インド洋作戦で英海軍を決戦に引きずり出すとしたら、日本側が攻略船団を伴っている場合でしょうね。
 空母部隊の一過性の攻撃なら史実同様にかわして地上施設の損害はあとで復旧した方がベターでしょう。マルタのように継続的に何千トンもの爆撃を受ける訳ではありませんし。
 その割に史実ではハーミスと重巡2隻が逃げ遅れたのは痛手でしたが。

 もっとも英軍としても最悪の場合セイロンへの日本軍上陸を敢えて許すという戦略もアリです。
 セイロンはインド本土から支援が可能なのに対して日本側は基地機で支援することが困難。
 英海軍が一定の戦力を保持する限り上陸してしまった日本としては無視もできず、
かといって太平洋方面にも機動部隊は必要とされます。
 戦えば勝てそうな相手でも決戦に応じてくれなければ対処に困る。

 またインドにはセイロン以西にもボンベイやカラチといった主要港が存在するので、
セイロンの港が失われカルカッタ航路まで使用不能となったとしても英連邦の経済に致命傷にはならないのです。