古い機体の改造型がメリットがあるのは
その機体がまだ生産中であり製造ラインや部品を大幅に流用できる場合
生産終了してだいぶ経過した機体を再生産したりするのはコスト的メリットがない

例えば今回のF-Xで提案されたF-22改造案は性能的に満たすものがないだけでなく
コスト的にも国内開発案よりも高いと見積もられたのが端的な事例だろう
設計が古いF-22く生産も終了しているF-22を弄り回す提案をしても内容・コスト共に不満足なものしか示すことができなかった

ホークが古い機体ながら改造型の価値があるのは生産中でコスト的メリットを生かせるから
T-4の場合は既に生産終了から10数年経過した機体でありコスト的なメリットを示せないだろう
性能面でも現代の運用には不適合な部分が多く改造範囲が多すぎコスパで新規開発機にも劣ると予想される
T-4再生産案なんてものは政治的な理由でもなければ採用されない

性能・利便性で新規開発に劣りコスト面でライセンス生産に劣る機体案は採用される見込みがない