T-4の歴史をザックリ振り返ってみよう

まずT-33の後継機になる中等練習機に関する研究が始まったのが1975年
そして国内開発が決定して設計スタートしたのが1981年
試作機であるXT-4が初飛行したのが1985年で量産初号機が登場したのが1988年
そして実際に前任機であるT-33と交代を開始したのが1990年
研究開始から実際の運用開始まで15年の歳月を要したことになる

T-7Aにしても構想を練り始めたのは2010年
サーブと提携して設計開始したのは2013年
初飛行したのが2016年で次期T-Xの勝者になったのは2018年
そして運用開始予定は2023年

結局は練習機と言えども構想を練り始めてから運用開始まで13〜15年必要だということ
仮にT-4後継の構想を練るのを今から始めるにしても運用開始できるのは2033〜2035年だということ
実際には全く構想すら練っていないので2030年代後半でさえ間に合わない可能性大

つまりT-4後継機国内開発の可能性は絶望的だ