>>830
JT-Xの必要時期はT-4の残寿命次第だが、現時点でT-4の正確な残寿命がわかる公式資料は確認されていない
「T-4は延命措置もなく運用を継続していることから、DI値はまだ低く、後継機の検討までには猶予があるということだろう」と林元空将は述べており、やろうと思えば海自P-3Cのように機齢延伸事業を行うこともできる

納税者に説明できるかどうかはトータルコスト次第
専用高等練習機を教育体系に入れる事が肯定されるには専用高等練習機のトータルコストが「節約分」を下回る必要がある
「節約分」=(MT過程卒業後にATないしLIFTを経てから戦闘機のコスト−複座戦闘機を代用ATまたは代用LIFTとして使うコスト)×パイロット養成数
であるため、肯定されるかは空軍の規模(所要パイロット養成数)等による
「ぜいたく品」たる専用高等練習機と違い複座練習戦闘機は実戦機としても期待できる

今後も教育体系において複座練習戦闘機を使うか専用高等練習機を使うかは今行われている検討次第だが、F-3の複座練習機型は林元空将が名指しする通り蓋然性のあるもの