ちょっと面白いのは、ブルガリアが中欧同盟側で参戦したことをロシア皇帝は予想しておらず、
ルーマニアが協商側で参戦したことをドイツ皇帝は激怒している。
戦前、オーストリア皇帝はドイツ皇帝への書簡で、
ブルガリアのフェルディナンド国王は大丈夫だろうが、ルーマニアのフェルディナンド国王は私はまだ信用できない、としていた。
皇帝フランツ・ヨーゼフが有能かどうかは別にして、二人の若い皇帝よりは肝をなめている。