イギリスは1908年にインビンシブルの2砲塔を旋回俯仰揚弾をすべて電動化し、復座を空気及びバネ式にしたが、
しばしば作動不良を起こし、また高価でもあったので失敗と見なされ第一次大戦までにすべて水圧に改造された。
当時の日本もこれに倣って水圧機構になってる。
この頃の艦砲が基本イギリス設計であり14インチも16インチも機構がイギリスと同じになるのは当然だろう。

米独は第一次大戦前には電動式になっているが、こちらも電動機の出力が低い時代なので水圧と比べ優れるとはまだいいがたい。