葉の解釈ですが、
>手負いの敵が逃げるということはミッドウェイ近海で活動しなくなるということ>>630

本職は「手負いの敵を逃がすことが問題」とは書いていますが、
「手負いの敵が逃げている」とは書いていません。
634GF長官
垢版 |
2020/05/07(木) 19:30:17.46ID:FeaW8AUc
>>633の続き

撃破した日本空母4隻は、被弾炎上したのは確実だから
「手負い」であることには間違いありませんが、

戦場から離脱しなければならないほどの重傷なのか、
あるいは応急修理で攻撃を再開できるほどの軽傷なのかは、
分かりません。

後者の場合、いったん離脱して普及した後、東進索敵して、
米空母を攻撃することだって考えられます。

スプルーアンス少将が夜間東進し過ぎることにより、日本空母に
回復の余裕を与えるのだとしたら、それは作戦指導の失策となるので、
「手負いの敵を逃してしまうことこそ、重大問題」と書きました。
635GF長官
垢版 |
2020/05/07(木) 19:32:05.09ID:FeaW8AUc
>>634の続き

>戦闘能力を損失し逃走をしている>>632
それを確認するためにも、積極的に西方に進出すべき、ということです。

さらに言えば母艦航空戦は、敵を見つけること自体が難題なので、
未だ居るか居ないかも分からない5隻目の空母よりも、
すでに発見済みの4隻を確実に殲滅して、戦果拡大を狙うことが重要
という意味ですね→>>586
636GF長官
垢版 |
2020/05/07(木) 21:01:08.93ID:FeaW8AUc
>>629の続き

ちなみに、『空母エンタープライズ』(エドワード・スタッフォード/著)では、
同じスプルーアンスのインタビューについて、

「スプルーアンスの報告には、こう書いてあった。
おそらくは優勢であろう敵部隊と夜間遭遇する危険を冒す気には
なれなかった。

しかし、一方では次の日の朝、ミッドウエーからあまり遠く離れて
いたくはなかった。

退却する敵部隊を追撃できるし、またミッドウエーへの上陸も
阻止できる位置にいたかった」上巻p134
637GF長官
垢版 |
2020/05/07(木) 21:02:22.85ID:FeaW8AUc
>>636の続き

ここでは、「敵部隊追撃」がちゃんと入っています。

プランゲ氏は、戦後「日本空母は全滅している」という予備知識が
ある状態でのインタビューだから、重視せずに省かれた(>>621
のかもしれませんね。
638GF長官
垢版 |
2020/05/07(木) 21:04:32.44ID:FeaW8AUc
>>637の続き

繰り返し、強調しておきますが、
6月5日夜(日本時間)の段階で、スプルーアンス少将が
真っ先に心配しないといけないのは、

「日本空母は残り何隻か」であり、
ミッドウエー島防衛のことではありません。
639GF長官
垢版 |
2020/05/08(金) 21:56:20.17ID:Hle82sl7
>>638の続き

パイロットたちの反応について、
『太平洋の試練』(イアン・トール/著)には、
より詳しい様子が描かれています。

「サッチ少佐は、たとえ夜を徹して西へ猪突猛進することに
なったとしても、日本艦隊を追撃するようスプルーアンスに
上申した。
640GF長官
垢版 |
2020/05/08(金) 21:57:09.24ID:Hle82sl7
>>639の続き

彼はエンタープライズの司令艦橋で提督に言った。

”私はこの目で、3隻の大型空母が激しく炎上して、
もう飛行機を発進させられない状態であるのを見ました”」
                           (第2巻)p314

飛行機乗りの思想というのは、古今東西変わらないようですね。
641GF長官
垢版 |
2020/05/08(金) 21:58:00.41ID:Hle82sl7
>>640の続き

これに対するスプルーアンスの返答は、

「だがね、こちらには戦艦が無いんだよ。
あるのは巡洋艦だけだ。

それにもしこちらが追撃を始めたら、敵は夜戦の射程内に
入る前に、こちらを叩き潰せるかもしれないし、こちらには
夜戦能力がそれほど無いんだ」
642GF長官
垢版 |
2020/05/08(金) 21:58:48.84ID:Hle82sl7
>>641の続き

こちらも”ブラックシューズ・アドミラル”の典型的な思想かと。

攻撃偏重、防御脆弱な空母という艦種の本質を
よくとらえた発言だと思います。
643GF長官
垢版 |
2020/05/08(金) 21:59:29.68ID:Hle82sl7
>>642の続き

そしてスプルーアンスがやったことは、ただ一つ

「私には優秀な士官たちがいたし、彼らは自分の仕事を心得ていた。
彼らならちゃんとやってくれるだろう。
睡眠不足の頭では正しい決断を下せない。だからぐっすり眠る必要があるんだ」

そう、ベッドにもぐりこむことでした。
この状況で眠れる神経の太さこそ、上に立つ者に求められる資質なのでしょう。
2020/05/09(土) 09:59:04.88ID:L4JsncVZ
>>635
敵水上部隊との交戦の危険があるにも関わらずですが
追撃はそういう危険を冒してまで夜間にやって然るべきものではないでしょう
水上艦艇単独で、敵の勢力圏に進出することはあまり考えにくい。だから西進した方がいい。
はミリオタの視点であって当時の軍事的な視点とはまた別物ですよね
645GF長官
垢版 |
2020/05/09(土) 20:55:24.57ID:SjWcD3uA
>>644
そうですね。夜間にどこまで西方に進出するかは
あくまで結果であって、本職が重視するのは動機の方ですから→638
646GF長官
垢版 |
2020/05/09(土) 21:06:53.91ID:SjWcD3uA
>>643の続き

このスプルーアンスのおやすみエピソードには裏話があり、
彼が、自らの方針>>636を明らかにして、幕僚たちに協議を諮ったところ、

「スプルーアンスと彼の幕僚は、各種の案について話し合ったが、
幕僚たちの考えは、ほとんど役に立つものはなかった。

”明朝、敵に打撃を与えられる位置に我が部隊を持ってゆくように
してもらいたい”とスプルーアンスは要求したが、
幕僚はこの他に良い意見を具申することは出来ないようだった。
647GF長官
垢版 |
2020/05/09(土) 21:07:38.02ID:SjWcD3uA
>>646の続き

そこでスプルーアンスは自ら決定を下した。
決定すると他に何もすることはなかった。そこで眠ることにした」
             (『提督スプルーアンス』トーマス・ビュエル/著)p174

飛龍攻撃時の失態(ホーネットに攻撃命令を伝え忘れる)以降、
ブラウニング参謀長以下の幕僚は有効に機能しておらず、
スプルーアンス少将を失望させていたようですね。

この話は、まだまだ続きがありますので・・・ムフッ
648GF長官
垢版 |
2020/05/09(土) 21:14:17.70ID:SjWcD3uA
>>647の続き

アメリカ側の資料を中心に、振り返ってきましたが、
以上をまとめると、

・米空母は日本軍水上部隊との遭遇を避けるため、夜間東進避退する。
・日本空母部隊追撃とミッドウエー島上陸を阻止するため、翌朝までには
 ミッドウエー島付近に戻って来る。

これが、スプルーアンス少将の方針で、実際の第16任務部隊も
そのように動きました。

さて、6月6日(日本時間)の夜明けを迎えました。
最初に何をすべきでしょうか。
649GF長官
垢版 |
2020/05/10(日) 18:38:50.46ID:ozycm6Bd
[ミッドウェー海戦](6月6日黎明時(0200時頃)日本時間)

           (5日)1400時
              ×(B)日本空母1隻撃破(飛龍)
                北西方向に約180浬


        (5日)0730時                           
           ×(A)日本空母3隻撃破(赤城・加賀・蒼龍)
             西方に約190浬                    ←△北緯31度・西経176度
                                            米空母部隊(スプルーアンス少将)
                                            (エンタープライズ・ホーネット)






                 (5日)2320時
                   ×(C)日本重巡衝突(最上・三隈)
                     南西方向に220浬


                                        ■ミッドウェー島

※方位と距離は、米空母部隊の視点から。
650GF長官
垢版 |
2020/05/10(日) 18:40:25.53ID:ozycm6Bd
>>649の続き

6月6日夜明けの位置関係です。

米空母はちょうど前日の日没(16時頃)の位置に
戻って来た形になります。
651名無し三等兵
垢版 |
2020/05/10(日) 19:36:54.82ID:UcUloENo
●第1〜10機動艦隊           "照和"19年
       (1個機動艦隊定数)     10個艦隊合計
大型空母 改大鳳型1隻 (旗艦)    10隻
中型空母 改雲龍型4隻          40隻 
重巡洋艦 改鈴谷型 2隻         20隻
軽巡洋艦 改阿賀野型 4隻        40隻
駆逐艦・甲 改夕雲型16隻         160隻
駆逐艦・乙 改秋月型12隻         120隻

●第13艦隊
超甲巡     4隻 (2隻追加発注)
重巡洋艦   11隻
軽巡洋艦   4隻 (重雷装艦に改造)
駆逐艦・丙   改島風型30隻
--
中型空母   雲龍型空母4隻
652GF長官
垢版 |
2020/05/11(月) 22:32:37.80ID:/93+ttZP
>>651
ふぅ・・・おなかいっぱい
これだけ揃えられるなら、そもそも戦争は起こりませんな
あはは・・・
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