前スレ958.959.へ
>砲弾構造と材質や炸薬の進歩で一発の威力も昔とは大違いになってるって話 
>そらまぁWW1とWW2の間でさえ 隔絶した威力の差やからなぁ

ところで戦前の日本戦艦は砲弾の更新が遅かった。満州事変の頃はまだWW1当時の砲弾のまま
この砲弾が米戦艦の装甲鈑に命中すると
元海軍軍務局大佐・石川信吾氏によれば「猫が爪でひっかいたほどの痕」が付くだけとか

巡洋艦以下はもっとひどくて弾庫が空っぽの重巡も多かった。予算不足のため。
よく日本の新鋭重巡隊が、満州事変の日米戦争の危機を抑止したと言われているが、本当に戦争になったら大変困る状況

それで石川大佐が政府に働きかけ、予算三千万円を獲得して、何とか九一式徹甲弾を揃えることに成功した。
 長門の主砲弾の価格は1930年で砲弾と装薬を含め一発1372円