第249突撃砲旅団は西ベルリンのシュパンダウの森にもどり、ソ連軍の守備する橋を奪う
ソ連砲兵に四方八方から撃たれながら旅団はゆっくりとすすんだ

シュパンダウ郊外でソ連の強力の部隊に遭遇、正面からの突破は不可能と判断
旅団は二手に分かれてすすんだ
ヤシュケ大尉のひきいる一手はうまくエルベ川をぬけて自由に向かって脱出した

もう一手の部隊は突撃砲3両、砲塔のない重戦車、3両の装甲車をもってすすむ
最後の突撃砲部隊
ローアバッヒャー曹長、某k少尉(もはや氏名が確認できない)ドアマン曹長の三台は
3000人のドイツ将兵がつきしたがい自由に向かって脱出を試みた
脱出戦闘でk少尉はソ連戦車の集結地点をみつけて急襲、11両を全て撃破し全滅させる
かれらはテッツィンにたどりついた

ここで高地からソ連の重砲をあびてk少尉の突撃砲は吹っ飛び、装填手だけが助かった
がのこりは戦死を遂げた。二番目のドアマン曹長も被弾、ローアバッヒャー曹長が助けようと
前進し損傷を受ける。ドアマン曹長の車は乗員が全員戦死

ローアバッヒャー曹長はもはやこれまでと判断、突撃砲を捨てる
搭乗員3名とともに逃走、ローアバッヒャー曹長と仲間はエルベ川をぬけてついに自由
を得たのである・・

これが帝国首都防衛に死力をつくした第249突撃砲兵旅団の最後であった